最初からバス旅を考えていたわけではありません。タオルミーナへは鉄道、バス、レンタカーおよびその組み合わせで行くことができます。もう一つ言えばイタリア本土から飛行機でカターニアまで行き、そこからバスまたは鉄道も。もちろん、パレルモを旅程の初めに入れた時点で、この行き方はなし。
アメリカとカナダで、地球2周以上したとはいえ、イタリアは道路事情が異なります。特に街中は、大通りではバイクやスクーターが反対車線からはみ出してくる、車が車線の跨いで運転する、車線がないところは勝手に2列、3列になる、特に信号待ちでは3列が多い、駐車場が少ない、などなど。また、オートマチックを予約すれば借りられるとはいうものの、マニュアル車が中心のヨーロッパ、万一、土壇場で、「お客さん、オートマがありません」と言われたら計画が狂ってしまうと考えて、レンタカーは諦めました。
鉄道にしろバスにしろタオルミーナに行くには、2通りの方法があります。一つは、パレルモ~メッシーナ~タオルミーナと島の北側と東側の海岸にそって移動するコース。もう一つは、島の中央を斜めに移動するパレルモ~(エンナ)~カターニャ~タオルミーナと移動するコースです。インターネットで鉄道とバスの時刻表をチェック。鉄道は、列車の種別により、パレルモ~メッシーナが2時間40分から4時間、料金は27から33ユーロ。パレルモ~カターニアが3時間半から5時間半で料金は33から51ユーロ。どちらも1時間に1本程度運転されています。タオルミーナの町が丘の上にあるため、鉄道で行った場合は、駅からバス、または、タクシーになります。はたして、バスはタイムリーに来るか、タクシーはまっているか。『地球の歩き方』では、バスが満員で1本見送った話が出ていました。
バス、イタリア語ではブルマンは、パレルモ~メッシーナが3時間弱(料金14ユーロ)、1日に7本運転。パレルモ~カターニアも3時間弱で1日9本運転。どちらもSAIS(サイス)というバス会社が運航。SAISは、イタリア国内の主要都市を結ぶ、日本の高速バスのようなものです。カターニャ~タオルミーナ、メッシーナ~タオルミーナ(4.3ユーロ)は、Interbusが営業しており、こちらは日本の路線バス。1時間に2本程度運航されています。ちなみに、英語に対応していないホームページ、資料が多いので、翻訳機能を使いながらの調査になりました。
結局、行きはバスでパレルモ~メッシーナ~タオルミーナ、帰りもバスで、タオルミーナ~カターニャ~パレルモと移動することにしました。バスの方が目的地のタオルミーナまで問題なく移動できそうです。
並行して調べたのは、バスターミナルの位置とチケットの入手方法です。結論を言うとパレルモからのバスは、中央駅に向かって左側を線路に沿って少し行ったところにあります。バス乗り場の少し手前にチケット売り場があります。バスのサービスエリアでの途中休憩はないので、トイレはここですませましょう。
前置はこれくらいにして、さて、移動当日の朝の話に戻ります。ホテルのチェックアウト時に、タクシーを呼んでもらうとほんの2~3分でタクシーが到着。中央駅まで移動。反対車線から飛び出してくるスクーターが邪魔です。でも、警察も止めないようです。
駅はこんな感じ。電車が到着すると少し賑わいますが、そうでないときはスカスカです。プラットフォームへはこのとおり誰でも入れます。トイレは勿論ありますが、有料です(小銭必要)。
線路の横を進むとバス乗り場。
少しぶらっとしてみました。この写真が結構気に入っています。
ここがバスのチケット売り場、兼、待合室。非常にきれい好きな若い清掃員がいて、トイレを汚した年配の旅行者を怒っていました。
怒られた旅行者は、「何であんな奴に怒られなければいけないんだ」(と言っていたような)と怒鳴っていました。
バスは時間通りに来ました。荷物はバスの荷物室に自分で入れます。出発までの間に盗まれるのではないかと少々心配しましたが、とにかく人が少ないので変なことをする人がいれば目立ちますので大丈夫なようです。
バスの後ろに同じバス会社のバンが来て何かやっていました。どうもバスの調子が悪そうです。ちなみにバスはメルセデス。
何とか直り、10分遅れでGoひろみ。
車窓風景です。ようやく広くて青い海が見えました。
山の上の町も、この島には多い、しかも崖、ぎりぎりまで。水やトイレはどうなっているのか。職場のIさんに聞くの忘れました。
メッシーナの町。豪華客船も停泊していました。
高速道路はスカスカ。ほぼ予定通りメッシーナ中央駅に到着。さて、ランチにするか。
