危機遺産?

2013-10-03 22:44:56 | Weblog

  晴れ。朝晩の冷え込みが厳しい。

 白神山地の象徴であるクマゲラの数が激減しているらしい。何でも原因はやっぱり我々人間にあるそうで、頻繁に行われる工事、無秩序な入山による荒廃、鹿を狩っていたマタギ文化の消失などが主となっているとのこと。観光客を呼ぶために乱暴に開拓し、絶え間なく続けられる工事による騒音、その観光客もマナーの悪さが目につく。今ならまだ何とかなるそうだが、乱暴に開拓するのが好きな青森県民にそんな事言っても無駄です。自然遺産から危機遺産に変更した方がいいのでは? いっそ居なくなった方がいいかも知れない。そうすればトキのように目が覚める。

 入山規制、劣化した樹木の間引き、草地を食い荒らす鹿狩り、そういう対策よりも、そもそも根本的に大事に守らなければならないという心が必要なのだ。荒廃してからでは遅い。