晴れ。夏が戻ったような感じ。ただ、あのジリジリ焼かれる異常な暑さと、蒸し蒸しとした湿度は無い。
日本のコロナ感染拡大はもはや手遅れの状態ではないかという懸念が生じます。青森県もまた七十名以上の新規感染が発表され、どんどん包囲網が狭まる圧力を感じさせます。東京ではもはや医療を受けられず、自宅で重症化していくだけの様子。さんざん出かけまくって感染したなら勝手に消滅して下さい、となりますが、気をつけていて貰ってしまった方々が気の毒。もっと気の毒なのは、コロナ以外の病気なのに、治療を受けられない状況に陥っている人たち。ワクチン二回接種、PCR検査(検査有効期間を設けること!)実施者には何か優遇措置を設け、そうで無い連中は行動制限を課すくらいの厳しい措置が必要な状況かと思います。これはもうダメですね。日本沈没。
沈没寸前の日本ではありますが、とりあえず職場でのクラスター等感染拡大はありませんので粛々と仕事をしていました。そんな中、お昼休みに少しづつ読んでいた、佐藤弓生著「うたう百物語」を読み終えました。百物語なので、百の不思議だったり不気味だったり怖かったりする極短編に、うたが添えられていると言う構成。どんな本か分からず、ただ装丁に惹かれて購入したのですが、意外と楽しめました。次は池田晶子著「41歳からの哲学」を読みます。
昨日、谷崎潤一郎著「痴人の愛」を読み終え、ナオミの邪悪さに浸って一夜明け、次に読む本を書棚から物色し、川端康成著「舞姫の暦」を読みこととしました。これは昭和五十四年に発行された版です。昔の本は箱付きで美しいです。
明日は中途半端な時間に車のオイル交換に行かねばなりません。その他の時間はゲージツ活動と、模型製作などなどじっとして過ごす所存です