避けなくとも良い

2019-01-02 16:50:55 | 読書、書物

  雪、時々晴れ。

 今日も一日中、おとなしく過ごしてました。そのお陰かルーシー・モード・モンゴメリ著「赤毛のアン」を読み終わりました。

 どちらかと申せば女性向けの作品で、男が読むなんて軟弱だと避けてましたが、読んでみると面白かったです(笑)。モンゴメリさんは子供だけでなく、大人達の観察も大分している印象です。夢見がちで何かにとハラハラさせるアンが成長してゆく様を見守る、マシュウとマリラ兄妹の描写が良かった。内気なマシュウが何かにと世話焼いたりしようと努力する様子、一見そっけないマリラがアンの長い空想話を黙って聞いた後に発する一言なんか微笑ましいです。やっぱり、名作ですね。

 立て続けに「アン」シリーズと行きたいところですが、あまり連続で読み続けるとだれてしまいますので間に「江戸川乱歩全集」を挟みました。挟みましたが、例によって少年探偵団物の連続で同じような展開に飽きます。飽きますが頑張って読んでます(笑)。全集の方でも構成をもうちょっと考えて、間にいわゆる普通の探偵物とか、乱歩独特のエログロ作品を混ぜるとかした方が読みやすいでしょうね。頑張って読んで、短い正月休み中に読破の所存。

 さて、ウォーキング行って来ま〜す