齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

オレゴン&ワシントン州への地味な旅:39年前の写真と旅行プランが出てきた。

2023-06-17 23:05:56 | アメリカ西部
「そういえば」と思い古いアルバムを押し入れの奥からから引っ張り出した。

あるある1984年、カリフォルニア赴任時にオレゴン州とワシントン州を旅行したときの写真と旅程。

7月3日(火)業務終了後の18時10分にサンノゼを出発し、カリフォルニアの北端、サンノゼから232マイル(371キロ)先のレディングのキャンプ場に23時15分に到着。テントは張らずに車中泊。

この頃は旅行に夢中で、金曜日の夕方、業務終了後ほぼ毎週移動してどこかに行っていた。北に行くときは先ほどのレディング、南に移動するときはLAの手前くらいまでその日のうちに行っていた。

7月4日(水)ポートランド近くのカスケードロックにキャンプ。コロンビア川沿いのキャンプ場で蚊が多くて閉口したのを覚えている。ただ、夜涼しくなると蚊はぴたっといなくなった。この日の走行距離465マイル(744キロ)。東京から岡山くらいの距離だろうか。当時のキャンプ場(テントサイト)の料金は8ドル10セント。現在は32ドルで4倍。それでもホテルに比べれば格安。

<当時の旅行計画書。今も同じような書き方で計画書を作成。ただ、上手そうなレストランやファーマーズマーケットなどネットで情報を拾えるので書き込む情報量が増えた>


7月5日(木)Mt.Rainier国立公園を経てギグハーバーまで。走行距離361マイル(578キロ)。当時、持っていた車はシボレーの小型車。日本車の小型車に比べると馬力がなく、山道では止まってしまうのではないかと何度も心配した。この時点で日本の自動車技術は米国を抜いていた。

7月6日(金)ギグハーバーからオリンピック国立公園を経てオレゴン州のウイーラ。走行距離408マイル(653キロ)。この日からワシントン州、オレゴン州の海岸を走り、道端の野草の花々がきれいだった印象が残っている。しかし、『アメリカ48州(アラフォー女のひとり旅)を車で回ってみた』(幻冬舎、アベマリコ著)によると、このあたりでエアガンで撃たれたとのこと。幸いフロントガラスにヒビが入っただけで済んだが、実弾だったら・・・・・。

7月7日(土)ウイーラのホテル前の鏡のように穏やかなラグーンを覚えている。そこからオレゴンコーストを南下し、カリフォルニア州のクレセントシティまで移動。走行距離317マイル(507キロ)。美しい海岸や砂丘などの写真が残っているが、記憶の奥から出てきたのはアザラシの住む洞窟、シ―ライオン・ケーブ。

<セピア色になりかけた写真>


7月8日(日)クレセントシティからレッドウッド国立公園を経てサンノゼに帰宅。走行距離404マイル(646キロ)。以前、紹介したバナナスラッグという巨大なナメクジがいるのがレッドウッド国立公園あたり。猿の惑星のロケ地としても有名。
<人間、気持ち悪いものを見ると食欲がなくなることを発見>


6日間の走行距離を合計すると2185マイル(3496キロ)。一日平均583キロ。毎日、東京~大阪のチョット先までを毎日、走ったことになる。長距離トラックの運転手になれる。とにかく米国の自然が見たい一心。スタミナもあったようだ。

今、計画中の旅行の総走行距離は、1820マイル(2912キロ)。15日間の長旅で一日当たりの走行距離は121マイル(194キロ)。年齢相応の距離になっている。

サラリーマンではなくなったので時間が自由に取れるようになったのは大きなメリット。健康で収入さえ続けば、当分、旅行はできそうだ。

<旅行計画作成にあきたら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)>
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オレゴン&ワシントン州への地味な旅:オレゴン州の気候に合わせて服を準備

2023-06-11 01:13:18 | アメリカ西部
オレゴン州は緯度的には北海道と同じ位置にあり、州都のあるセーラムが稚内とほぼ同じ位置にある。

よって、ポートランドは稚内の少し北寄りに位置することになる。では、この時期、どのような服装で行けばよいのか。

昨年、カナダのバンクーバーで雨の日に凄く寒い思いをした記憶がある。

まず「オレゴン州への地味な旅」の主要な宿泊先となる予定のポートランド、ニューポート、ベンドの6月11日の予想最高・最低気温を見てみよう。

以下、地名、最高気温(℃)、最低気温(℃)の順
ポートランド 24 、 13
ニューポート 16 、 8
ベンド 26、 10

ポートランドはコロンビア川沿いにあるオレゴン州最大の都市で、海岸線より約60マイル(約100キロ)ほど内陸に入っている。北はワシントン州の山々、西側はコースト山地、東側はカスケード山脈に囲まれており盆地のような構造になっている。ちなみに、南側はコースト山地とカスケード山脈に挟まれた地形が200キロ近く続く。

