2012-01-19 23:44:45 | Weblog

  晴れ。

 福島原発事故が終息に向っているとは現実がまるで見えていない。理想? 逃避行というべきである。たとい廃炉に成功したにしても、被害を被った福島の人たちの復興はそれから更に長い時間が必要なのだ。そういうことがぜんぜんわかっていない。もっとも、だからこそ未だに一般世帯の年収が七百万とか言ってるのだろうが。我が地元青森で七百万なんて額を貰っているのは公務員かよほどの大きな企業の社員だけで、ほとんどは三百万円程度で暮らしている。二百万台なんてザラである。

 今年の就職率は相変わらず低いまま。青森県では高卒の就職はもはや無理という領域に突入している。ますます人材が流出し、そのうち若者は一人もいなくなるのではないか? 農業技術の継承もだが、各産業技術も廃れる一方である。