マイクロメーター導入

2021-09-24 16:57:44 | バイク:モーターサイクル

  雨後晴れ。午前中はあまり良く無かった天候ですが、昼頃から晴れ始めました。けっこう涼しい。

 消化しなければならない夏休みを無理矢理確保し、今日はお休み。午前中はお猫様のお食事、フェラリアの薬などを購入しに動物病院へ行き、ついでなので工具屋さんへ立ち寄ってマイクロメーターを購入してきました。購入したので帰還後、早速作業開始です。

 

 まずはカムを取り外します。なんとも面倒なタペットクリアランス調整です。

 

 シムを計測。シムには厚みが表示されていますが、摩耗しているためなのか表示よりもやや少ない厚みでした。無事に四枚共に計測。あとは計算して、必要なシムを発注するだけです。とりあえず、仮組みして閉じておこうとしたのですが、今度はカムギアがぴたりと治ってくれません。こういうものなのか? カチッと収まらないと、どうも気分が悪いです。メンテナンスマニュアルにもその点の記載は無し。ケガキ線の位置を確認しながら締め付けてね、という程度の記載。??? 不明です。

 計測が思ったより簡単に終わったので、ついでにトライアンフTR6/SSのグリスアップを決行しました。面倒な作業を少しでも片付けておけば楽なので。

 

 まずは重要ポイントである、スイングアームのグリスアップ。ここを怠る方がけっこういるようなのですが、こんな簡単な作業をなぜやらないのでしょう? 謎です。

 

 レバー類もグリスアップ。ご覧のように、疲れ切ったグリスがあらわになりました。清掃して新しいグリスを充填します。ちなみに、私が一緒に走っている、又は行った先で見かける、多くのというよりはほぼ全てのバイクでここをきちんとグリスアップしている方を見たことがありません。大抵はレバーがガタガタになって特に悪いとぎゅぎゅっと変な渋い音がしている始末。なんでこんな簡単なメンテナンスを怠るのかは私には分かりかねますが、ま、そういうものなのでしょう。ここはバイク屋さん(トラヴィス・サイクルズさん)が送ってきた際のグリスアップの状態を見ておいていたので、そのまま真似してずっと維持しています。

 

 スッキリきれいなブルーグリス充填です。これだけで面倒ごとが生じる可能性が少しは減りますし、レバーのがたつきも軽減できます。昨年、大きな故障に見舞われた際はやや動揺して怒ってしまいましたが、今となっては思い出話。あちこちオイルも滲んできていますが、そんなもんだと完全に割り切り状態。むしろオイルが漏っていないと違和感を覚えるくらいです(笑)。ある意味開眼した状態かも。とにかく、マメにメンテナンスして維持していく所存です。今日のメンテナンスはここまで。

 バイク小屋を片付け、少し模型を製作しました。これからウォーキング行ってきます