ニューポートはオレゴンコーストの中心都市、といっても人口は1万人程度。寒流が流れているため夏でも20度以下と考えた方がよい。この寒流はサンフランシスコ、LAと流れ、サンフランシスコを霧の町として有名にした。サンフランシスコは夏でも気温は低い。LAはサンタモニカやラグナなど有名なビーチが多いが、海水の温度は低く普通は泳がない。

ベンドはカスケード山脈の東側、標高1100メートルのところにあるリゾート地。その標高と山の中にあることから軽井沢をイメージしていたが、むしろ乾燥地帯、砂漠に近い気候のようだ。年間降水量は300ミリ弱、7月は11ミリ。雨の心配はいらない。

以上から、オレゴンコースト移動中は上着が必要。寒がりのカミさんは、薄めのダウンが良いだろう。それ以外の場所では、日本の夏と同じ服装で大丈夫。

ひょっとしたら一番寒いのは飛行機の中かもしれない。ブランケットは貸してもらえるが、羽織るものを持参しよう。



<ベンドはここまで乾燥していないようだが、さらに内陸に行けばこんな感じかな。写真はユタ州)


<旅行計画作成にあきたら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)
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オレゴン&ワシントン州への地味な旅:難聴者用の部屋(Hearing Accessible Room)

2023-06-04 10:13:01 | アメリカ西部
オレゴン&ワシントン州への旅行に向け、ホテルを検索していると「難聴者用の部屋」(Hearing Accessible Room)というのが出てくる。

実はカミさんが補聴器を使っている難聴者なので、より快適に旅行ができればと思い調べてみた。

では、「難聴者用の部屋」(Hearing Accessible Room)とはどのような部屋なのか?ネットで調べると・・・・

1. TDD (Telcommunication Device for the Deaf)が備え付けられている。TDDについてのWikiはこちら。
小さなディスプレイが付いたタイプライターあるいはキーボードのようなもので実際に見ないと分からない。
音声に変換されて出るのか?今は携帯電話やPCのメールが代役を担っているかと思う。現地で確認要。

2. Visual fire with strobing light(ストロボライトを用いた火災通報)
これは安全上必須。火災だけでなく竜巻等の避難警報発令の際にも役立つ。

3. Doorbell flasher(ドアベルを鳴らすと灯が点滅)
母が加齢により難聴となった際に、4とともに妹の自宅で採用。結構役立つ。我々の旅行では使うことはないと思う。

4. Phone ringing flasher(電話の着信を知らせるランプの点滅)

5. Closed Caption on the TV(いわゆる字幕)
日本のTVでも字幕は増えている。また、Netflix等の配信サービスも字幕が充実している。英語の勉強にもなる。

6. Phone volume(電話の音量(おそらく通常よりも大きくできる))
現地で確認要。

7. Bed shaker for waking up with clock(目覚ましを設定すると、音の代わりにベッドを振動させる)
これも現地で試してみる。

私では気づかない便利さがあるかもしれない。少しでもカミさんが快適に過ごせれば。



<武蔵野散歩しながらホテルの一室でTVを見ている「老夫婦」を想像する。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)

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オレゴン&ワシントン州の旅:レンタカーの話。Thriftyは安いが。

2023-05-27 15:12:09 | アメリカ西部
米国の旅を電車やバスだけで行おうとすると行き先が限定される。大都会のNYやSan Franciscoになる。LA]は広すぎて無理。

今回のオレゴン・ワシントン州の旅で言えば、シアトルやポートランドだけならば可能だが、オレゴンコーストなど自然を楽しみたい場合は車が必須になる。

レンタカー会社の代表はAVIS(エイビス)とHertz(ハーツ)。代表的な米国企業と契約しており、私がK社の社員のときはAVISを使い、I社のときはHertzを使っていた。

ここ10年は個人旅行でもAVIAを使っていたが、物価が高い米国を旅行するにあたり、もっと安いところはないかと調査。

価格は後ほど表示するがThrifty(スリフティ)がどうも安そう。この会社はHertzの子会社。

ユニクロとGUの関係のように何か仕組みがありそうだ。

100%確かではないが、Thriftyの料金には、事故を起こしたときに含まれる保険が含まれていない。

そんな車を米国人が借りるの?と思ったが、自家用車にかけた保険がレンタカーにも適用される仕組みがあるのだそうだ。

なるほどそういう人向けのマーケットがあったのだ。だから、日本には支店がない。

という訳で、Thriftyは諦め、今回は使ったことのあるHertzに申し込むことにした。

・シアトルからポートランドへの移動1日

 エコノミークラスの車で$182.13(25,498円。以下、1ドル140円で計算)
  (Thriftyの場合、同じ車で$118.99。16,659円)

