晴れ。雨天予報だったが、結局一日晴れていた。とんでもなく暑い一日だった。
仕事はそれなりにこなしています。慌ただしい山場は突破したので早めに撤収し、ウォーキング。もともと汗かきなのに暑いし、しかも運動しているので水でもかぶったように汗をかいてしまいます。速乾ジャージの導入を検討中。
悲劇のニュース。コロナの感染拡大に伴い、毎年恒例のグループ展が休止になってしまいました。一般社会には大した影響はないでしょうが、当事者としましては残念です。でも仕方ありません。早くこの事態が終息してくれることを切に願います。東京に絵を見にいけませんしね。
そんな今日この頃、「世界文学全集 第二十七巻 ヘッセ」を読み終わりました。六月半ばからなので、概ね一ヶ月半かかってゆっくり読んでいたことになります。ま、ゴルゴ13ばかり読んでいたせいなんですが(笑)。
この巻には、ヘルマン・ヘッセ作、「郷愁」、「車輪の下」、「デーミアン」、「童話」、そして詩が二編収録されています。「郷愁」で驚いて、「デーミアン」は更に驚き。良かったです。なんの変哲も無い素朴な少年が学校に入って放蕩、というパターンが続くのですが、突飛な何かが起こるでもないのに読めるのです。「デーミアン」は感動しました。こういう作品を紡げる作家がいるんですね。また別の作品を購入して読んでみたいと思います。小説にはあまりに不向きな主人公たちがどうなるのか、気になって読み進めるというパターンは他の作品もそうなのでしょうか。作家ご本人の経験が鏡のように映し出されているとか。
次は三島由紀夫文学館で販売されている「三島由紀夫詩集」を。詩はあまり得意とは申せませんが、挑戦してみます。
暑さで寝苦しく、昨夜はあまりよく眠れませんでしたので今夜はこの辺で