完成を見られるか

2019-01-08 22:45:35 | Weblog

  晴れ。所により、雪又は曇り。十キロ圏内で天候が大幅に変わっている。

 先日放送された、サグラダ・ファミリア特番を見ました。アントニ・ガウディ氏が残した資料はスペイン内戦によって消失、今は断片的情報をなんとか解釈しながらの工事らしいです。解釈、なので当然作り手の主観が入る訳ですが、製作者側には相当の重圧がのしかかっているんでしょうね。それにしても、内戦で貴重な資料を焼いてしまうなんて本当にどうかしてる、としか言いようがありません。悲しいというか虚しい。

 教会の完成はなんと、2026年を予定しているそうで、どうやら生きている内に完成を見届けられそうです。以前(二十年ほど前)は、完成まであと百年はかかる、なんて言われていたので解析も進み、作業は一気に進んでいるんでしょうね。楽しみなので、なんとかそれまでは生きていたいと思います。ガウディが計画した壮大な教会建築、意匠としては意図通りに出来ているのかは今となっては分かりませんが、急ぐ必要はないという彼の意思を汲み取れば死後も続く建設工事は意図するところなんでしょうね。

 明日はもっといい仕事をしよう。

 建築とは無関係ですが、画材を発注しました。べらぼうな出費になるので懐には痛すぎるのですが、これがないと絵が描けませんので気前よく、節約しつつ、買います(笑)。