晴れ。灼熱の太陽が戻って来ました。一度冷やされたおかげか、異常な暑さではありませんでした。常時汗だくにはなりませんでしたからね。
毎日四十ページ弱の美術特集冊子(西洋、日本各五十)を見ていますが、どうしても良さが分からないテーマもあったりします。今日はまた、その一つに当たりました。毎回、何とかかんとか理解しようと目を凝らして眺めるのですが、二十年間眺めても今以てわかりません。それが「やまと絵」。日本人らしからぬ発言ではありますが、分からないものは分かりません。何がいいの? なんだかお土産屋さんに売っている工芸品のように見えてしまいます。名作、とされる日月山水図屏風は特に何が名作なのか理解出来ていません。時間の流れを一枚の……、なんて解説を読んでも、「へぇ、そう」という程度。あと二十年すれば(生きられたのなら)、ひょっとしたら理解できるかも知れません。若い頃にはまるで関心のなかったり興味のなかったりしたものが、唐突に良く見えたり聞こえたりしますからね。
まだ火曜日なのですが、今週はすでに疲れました。何とか持ち堪えたいと思います