・ポートランドからシアトルまでの10日間

  エコノミークラスの車で$522.39(73,135円)。一日あたり$52.2(7308円)となり大分お得。

いずれの場合もJAFのメンバーシップ割引15%が効く。

また、以下の保険が含まれる。

・LDW:車両損害補償制度
・LIS:追加自動車損害賠償保険
・PAI:搭乗者傷害保険
・PEC:携行品保険

昨年、AVISで借りたときは、それぞれの保険を選択でき、PECは入らなかったが、今回はパッケージになっていたので入ってみた。

PECは車上荒らしなどで荷物が盗まれた場合の保険。確かにアトランタでPCショップに入っている間に、すべての荷物を盗まれたことがあった。

ガソリンは満タンにして返す必要はない。走行距離は無制限。

エコノミークラスの車のガソリンタンクは9ガロン(1ガロンは約4リッター(正確には3.79リッター))。

税制の相違によりガソリン価格は州によって異なり、オレゴン州の場合は約4ドル/ガロン。140円/リッター(1ドル140円で計算)となり、日本よりも若干安い。

車の燃費は30MPG。走行距離2000マイルを予定。ガソリン代は3万7千円を予定。

為替が円安に振れているので費用は上振れ。

でも、この機会を逃すと次は来年。GO!しかない。

<2000マイル(3200km)のドライブ。付き合ってくれるカミさんに感謝。写真は昨年のカナディアンロッキー>


<武蔵野散歩しながらコロンビア川沿いをドライブする自分を想像する。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)
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オレゴン州・ワシントン州の旅:ハワイ経由の飛行機は夜到着

2023-05-20 21:09:57 | アメリカ西部
先週の続きで飛行機の話。

ハワイのホノルル空港で束の間のワイハ気分を味わった後、国内線でシアトルに向かう。

ホノルルとシアトルの時差は5時間。飛行時間は約4時間。13時に出発する飛行機がシアトルに着くのは22時。

シアトルの空港はSEATAC(Seattle、Tacomaの両市の名前から作った造語)とよばれ、シアトルの南、タコマの北にある。

空港からシアトルのダウンタウンまでライトレールという電車で30~40分。電車賃は3ドルと安い。

しかし、電車を降りてからホテルまで歩くのはいかがなものか。夜は人通りが少なくビル街は危険だ。

カミさん曰く「二人なら大丈夫」。大丈夫ではない。一人なら走って逃げられる可能性もあるが、二人では無理。そもそも銃を突き付けられたら終わり。

となると空港からタクシー。料金はチップ込みで約50ドルとのこと。そもそもタクシーはいるだろうか。フィリピンのようにタクシーが危険ということはないが。

翌日の予定がシアトル市内のパイクプレースマーケットやパイオニアパークなどであることを考えると空港近くのホテルに泊まり電車で往復するのが一番経済的だ。

そして翌々日は空港でレンタカーを借りてポートランドへ移動。

という訳で空港近くのホテルに2泊。ホテルと空港の間はシャトルバス。

ホテルまでは1キロ未満で歩くことは可能だが、やはり夜は歩かずにシャトルバスを利用する。

さて、レンタカーはどこの会社にするか。

<シアトルにはどんな景色が待っているのか。写真はバンクーバー>


<武蔵野散歩しながらオレゴンコーストを想像する。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)
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オレゴン州・ワシントン州の旅。飛行機はどうする?

2023-05-14 09:52:13 | アメリカ西部
飛行機のチケット予約は、いつもHISかエアトリ。価格はほとんど変わらないが、片方の会社でチケットがなくても、もう一方の会社で入手可能なこともある。

他の格安チケット会社では、何かトラブったときが心配。例えば、会社が倒産。

成田・羽田からオレゴン州ポートランドへの直行便はなし。以前はあったが、コロナの最中に消えたらしい。

ワシントン州シアトルへはデルタ航空の直行便はあるが、今から6月、7月、8月の便を予約するのでは、価格が高いか、売り切れかのどちらか。

中国の航空会社の安いチケットはまだなく、今、一番安いのはハワイアン航空。次がアシアナや大韓航空。仁川空港で韓国料理を行き帰りに食べられるメリットがある。

ハワイアン航空のシアトル直行便はなく、ハワイのホノルル経由となるが、それも悪くない。乗り継ぎ時間を長めにとって、ハワイの雰囲気を味わおう。

米国カンサス州出身で、最近、ハワイアン航空を利用したという知人のR氏によると以下のようなメリットがあるという。

ハワイ行きの便は、ほとんどの人がハワイで降りるため、LAのように乗り継ぎ場所が混むことはない。なるほど。

また、ホノルル空港のWeb Siteを見ると、ハワイアン航空はターミナル1を占有。同じターミナル内での乗継になるため空港内をうろちょろせずに済む。

という訳で、ハワイアン航空を利用することに決めた。「アロハ~」空港でロコモコ丼でも食べてハワイの気分を味わおう!

<こんな感じの景色がまもなく見れるか?写真はカナダ>


<武蔵野散歩しながらオレゴン州の山々を想像する。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)
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オレゴン州・ワシントン州、どこもホテルは高い!

