人間はシンダラごみになる・・・的な家風で育った私だが、クリスマスは物心ついた頃から楽しいイベントだったなぁ・・・。
最初の記憶は幼稚園のクリスマス会。真っ赤な衣装に真っ赤な帽子、白い髭のサンタさんがホントウに怖かった!
同じサンタさんなのか否か・・サンタさんは家にも確実にやって来た。これも幼稚園時代、箱の中にナニヤラいっぱい入っていた。 その中のクレヨンで絵を描いた。どんな絵を描いたのかも覚えている。「リボンを付けた女の子」の絵。 「よ~く見てごらん。」と言うアドバイスと褒め言葉。 ソレまで顔?、アタマ付近から手が出ていたけれど、この時以降、キチンと首を描いて肩も描いて手はそこから。 以後、似た絵を描き続けたっけ!! ついでながら、バックもナカナカのもの。 足元はこげ茶色、背景はねずみ色と深緑に色分けした。これも母に褒められた。4~5歳の子にしては渋い、否、シックな色合いだと今も思うが、ココロに闇があった?? いずれにせよ、「褒めること」の為せる業。 が、「褒めるとズに乗る」と解したのか、母に褒められた記憶は殆どない。
楽しんだのは中・高生時代。 もちろんホーム・クリスマス。 母と戦略を練って、父から母へのプレゼントも用意した。 内情は「〇〇デパートの・・・で売っているウグイス色・・今でいうとアボカドグリーン・・・のスカーフ」を所望の母に「お母さん、自分で買ってきて。 私、お父さんに渡すから・・。それから・・・」 そのスカーフ代、どうしたっけ・・・??? ケーキも手作りした。 当時、バタークリームがメイン。 だが、いつも配達してくれる牛乳屋さんにメモを置いて生クリームを注文。 どんな出来栄えだったか記憶にないけれど、「生クリームってやっぱり美味しいわねぇ!」と言い合った。 ローストチキンも作った。 それなりのご馳走を食べながら、父の口から決まってでる話しは「コロンブスは何故アメリカ大陸を発見したか・・・」。
クリスマス前の家捜し・・どこにプレゼントが隠されているか。 弟たちと捜したけど見つからなかった! そしてクリスマスの朝・・・・真っ暗なのにハヤ~ク目覚めて、プレゼントの包装紙を賑賑しく破ったものだ。
サンタになった私、車のトランクに隠したっけ・・・。