精神科病院の精神療養病棟に入院している人達の多くは早食いです。
「長期入院者はどうして早食いなのか?」
ということについてお話していきたいと思います。
人間以外の犬や猫といった動物は、「食事」を単に肉体や精神機能を維持するための
栄養補給をする行動でしかありません。
ですから、食事の前になると興奮し喜びはしますが、人間のように、技巧や味付け、盛り付けに拘った食事をする必要はありません。
また、それをしたことで味が増し加わることもありません。
食事をとると、消化吸収のために横になって休みます。
精神病院では薬物療法として「向精神薬」を処方されます。
向精神薬とは「脳機能に影響を与える薬品」のことです。
その「向精神薬」の中に、興奮を鎮静させる作用の強い、「抗精神病薬」(アンチサイコティックドラッグ)というものがあります。
代表作と呼ばれるのが、クロルプロマジンで、殺虫剤や殺鼠剤として使われていた、コールタールから抽出した有機リン酸を原料とした薬剤があります。
1952年、フランスのローヌブランという製薬研究所で、マウスに投与したところ、刺激に対する反応が減ったということで、「精神機能が鎮静する=幻覚妄想という異常機能が抑制されたのではないか」勝手解釈し、精神病患者に投与された事が始まりだと言われています。
興奮性や多動性が収まることが治療と呼ぶらしいですが、動物と植物は違うので、人間も含め動物は動いてなんぼ、脳を働かせてナンボの生き物です。
鎮静させることと、異常行動を減らすことが繋がるわけがありません。
単に、人間性を奪うだけなのです。
そういったクロルプロマジンを発祥とした抗精神病薬を内服し続ける事で、人間性がどんどん失われていきます。
それこそ、「人間らしさ」と呼ばれるような脳機能がどんどん削がれていくのです。
実際、真面目に薬物療法をやって、廃人のようになってしまい、1日寝たきりになってしまう人もいるくらいです。
身の回りのことが自分でできなくなってしまう人もいるのです。
薬物療法で認知症になってしまいます。
その状態まではいかないにしても、抗精神病薬によって、精神機能つまり脳機能はどんどん損傷されていくので、複雑に物事を考えられなくなります。
これを統合失調症の陰性症状などと言いますが、本当に人格が崩壊していくのは、入院してから、つまり薬物治療を開始してからばかりです。
精神医学では、薬剤性と隔離拘束された拘禁症状による、治療失敗を、さも「疾患の症状」として、都合よくすり替えているのです。
薬漬けで理性が奪われ何度も逮捕される人、まともに社会生活できなくなっていく、薬物依存症の有名人をイメージしてもらえば良いでしょう。
そして、人間らしさを奪うことを目的とした薬物療法により、残されるのは「本能的欲求」しかありません。
「食欲、性欲、睡眠欲」と呼ばれるものです。
これは求めることは、人間だけでなく、他の動物にも生命維持するために最低限必要な能力として備わっています。
逆に、脳機能を低下させ、「食べる事、寝る事」だけを喜びにさせることができれば、効率よく、収容した人間を管理することができます。
では性欲はどうすればいいのか?となったとき、病棟を男性病棟、女性病棟と分けることで問題解決するのです。
そして、抗精神病薬(有機リン酸)は女性なら月経異常、男性ならED,無精子症となり高プロラクチン血症の影響で女性化乳房になることもあります。
抗精神病薬の長期投与によって男性が女性化してしまうのです。
種がなくなり、畑だけになってしまうのです。
化学的去勢を行うことで、残された動物の3大欲求を制御可能とするのです。
私たち人間の本能とは単に3大欲求を満たすことだけなのでしょうか?
精神科病院では年間5万人が退院します。
その中に2万人の死亡退院、不慮の事故(自殺)も含まれています。
RAPTブログ(https://rapt-neo.com/)では、霊魂の本能、霊的な欲求が存在することを教えてくださっています。
『RAPT有料記事160(2017年4月3日)なぜ人間の霊魂は、神様の御言葉を聞くことによって成長することができるのか。https://rapt-neo.com/?p=42925』
自殺とはまさに霊的欲求が満たされていない状態が続き、その苦痛から逃れるために、自死を選ぶのかもしれません。
私たち人間の脳機能(精神機能)に、
①肉体の持つ本能(3大欲求)
と、目に見えない
②霊的欲求
が影響を与えていることを精神医学は語りません。
解剖学生理学を中心として人間を単に物質として理解をしてきた現代医学では解決できない限界がきています。
精神的苦痛には霊的欲求を満たさない限り、本当の意味で解決することができないのです。
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