2023-05-06 13:39:57 | アメリカ西部
この連休中は、旅行先をオレゴン州とワシントン州に絞って、旅行計画を作成。

具体的な訪問先、滞在先も見えてきた。

ホテルはBooking.com等で調べているが、米国出張時に滞在することが多いビジネスパーソン向けのホテル、例えば、Holiday Inn Express、Hampton Inn、Fair Field Innクラスで一泊4万円前後。

この下のクラスのTravelodge、Best Westernでも3万円台(場所によっては4万円台)。

更に安いホテルを探ると8千円~1万7・8千円が相場のモーテルあるいはそれに近いホテルが出てくる。

米国の場合、「安い」イコール「治安が悪い場所にある」「古い・汚い」が一般的なので泊まれない。

また、部屋のドアが駐車場等の建物の外の空間とつながっているタイプ、すなわち、昔から映画やTVで見ているモーテルと同じ作りのところはやはり安心できない。

<いわゆるモーテル。手前の車は別のホテルの車。客の入りも異なる>


そうなるとやはり選択肢は、Holiday Inn Express、Hampton Inn、Fair Field Innクラスとなる。

米国の物価は高いと分かってはいたが、ホテル代が想定より高く、完全に予算オーバー。

アメリカ人の立場になると、逆に、「日本は超安~~い!」となるね。

1万円台でも清潔で安全なホテルに泊まれる。カプセルホテルだって超安全。

やはり日本はいい。

だが、刺激を求めて米国に行く!

<これはユニバーサルスタジオ。本物のモーテルではない>


<武蔵野散歩しながらオレゴンコーストを想像する。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)

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米国旅行が好きになったのは?

2023-04-30 12:01:17 | アメリカ西部
元日本IBM社長椎名武雄(しいな・たけお)さんが19日に亡くなった。



1975年に45歳で日本IBM社長に就任。70年代、通産省(現経済産業省)の保護政策で力を付けた富士通、NEC、日立など国内メーカーに対抗し、日本IBM独自の販売・開発体制を敷き「日本化路線」で対抗した。87年に売上高一兆円を達成し、89年には初めて、米IBM副社長に就任した。

私が日本IBMに入社したのは1977年。六本木に本社を構えてはいたが、新規採用の決定権がなく、米国IBMの承認待ちの状態が続き、採用が決まるまでいらいらした記憶がある。

椎名さんの言葉で一番、思い出に残っているのは、「Sell IBM in Japan. Sell Japan in IBM.」

外資系にいる方なら心に響くのではないだろうか。

日本政府の保護政策の中で、富士通等にどう対抗し売り上げを伸ばしていくか。

日本国内での会社としての認知度のの低い中で、どう良い人材を取っていくか、など悩みは深かったと思われる。

一方で、IBMの中で日本という国の実力を売ってくれたのが椎名さん。

製造拠点ばかりでなく研究所、さらには基礎研究所も日本に作ることができ、椎名さん自身も米国の副社長になった。

そんな椎名さんを10年くらい前だが、二子玉川の「つばめグリル」でお見掛けした。お孫さん、曾孫さんと一緒のようであった。

私が米国旅行好きになったのは、IBMのお陰。

海外出張や家族帯同でカリフォルニアに赴任させてもらい、旅行も含め米国生活を満喫させていただいた。

椎名さんのご冥福をお祈りする。

<赴任当時に住んでいたサンノゼの家。いまもそのまま残っているが、恐らく価格は4倍に。>
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オレゴン州ポートランドに何がある?

2023-04-23 10:02:13 | アメリカ西部
オレゴン州ポートランドと書いたのは、東海岸のメイン州にそこそこ大きな同名の港町があるため。間違えて検索しないように。

さて、先週「この二州(オレゴン州とワシントン州)だけを回る場合は、シアトルとポートランドが起点になる」と書いた。

オレゴン州の人口は、424万人。東西640km、南北580kmのやや横長の地域に東京都の豊島区(233万人)と中野区(220万人)を合わせたくらいの人が住んでいる。

ポートランドは、オレゴン州の最大の都市で人口は64万人。我が町、調布市(23万人)の3倍程度。



では、ポートランドに何があるのか。

カリフォルニア州のサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフ、LAのディズニーランドやハリウッド、サンタモニカのような観光名所はない。

私の目に入ったのは、ファーマーズマーケット。月・水・土・日曜日と頻繁に開催され、新鮮な野菜や果物、ソーセージやチーズなどが売られているとのこと。

バンクーバーのファーマーズマーケットを思い出すが、こちらの方が規模は大きく、開催回数も多い。

<バンクーバーのファーマーズマーケット>






ポートランドに金曜日に入り、土日のどちらかをファーマーズマーケット見学に当てよう。

ホテルもキッチン付きにすれば、新鮮な野菜などを使った料理も可能だ。

ただし、旅行中の料理当番は、カミさんではなく私。キャンプをやったときからそのようなルールになった。

レンタカーを借りれば、コロンビア川渓谷やマウントフッド(オレゴン州最高峰)への日帰りドライブも可能だ。

では大事なチェックポイント。治安はどうだろう。『地球の歩き方』によると「女性の一人歩きも安全」とある。

しかし、在ポートランド領事事務所の資料を見ると「本当?」という気になってくる。(←ここにデータ)

