遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

雪の林道

2009-12-27 22:15:20 | アウトドア
今日27日と29日は飛べるんじゃないかと予想してましたが、昨日の予報が東北東5メートルの追い風だったので、山歩きの道具だけもって獅子吼に向かいました。昨夜のうちに長流さんにもらった水筒を今日こそ使おうと思って、洗っておいたのですがそのせいで忘れてきてしまった。これがケチのつき始め。

国道から焼き肉屋の角を曲ると獅子吼エリアが眼前に・・・吹き流しが垂れてる!しまったぁぁぁ~、俺のグライダーうちに置いてきた!!
しょうがないので、カメラと手袋と無線機をリュックに詰めてゴンドラで山に入った。テイクオフでは2~3人のフライヤーが準備している。風は無風から弱い追い風。飛べる!
翼のない僕にはどうしようもないので、売店でパンと温かいミルクティーの缶を買ってゲレンデに出た。そのままゲレンデの端を南に下りて行こうとしたが、深いところでは太ももまで足が刺さるくらいの積雪であえなく撤退。せめてスカイ獅子吼の公園内だけでも歩こうとしたがこれも無理。結局、獅子吼テイクオフ後ろのベンチで隣のスクールのパイロットのフライトを眺めながらパンを食べる羽目に。パンを食べ終えてゴンドラで下山。下の林道くらいなら歩けるだろうと考えました。最初のうちは足首くらいの雪の深さだったけど考えは甘くて、結局はふくらはぎくらいまでの深さになった。ゆっくりゆっくり一歩ずつ雪の深さを確かめながら足を運ぶ。ヘルニアで痛む左足に細心の注意を払いながら。一人で歩く白い林道はひたすらに静か。自分の前に歩いた生き物は二頭のカモシカ。遠くにせせらぎの音が聞こえる。たった一度だけ大きな音で驚かされたのは、山鳥の羽ばたきだけ。まあ、彼も僕に驚かされたんだろうからお互い様だ。こういう世界にどっぷり自分を沈めることが出来るから山歩きはいいんだよね。ただ、正直スノーシューは欲しかった。子供の頃はそういう贅沢品なんか存在さえ知らなかった。今度雪の林道歩きをする時は買って行こうと思う。
山を下りて獅子吼のランディング場にもどる途中で赤毒さんと遭遇。午後2時だったが、もうサーマルソアリングの条件は終焉を迎えていて続々とパイロット達が降りてきていた。そしたら高Mさんが登場。セイモアスキー場の帰りだったそうな。「いやあ、こんなに雪がいっぱいあるのに飛ばんでもいいよ」と柔らかな笑顔でおっしゃってらしたが、絶対嘘だ。飛べたら飛んだはず♪

獅子吼を離れてテルメ金沢で温泉♪ たっぷり体を温めてすっきり出来ました。この後、研究所に出て仕事をしたんですけどね。(笑)

本日のお酒:萬歳楽 生元純米(『元』は酉編に元)
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