次回は、メッシーナ~タオルミーナ+タオルミーナのカミサンポです。
アメリカとカナダで、地球2周以上したとはいえ、イタリアは道路事情が異なります。特に街中は、大通りではバイクやスクーターが反対車線からはみ出してくる、車が車線の跨いで運転する、車線がないところは勝手に2列、3列になる、特に信号待ちでは3列が多い、駐車場が少ない、などなど。また、オートマチックを予約すれば借りられるとはいうものの、マニュアル車が中心のヨーロッパ、万一、土壇場で、「お客さん、オートマがありません」と言われたら計画が狂ってしまうと考えて、レンタカーは諦めました。
鉄道にしろバスにしろタオルミーナに行くには、2通りの方法があります。一つは、パレルモ~メッシーナ~タオルミーナと島の北側と東側の海岸にそって移動するコース。もう一つは、島の中央を斜めに移動するパレルモ~(エンナ)~カターニャ~タオルミーナと移動するコースです。インターネットで鉄道とバスの時刻表をチェック。鉄道は、列車の種別により、パレルモ~メッシーナが2時間40分から4時間、料金は27から33ユーロ。パレルモ~カターニアが3時間半から5時間半で料金は33から51ユーロ。どちらも1時間に1本程度運転されています。タオルミーナの町が丘の上にあるため、鉄道で行った場合は、駅からバス、または、タクシーになります。はたして、バスはタイムリーに来るか、タクシーはまっているか。『地球の歩き方』では、バスが満員で1本見送った話が出ていました。
バス、イタリア語ではブルマンは、パレルモ~メッシーナが3時間弱(料金14ユーロ)、1日に7本運転。パレルモ~カターニアも3時間弱で1日9本運転。どちらもSAIS(サイス)というバス会社が運航。SAISは、イタリア国内の主要都市を結ぶ、日本の高速バスのようなものです。カターニャ~タオルミーナ、メッシーナ~タオルミーナ(4.3ユーロ)は、Interbusが営業しており、こちらは日本の路線バス。1時間に2本程度運航されています。ちなみに、英語に対応していないホームページ、資料が多いので、翻訳機能を使いながらの調査になりました。
結局、行きはバスでパレルモ~メッシーナ~タオルミーナ、帰りもバスで、タオルミーナ~カターニャ~パレルモと移動することにしました。バスの方が目的地のタオルミーナまで問題なく移動できそうです。
並行して調べたのは、バスターミナルの位置とチケットの入手方法です。結論を言うとパレルモからのバスは、中央駅に向かって左側を線路に沿って少し行ったところにあります。バス乗り場の少し手前にチケット売り場があります。バスのサービスエリアでの途中休憩はないので、トイレはここですませましょう。
前置はこれくらいにして、さて、移動当日の朝の話に戻ります。ホテルのチェックアウト時に、タクシーを呼んでもらうとほんの2~3分でタクシーが到着。中央駅まで移動。反対車線から飛び出してくるスクーターが邪魔です。でも、警察も止めないようです。
駅はこんな感じ。電車が到着すると少し賑わいますが、そうでないときはスカスカです。プラットフォームへはこのとおり誰でも入れます。トイレは勿論ありますが、有料です(小銭必要)。
線路の横を進むとバス乗り場。
少しぶらっとしてみました。この写真が結構気に入っています。
ここがバスのチケット売り場、兼、待合室。非常にきれい好きな若い清掃員がいて、トイレを汚した年配の旅行者を怒っていました。
怒られた旅行者は、「何であんな奴に怒られなければいけないんだ」(と言っていたような)と怒鳴っていました。
バスは時間通りに来ました。荷物はバスの荷物室に自分で入れます。出発までの間に盗まれるのではないかと少々心配しましたが、とにかく人が少ないので変なことをする人がいれば目立ちますので大丈夫なようです。
バスの後ろに同じバス会社のバンが来て何かやっていました。どうもバスの調子が悪そうです。ちなみにバスはメルセデス。
何とか直り、10分遅れでGoひろみ。
車窓風景です。ようやく広くて青い海が見えました。
山の上の町も、この島には多い、しかも崖、ぎりぎりまで。水やトイレはどうなっているのか。職場のIさんに聞くの忘れました。
メッシーナの町。豪華客船も停泊していました。
高速道路はスカスカ。ほぼ予定通りメッシーナ中央駅に到着。さて、ランチにするか。
次回は、メッシーナ~タオルミーナ+タオルミーナのカミサンポです。
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