2021年ポートランドの殺人事件は、88件。コロナで不況だったこともあるかもしれないが、前年比54%増。

ちなみに、この数字は人口が約20倍の東京都の殺人事件件数83件(2021年)に近い。

すべてが報道されていないだけで東京でもこのくらい事件はあるが、人口比で考えると安全と言われているポートランドでも東京より「かなりヤバい」

ちなみに東京の窃盗の件数は2,786件。ポートランドは24,247件で約10倍だ。

という訳で、安全と言われるポートランドでも、危険な地域に入らない、人通りの少ない場所には行かない、夜間は出か掛けないなど、注意が必要だ。

<武蔵野散歩しながらオレゴンコーストを想像する。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)

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シアトル & ポートランド。直行便と乗り継ぎ便の航空券の価格に相違あり!

2023-04-16 10:41:15 | アメリカ西部
カミさんのご要望によりLA、サンタバーバラも加え、「LA~サンタバーバラ~サンフランシスコ~北カリフォルニア~オレゴン州ポートランド~ワシントン州シアトル旅行」に変更になった旅行計画。

オレゴン州・ワシントン州を研究しているうちに、両州の見どころの多さと気候・地形の変化に気付き、この二つの州だけをゆっくりみるのも良いと思い始めた。

オレゴンコーストの美しい海岸線やピュージェット湾(Puget Sound)の複雑な地形や島々。

クレーターレイク、マウントレニエ、カスケード国立公園や1980年に大爆発したセントへレンズ火山国定公園などののある山岳地帯。

そしてジョン・デイ化石層国定公園のある内陸部の乾燥地帯。昨年行ったカナダのバッドランドに似た地形もあり。

<カナダのバッドランド。オレゴンのジョン・デイ化石層国定公園も恐竜の化石が発掘されており楽しみ>


この二州だけを回る場合は、シアトルとポートランドが起点になる。現在、東京(成田または羽田)から直行便があるのはシアトルだけ。

一番、安い直行便は、デルタ航空(HISで調査)。以前、座席前のテーブルが斜めに傾き、食事がしにくかったといういやな思い出がある航空会社。

6月17日渡米、6月30日帰国で調べてみると、

6月17日1605羽田発、同日0910シアトル着、帰りは6月30日1115シアトル発、翌日1115羽田着で465,080円(大人二人)

内訳は、航空券295,600円、諸税158,480円、その他11,000円。

シアトルからポートランドまでは170マイル。車で3時間。シアトルで一日二日過ごしたのちのレンタカーで移動すればよい。

ちなみにシアトル乗り換えで、飛行機でポートランドに向かった場合はどうか。

その場合は、上記と同じ日付で、行き羽田~シアトル(1135発)~ポートランド(1241着)、帰りポートランド(0730発、アラスカ航空)~シアトル(0809着)~羽田となり、費用は423,980円、安くなった!

物価の高いアメリカでの旅行。4万円の差は大きい。二泊分のホテル代になる。

同じ日付で行きはポートランド、帰りはシアトルからにするとその中間の441,780円となった。

以前は中国の航空会社もあり、一旦、北京に飛んで、そこから米国というのが一番安かった。

時間はかかるが、北京空港でうまい中華を味わえ、なにより一回の旅行で二か国いったことになるのが良かった(単なる自己満足)。

韓国のアシアナ航空や大韓航空も仁川経由の便があり、以前は安かったが、現時点ではデルタ航空よりも割高。

という訳で、まだ、カミさんの了解は得ていないが、カリフォルニアを除き、オレゴン・ワシントン両州のみの可能性も出てきた。

<ここクレーターレイクはオレゴン州なので行きますよ!>


<ワクワクしすぎず武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)

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オレゴン州ポートランド。官能小説であらたに研究?

2023-04-09 11:24:18 | アメリカ西部
先週書いたようにクレーターレイク国立公園からポートランドへの行程はいくつかの選択肢があり、行く時期の予算と時間(例えばも仕事をしていないとか)によるであろう。

ポートランドについては、下記の記事を読み返してみた。コロナ真っ盛りの2020年5月30日に記事である。

ポートランドでの過ごし方はおおむね下記の赤字部分のとおりになるであろう。

また、ポートランドとシアトルを舞台にした小説を読んだのでご紹介。

それは全世界で1億2500万部以上売れた3部作のベストセラー小説のうちの一冊『GRAY』(ジェイムズ,E.L.著)。

ラブストーリではなく官能小説、と書くとご批判もあるかと思うが、Amazonでの評価はかなり高い。



英語の勉強にと読み始めたが、ビジネス書よりも知らない単語が多く、自分の英語力にかなり偏りがあることを発見してがっくり。

また、主人公のグレイは、大金持ちなので、運転手付きの車やヘリで移動、超高級ホテルへ滞在。

貧乏旅行の計画立案にはまったく役立たかなった。

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本や映画でカミサンポ:『Shoe Dog 靴にすべてを。ナイキを創った男』で、オレゴン州からカナダ・カルガリーまで

