続・貧民階級生活日誌Ⅲ

2011-02-13 15:47:04 | Weblog

  晴れ時々雪。

 せっかくの好天も、ずっと引き篭もってFMラジオを聴きながら、本を読んだり絵を描いたりしていた。なぜなら、車に油がない。もうスッカラカンです。今月は多くてあと二回給油せねばならず、また、じわじわ高騰している灯油も二回購入しなければならない。そして、もはや給油もヤバそうな雰囲気なのだ。小銭で給油できるスタンドという心強い救世主のごとき給油所があるので、なんとか乗り越えられそうだが、とにかくヤバい。 なんで彼女つくらないの? とか、 何で結婚しないの? とか頻繁に聞かれる年になったが、それはひとえにこの常日頃ヤバい暮らしのためなのだ。「宵越しの銭は持たねぇ」主義も、そろそろ返上しなけりゃならないかも…。共働きしてくれて、ガッツリ金の管理の出来る女房探さなければなりません…。今時のいい年こいてもなお「女子」とか言ってる連中じゃダメかな。

 と、社会的に敵を増やすような発言は止めなければならない。おお~コワイコワイ 

 ところで昨日の夜、NKHで「無縁社会」討論が行われていたので見たが、全くつまらなかった。なんだか論点がずれて、肝心の無縁社会についての意見が聞こえなかったためだ。すぐに就職先がないとか派遣労働はイカんとかそっちに向いてしまう。そして感じたのが、我が同年代(三十代)も含め、やけに”私は何でこんなことしてるんだろう”とか、”もっと活躍できるのに”とかいった妙な幻想を持っていること。”誰でも出来る仕事なんてやっててどうする”的な考えには正直驚いた。なぜ「食えること」を幸せと思わないのか。

 我々は所詮社会の歯車のひとつに過ぎない。優れた結果を残した偉人達に共通する所は、苦痛に耐え続け、なおも耐えたこと。好きで続けたことなのだ。歯車の一つでも、きちんとした意思を持っていればいいのだ。