1920~30 年代のアメリカを一世風靡した、古いジャズ・オーケストラのスタイルを私たちなりに再現しようという、『カジュアル・コンサート』と銘打った自主公演のコンサート。昨日でした。
セッティングを終えて、何やら指示を出すリーダー阿部寛。最前列上手(かみて)のリード・セクション席。アルト・サックス、テナー・サックス、クラリネット、バス・クラリネットのほか、フルート、Cメロ・サックスまで並びます。
下手(しもて)にはハープ、ストリングス・セクション席。奥に打楽器群。ディーガンのビブラフォン、チャイム、小太鼓、大太鼓など時代的サウンドに欠かせないヴィンテージ・コレクションが並びます。
ゲネプロ(本番直前練習)の時でないと正面からは撮れないので・・。
フル編成のほか、色んな編成の曲があります。
黙々と縁の下の力持ちになってくれた指揮者・新井義輝さん。
本番30分前(もう少し早かったかも)開場。客席の雰囲気もまずまずです。
ところが、舞台裏では実は・・。
本人も本番を大変楽しみにしている事をブログでも表明していたベースの小林真人さん、ご家族が倒れられたという連絡があり、ゲネプロ後に急遽降板。今回、主にチューバで参加の加藤人さんに後を託されました。さぞかし残念で後ろ髪を引かれる想いだった事と思いますが、加藤人さんはピンチに立ち向かうファイターで、精一杯立派に代役を務めて下さいました。
さて、本番中、殊に自分も演奏している時は写真撮れませんが、降り番の時にパチリ。
珍しいジャズ・ハープをフィーチャーした”ジャンクマン”に挑戦してくれた大木理恵さん。
装飾音符1音ずつペダルを変える場面もあり、舞台袖で目は釘付けに・・。
コンボ編成で演奏した”フェアウェル・ブルース” で、ジャズ・バイオリンの草分け、ジョー・ヴェヌーティのフレーズを見事に再現した西田史朗さん。
憧れのエイドリアン・ロリーニのビブラフォンとチャイムの妙技を披露した加藤亜依さん。阿部さんを挟んで、右側が加藤人さん。
(チャイム演奏中を写そうとしたら、うしろ姿になっちゃってゴメンネ)
巨匠たちに混じって一歩も引けを取らなかったテナー・サックスとCメロ・サックスの渡邊恭一さん。
見せ場は、まだまだ一杯あったのですが、他は私自身も演奏していたので・・。
60代70代を含むトラディショナル・ジャズの大ベテランから、20代30代の若手ぴちぴちの弦楽器奏者まで、阿部さんが今まで出逢ってきた演奏家たちの中の同志。
仕事としてではなく、マニアックなまでに古いジャズのオーケストラ版にこだわって面白がって集った皆さんの「良い演奏をしたい純粋な気持ち」が結集した快感を味わうことが出来ました。これは、なかなか「あり得ない」シチュエーションです。
そんな中で弾かせて頂いた”ラプソディ・イン・ブルー”。初期のポール・ホワイトマン楽団の演奏を下敷きにして(市販のスコアだけでなく、当時の音源を素に音を加え、尚かつ当楽団編成の人員も考慮した独自のスコアで)この《ABE オケ》ならではの演奏を創れたと思っています。メンバーの皆さん、本当にありがとう!
暑かった今年の夏。いつもの半分にエネルギーを減らされたような中、チラシ作り、チケット作り、曲目相談、新レパートリー作り(2曲加藤亜依さんが担当してくれていました)、リハーサル・・と、約2ヶ月かけて来たものが、打ち上げ花火となって終わりました。
さあ、頭を切り換えて、秋からのシーズンもがんばるゼよ。
セッティングを終えて、何やら指示を出すリーダー阿部寛。最前列上手(かみて)のリード・セクション席。アルト・サックス、テナー・サックス、クラリネット、バス・クラリネットのほか、フルート、Cメロ・サックスまで並びます。
下手(しもて)にはハープ、ストリングス・セクション席。奥に打楽器群。ディーガンのビブラフォン、チャイム、小太鼓、大太鼓など時代的サウンドに欠かせないヴィンテージ・コレクションが並びます。
ゲネプロ(本番直前練習)の時でないと正面からは撮れないので・・。
フル編成のほか、色んな編成の曲があります。
黙々と縁の下の力持ちになってくれた指揮者・新井義輝さん。
本番30分前(もう少し早かったかも)開場。客席の雰囲気もまずまずです。
ところが、舞台裏では実は・・。
本人も本番を大変楽しみにしている事をブログでも表明していたベースの小林真人さん、ご家族が倒れられたという連絡があり、ゲネプロ後に急遽降板。今回、主にチューバで参加の加藤人さんに後を託されました。さぞかし残念で後ろ髪を引かれる想いだった事と思いますが、加藤人さんはピンチに立ち向かうファイターで、精一杯立派に代役を務めて下さいました。
さて、本番中、殊に自分も演奏している時は写真撮れませんが、降り番の時にパチリ。
珍しいジャズ・ハープをフィーチャーした”ジャンクマン”に挑戦してくれた大木理恵さん。
装飾音符1音ずつペダルを変える場面もあり、舞台袖で目は釘付けに・・。
コンボ編成で演奏した”フェアウェル・ブルース” で、ジャズ・バイオリンの草分け、ジョー・ヴェヌーティのフレーズを見事に再現した西田史朗さん。
憧れのエイドリアン・ロリーニのビブラフォンとチャイムの妙技を披露した加藤亜依さん。阿部さんを挟んで、右側が加藤人さん。
(チャイム演奏中を写そうとしたら、うしろ姿になっちゃってゴメンネ)
巨匠たちに混じって一歩も引けを取らなかったテナー・サックスとCメロ・サックスの渡邊恭一さん。
見せ場は、まだまだ一杯あったのですが、他は私自身も演奏していたので・・。
60代70代を含むトラディショナル・ジャズの大ベテランから、20代30代の若手ぴちぴちの弦楽器奏者まで、阿部さんが今まで出逢ってきた演奏家たちの中の同志。
仕事としてではなく、マニアックなまでに古いジャズのオーケストラ版にこだわって面白がって集った皆さんの「良い演奏をしたい純粋な気持ち」が結集した快感を味わうことが出来ました。これは、なかなか「あり得ない」シチュエーションです。
そんな中で弾かせて頂いた”ラプソディ・イン・ブルー”。初期のポール・ホワイトマン楽団の演奏を下敷きにして(市販のスコアだけでなく、当時の音源を素に音を加え、尚かつ当楽団編成の人員も考慮した独自のスコアで)この《ABE オケ》ならではの演奏を創れたと思っています。メンバーの皆さん、本当にありがとう!
暑かった今年の夏。いつもの半分にエネルギーを減らされたような中、チラシ作り、チケット作り、曲目相談、新レパートリー作り(2曲加藤亜依さんが担当してくれていました)、リハーサル・・と、約2ヶ月かけて来たものが、打ち上げ花火となって終わりました。
さあ、頭を切り換えて、秋からのシーズンもがんばるゼよ。