ピークが過ぎて届いた「アベノマスク」、いまだ申込用紙さえこない「10万円」。政府の対応のまずさには呆れました。しかし、爆発的な感染が起こらずに非常事態宣言を解除できたのは、長い歴史の中で培った日本人の気質によるもの、近頃珍しく誇りに思った。

そんな「日本人であることを誇りに思う物語」が隠されているのが、『Shoe Dog 靴にすべてを。世界最高のブランド ナイキを創った男』(フィル・ナイト著、大田黒奉之訳、東洋経済)である。タイトル通り、ナイキの創業者フィル・ナイトの自伝である。



「Shoe Dog」とは、靴の製造、販売、購入、デザインなどすべてに身を捧げている人間のこと。靴の商売に長く関わり懸命に身を捧げ、靴以外のことを何も考えず、何も話さない。そんな人間のことである。

この物語には日本の靴メーカーの「オニツカ」と商社の「日商岩井」が出てくる。オニツカについては良くは書かれていないが、オニツカや他の日本のメーカーから靴づくりを学んだことは明らかだ。商社日商岩井は財政面でフィルを支援した。しかも、現地社員が個人で大きなリスクを取って。詳細は本に譲ろう。フィルとその社員は、今でも交流があるという(サラリーマンは涙腺が緩むと思う。NHKでも特集を組んでいたので、それも是非)。



ナイキの本社は、オレゴン州の北、ビーバートン(Beaverton)にある。近くには全米住みやすい街の常連ポートランドがある。コロンビア川を渡って北に進めばMicrosoftがあるシアトル。更に北に進めばカナダのバンクーバー(ポートランドの北にもワシントン州のバンクーバーがある)。

現時点では飛行機の運行予定は変わってしまったが、以前計画したときは、デルタ航空のダイレクト便でポートランド到着。ポートランドで地ビール三昧、ビーバートンのアウトレットでショッピング、Mt.Hood、Mt.Rainier国立公園そしてNorth Cascade国立公園で自然を満喫、シアトルの市場でシーフードを食べ、そしてバンクーバーで締めのショッピング、と回るプランであった。



最新の計画では、更に足を延ばしてバンクーバーから、カナディアンロッキー、さらに恐竜の化石が出るアルバータ州カルガリー郊外のバッドランドが最終目的地。砂漠というと米国のユタ州やアリゾナ州を思い浮かべるが、カルガリー郊外にも感動的なバッドランズが広がるようだ

実際に行く場合は、まず、カルガリーに飛び、バッドランズを満喫。残りの時間でオレゴンを目指すことになるであろう。

さて、カミさんが喜びそうなところが、カルガリーあるいはエドモントンにあるか。カミさんから許可をいただくには、そこを調べないと。。



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<旅行計画に行き詰ったら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)、『ダ・ヴィンチ』に載ったね。>
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オレゴン州のクレーターレイク国立公園、何故、今まで行かなかったのか?

2023-04-02 08:15:42 | アメリカ西部
英会話の勉強にと見続けたNETFLIXのドラマ「ヴァージン・リバー」。


デートはユーリカで、という場面があることから、レッドウッド国立公園やユーリカのある北カリフォルニアのコースト山脈の田舎町が舞台設定。

美しい景色がたびたび出てくるが、実際の撮影場所はカナダのバンクーバー近郊とのこと。

さて、レッドウッド国立公園の次に向かうのは、クレーターレイク国立公園。まだ、行っていない西海岸の国立公園の一つ。

何度か近くのフリーウェイを通っていたが、興味が沸かずスルーしていた。その理由は、同じカルデラ湖の北海道の摩周湖と似ており新鮮味がないから。

<クレーターレイク>


<摩周湖>


「クレーターレイクと摩周湖との類似性」について調べようとしたところすでにガイドブックにあったのでご紹介。

        クレーターレイク     摩周湖
最大水深       592m        212m
透明度         37m         23m
周囲の長さ      42km         21km
面積        52.3km2       19.6km2
湖面標高       1881m         351m
誕生       約7700年前      約7000年前

この湖を一周して様々な方向から湖を眺めてみようと思うが、一番、行きたいところはクレーターレイクロッジ。

一年前から予約が必要。実際、やってみたが、満室。ホテルの予約ページにも「一年前から予約要」と書かれていた。

ここのカフェでコーヒーとスイーツを買い、パティオで湖を見ながらカミさんとのんびり、というのがよさそうだ。





クレーターレイク国立公園の先は、海岸線に出て101号線でオレゴン・コースト沿いに北上しするか、フリーウェイの5号線でポートランドに行くかの二通りを考えている。

山が好きな方は、クレーターレイクのあるカスケード山脈の東側を北上するコースもある。

ちなみにオレゴンコーストに出るだけでも約160マイル(約240キロ)はある。


映画「キンダーガーデン・コップ」(アーノルド・シュワルツェネッガー主演)の舞台となったアストリア(Astoria)に向かい、そこから東に進んでポートランドに向かう。



オレゴンコーストは州立公園が連続してあり、キャンプをしながら最低3日はかけて移動したい。

一方、5号線の場合は一気にポートランドに行く。途中、ユージンやセイラムなど大きな町があるが、見どころはない模様。

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<旅行計画に行き詰ったら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)、『ダ・ヴィンチ』に載ったね。>

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レッドウッド国立公園とビッグフットそれとビッグな・・・・・・

2023-03-25 16:48:16 | アメリカ西部
FBで「職場近くのランチが1000円超」と言ったら、カリフォルニア在住の知人から「へえ~、日本も千円超えたか。こちらはサンドイッチが15ドル、税金とチップで20ドル」と返事が来た。

だとすると、カミさんとカリフォルニアに行くと、サンドイッチが二人で40ドル、ざっくり日本円で5千円!たまらんな~。

という訳で旅行中の食費削減対策:

①昼ご飯をぬくためホテルの朝食(朝食付きのホテルに宿泊が必須)を遅めにいただき満腹以上に食べる。
②おやつ用にホテルの朝食コーナーからバナナやマフィンなどをいただく。コーヒーもポットを持参し入れる。
③晩御飯は日本からカップヌードルや登山用(非常食)ライスなどを持参。

う~ん、現地のものが食べられないと旅の楽しみ半減。

さて、前々回、北カリフォルニアのユーリカまでの話をしたが、ここまで来たのはその先のレッドウッド国立公園・州立公園に行くため。

セコイアの一種、レッドウッドが生い茂る国立公園。その高さは100メートル前後というから、30階から35階建てのビルに相当する。

レッドウッドはサンフランシスコ近くのミュアウッズ国定公園やサンタクルツ近くの山中などにもある。

映画「猿の惑星・創世記」の最後にサルが高い木に登りサンフランシスコを見渡すシーンがあるが、その高い木がミュアウッズ国定公園のレッドウッド。

ちなみにレッドウッド国立公園や州立公園は、映画「スターウオーズ」のロケ地の一つでもある。

また、この辺りにはビッグフットという巨人伝説もある(実際には全米で目撃されているUMA(未確認動物))。



ビッグフットは伝説に過ぎないが、実際にいるビッグなものはこれ。





バナナスラッグ(Banana Slug)と呼ばれるナメクジの一種。ナメクジと言っても最近は知らない子供もいるかもしれません。

1984年にレッドウッド国立公園でキャンプし、早朝、テントから出ると黄色い生き物がぞろぞろと地面を這い回っていた。

最初は何か分からずじっと見ると巨大なナメクジ。

自分自身、精神的なショックを受けたらしく食欲が急激に減退したことを覚えている。

という訳でこれも旅行中の食費削減対策:

④気持ち悪いものをみて食欲を減退させる。


バナナスラッグは、この国立公園に限らず西海岸の湿気の多い森にはうようよいるらしい。

<旅行計画に行き詰ったら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)、『ダ・ヴィンチ』に載ったね。>
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カリフォルニアの話に飽きてきたので東部の話。『ヒルビリー・エレジー』の著者ヴァンスのその後?

2023-03-19 09:47:32 | アメリカ東部
以下は、2020年6月27日の記事。

紹介した『ヒルビリー・エレジー』の著者、J.D.ヴァンスは、2022年の中間選挙ではオハイオ州から上院選に名乗りを上げ、ドナルド・トランプの支持も得て5月3日の予備選で共和党候補になり、最終的には、民主党候補のティム・ライアンを破りオハイオ州選出の上院議員となった。

「ヒルビリー」から上院議員、これもアメリカンドリームだね。

米国西部の旅行計画だけでなく、ノースキャロライナ、サウスキャロライナやアパラチア山脈中心の旅も研究中。

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アパラチア山脈を舞台にした本・映画の3部作の最後は、『ヒルビリー・エレジー』(J.D.ヴァンス著、関根光宏・山田文訳、光文社)。副題は「アメリカの繁栄から取り残された白人たち」。



私たちが映画やTV番組で見かけるアメリカは西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコ、東海岸のニューヨークやボストン、フロリダ、たまにシカゴ。IT関係の仕事がらみであればマイクロソフトやアマゾンのあるシアトル、FacebookやGoogleなどがあるかつての半導体メーカーの拠点シリコンバレー、映画関係ならロサンゼルス。すべて西海岸の町である。東海岸は金融関係ならウォールストリートのあるニューヨーク、政治がらみならワシントンDC、アカデミズムならボストン。

著者のヴァンスは、ラストベルト(錆びついた工業地帯)と呼ばれる地域の一つオハイオ州ミドルタウンで生まれ育った。そして、アパラチア山脈の炭鉱の町、ケンタッキー州ジャクソンが、祖父母や親せきと過ごすことが多かった心の故郷とのこと。高校卒業後、海兵隊に入隊、除隊後オハイオ州立大学、イエール大学ロースクール卒業。現在はシリコンバレーで投資会社の社長を務める。サンフランシスコ在住。

<さて、ジャクソンはどこ?>


ラストベルトの製鉄所や自動車工場がある地域には1950年代、アパラチア山脈の小さな町から仕事を求めて多くの若者、家族が移住。工場労働者の中流階級の町がつくられた。ヴァンスが生まれ育った町は、シンシナティとデイトンの中間にある「ミドルタウン」。製鉄会社アームコを基幹産業にする労働者の町。かれらは「ヒルビリー(田舎者)」と呼ばれている。

<本当に中間にあるからミドルタウン>


この本は、なぜアパラチア山脈やラストベルトに白人の貧困層が生まれ、彼らがどう考え、広い意味で文化を形成していったかが分かる。その彼らがトランプを大統領にした。トランプ大統領誕生は、偶然やラッキーで誕生したのではなく必然であった。

最後にオハイオ州とケンタッキー州の旅行の話。

オハイオ州にはエリー湖の畔、クリーブランド近郊にChuyahoga Valley National Parkがある。オハイオ州に行くのなら、「エリー湖湖畔のドライブ+この国立公園」を目的に行くべき、行くしかない、他に何もない。

ケンタッキー州にはMommoth Cave National Parkがある。洞口が延々400マイル以上つながっている世界最大の洞窟。洞窟のどこまで入れるか、その手段、など事前調査が必要。

私がもっと興味があるのは、Land Between the Lakes N.R.Aだ。どうやら長年にわたるミシシッピー川の蛇行の結果生まれた土地のようで、自然が豊か。こんなところでキャンプをしながら、地元でしか手に入らないような地酒の「バーボンウィスキー」をちびりとやりたい。

<Land Between the Lakesという国立保養地>


<旅行計画に行き詰ったら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)、『ダ・ヴィンチ』に載ったね。>
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アメリカは給料が高くていいなぁ、それに比べて日本は。でも・・・・・・

2023-03-12 10:03:17 | アメリカ西部
今から40年前の12月、家族皆でカリフォルニア州サンノゼに赴任。

当時、私は入社5年目のIBMのエンジニア。赴任期間中は米国IBMの同職位のエンジニアとの給与の差額を毎月、現地でもらえるとのことであった。

正確な数字は忘れたが、その差額で一軒家を借り、毎週末、旅行をしてもまだおつりがきた。それだけアメリカのエンジニアの給料は高かったのだ。

今も米国人の給与は高そうに見える。一方、日本人の給料は、この30年間まったく変わらず!

ところが最近見たCNBCの番組、「Why Americans feel so poor」そのYutubeはこちら)によると米国人の給与も、この50年間でわずかに16%しか上がっていないという。

一方で家の価格は1.9倍、大学野授業料は2.54倍になっているとのこと。

いわゆる中間層というのは「世帯収入」が53,000~160,000ドル(716~2160万円)の層(定義はいろいろあるが)で、全世帯の約半分に相当する。

100,000ドル(1350万円)くらいが中央値というから、日本よりもはるかに高いが、40年前の印象からすると米国人の給与は変わっていないのかもしれない。

しかし、大学・大学院・博士課程で溜まった学費ローン、高い医療費をまかなう高い保険料、車社会なので一人一台の車のローン、家のローンなどの返済、子供の学費、インフレの影響・・・・・などなど日本よりも出費は大きいようだ。

よって、米国の中間層は貧乏に感じ、お金の問題がかなりの心的なストレスになっているとのことであった。

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さて、そんな米国を見るべく「LA~サンタバーバラ~サンフランシスコ~北カリフォルニア~オレゴン州ポートランド~ワシントン州シアトル旅行」の続き。

海岸線のルート1に入りユーリカに向かうことを考え、ナパではなくサンタ・ロサに泊まることにした。この辺りもワイナリーは沢山ある。

サンタ・ロサから12号線、116号線で西に向かえば33マイルでルート1に出られる。

そこから約130マイルほど美しい海岸線を北上。更に101で94マイルでユーリカ(Eureka)だ。



計257マイル。時速40マイルとして約6時間半のドライブ。

途中のステートパークで休憩したりランチの時間を入れても18時ごろには(ユーリカのHPは⇒)ユーリカに着ける。

夏時間で20時頃までは明るいので多少遅れても安全だ。

ユーリカに連泊して、カーソンマンションやビーチ、レッドウッド国立公園等を見るか、連泊せずに移動するか、その辺りも検討しよう。

<1884年建設着工のカーソンマンション。本来、「マンション」とはこのような大邸宅のこと。>


<旅行計画に行き詰ったら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)

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