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桐箱の紐の結び方

2019-02-18 22:46:30 | お茶、ぐるめ

  晴れ。一日、よく晴れた。雪解けが進んで除雪が悪い住宅街などの道路は最悪の状態。と、いうかクロカンじゃないのに、その手の車が圧倒的有利な状況です。

 今期放送中のNHKの夜ドラ、「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」の、ゾンビと大して変わらないぼうっとする連中がいる傍らでやったこともない作業を四苦八苦しながらやるのは苦痛です。夕方頃に打ち合わせのため、お出かけしましたが、バカ〜の群れも鬱陶しいものの、まだソッチの方がマシかも。……いや、五十歩百歩か……。

 早急に撤収し、ドラマ見てだらっと過ごしました。そのだらっと過ごしている間に、例のブツが到着(笑)。熊本にトライアンフTR6SSを見に行った際に成田空港で見かけてそれ以来、焦がれた品です。

 

 「油滴天目抹茶碗」。コンセプトは名匠・名工でないと作れなかった茶碗を、手軽に楽しめるように、という強い意気込みを感じるものでした。

 

 ……無駄に布面積が広い写真ですみません。抹茶碗はご覧のように整った外観をしています。空港で見た通りだ(笑)。

 

 これで抹茶をいただくのが実に楽しみです ( ^∀^)

 余談ですが、桐箱に結ばれていた組紐、この結び方にも作法があります。そういう、はっきり言って”いちいち手間暇かかって面倒な”ことをいいもんだと思えなければなりません。日本って、畳のヘリは踏んではダメとかいろいろ暗黙の作法がありますね。そういう文化を大事にしないとこの国には未来がないようにさえ思えます。まずは自国の文化、伝統でしょう。と、エラそうなこと言いますが、自国の文化にあまり詳しくない私です……。実に情けない


張りにくすぎる

2019-02-17 18:22:15 | 絵画鑑賞、創作

  晴れ後曇り。

 昨夜サボって片付けなかった雪を始末し、巨大に成長した屋根のつららともサヨナラしました。その後はキャンバスの製作で、届いた木枠を組み立て、ロールキャンバスを裁断。天気が良かったので幾つか張りました。ケチり過ぎのギリギリ裁断のために張りにくいのなんのって……。はじっこがよれてしまうので何とかピンと張ろうともがきましたが、プライヤーで引っ張れないためどうしようもありません。キャンバスを張る皆さん、ケチり過ぎも度を超えればただのアホです。せめて木枠から五ミリくらいは出るように裁断しましょう……。四苦八苦しつつ、なんとか張ります。それにしても一時間ほどで五枚くらいしか張れないとは、意外と手間がかかりますね。

 午後からは車のオイル交換などでお出かけ。切れていたテールランプの球も交換しました。髪がだいぶ伸びてきたので、空いていたら散髪しようと思い立って床屋さんへ立ち寄ると、今日は意外と空いていました。床屋さんと、懐かし駄菓子話で盛り上がり、散髪も完了してベストを追加しようと、こちらも思い立って服屋さんへ寄ると、今日はイベント出店のためお休み、とのこと。用足しが終われば即座に撤収です。

 撤収後、絵を描いてウォーキングに行きました(つい今しがた帰還)。

 今度の週末はキャンバス張り地獄が待っています……


届いた木枠達

2019-02-16 22:59:11 | 絵画鑑賞、創作

  雪、時々曇り。まだ冷え込みは厳しい。

 本日、追加発注したキャンバス木枠が到着。まとめて購入すると高額送料も吸収されるほど割引でお得な個人画材屋さんですが、メーカーがよく分からない強情さなので、細かな発注だと送料の方が高くついたりします。よって大した数量でない部分については画材通販サイトから購入している次第。こちらは同じメーカー物でも五千円以上の買い物をすれば送料が無料になります。この扱いの差って一体??? 訳のわからない社会の闇システムがあるのでしょうね。

 それはさておき、当初発注の木枠の選定に間違いがあり、S50号を注文してしまいましたが、今回購入したロールキャンバスの幅は1.05m、これではS50号はまかないきれません。間違いました……。S40号でした。そんな訳で、切り無駄になりそうな部分も有効に使おうと小幅な木枠も幾つか追加、ついでにこれまで使ったことのない、P号とM号も一つづつ頼んでみました。いよいよ画材は全て勢揃い、作って描くだけ(笑)。大概失敗するので今年一年は保つかな? その内にS50号用のカットキャンバス(そのサイズに合わせて裁断された状態)も購入しなけりゃ。

 明日はキャンバス張りをする積りでしたが、どうやら雪か雨っぽい予報なので今度の土日に延期(今の所晴天予報)し、今日届いた分のキャンバスの裁断と、失敗作群の塗り潰しを実施する見込みです。

 早く絵の具を塗りたくりたいなぁ〜


青森の安藤建築

2019-02-15 22:32:51 | 絵画鑑賞、創作

  曇り時々晴れ、後曇り。一日、割といい天気だった。厳しい冷え込みも日中は収まっていた。

 今日は遠出で青森市郊外の現場へ検査に出かけました。疲れる検査の後、「久々に、国際芸術センター青森を見てみようか。雪の状態も見ておきたい」と思い立ち、立ち寄って見ました。ま、検査した場所からはそれなりに離れてますが(笑)。

 とかく最近のいわゆる”アート”はビデオ流したり音やら光やら出してみたりでなんだか退屈な余興みたいな印象で、この国際芸術センター青森でも主にソッチ方面の展示が主となっているようです。そういうの見るよりだったら、映画スターウォーズをぶっ続けで見続ける方がよほど芸術的だし、教訓も得られる、なんて思ってしまいます。

 別に何やっても構わないのですが、ソッチ方面の作家さんでどうなの、と疑問を抱いてしまうのは、まだ自分で切ったり貼ったりしている分には「額に汗して」るからまだマシなのですが、そのうち名が売れてくると、切った貼ったすらしなくなって、工場生産みたいな状態になってしまうこと。作家の本分は自らの手で作品を作ることでしょう。マルセル・デュシャンのように思考こそ芸術である、とチェスに没頭し、芸術を放棄したと言われ続けながらこっそりと、「脳の中にある光景をそのままの状態で現実世界へ再現する」という驚くべき遺作を残してのけたのとは全く違っています。向いている方向性は全く違いますが私だって現代に生きている訳ですから「現代アーティスト」な訳です。よく分からないものをこしらえて、「これが分かったらあなたも芸術を解する高揚な感性をお持ちですよ」という馬鹿げた黙示録があまりに美術界を侵食しすぎている気がします。

 話が逸れてしまいました。国際芸術センター青森をば。

 有名な安藤忠雄氏の設計による建築で、完成当時、見学会で見に行った印象が強いです。あれから概ね十数年……、歳食いました(笑)。

 

 森の通路を歩いて行くと、見えてきました。木の格子による通路は残念ながら手入れがおろそかになって今は通れません。ついでに熊さんの目撃情報もあり、危険地帯です(笑)。ちなみに冬なので熊さん達は冬眠中、特に気にせずどんどん進みました。

 

 見えてきました。それにしてもかなりの積雪。

 

 こんな雪庇が人に当たったら死人が出る、そんな途方もない雪庇です。

 

 空間の切り方は何度見てもさすが、安藤さんと思えます。スパッと明確ですものね。そして、外壁の鋼板仕上げはメンテナンスをしているのでしょうか? 随分味が出ていていい感じです。こういうの、やってみたいです。

 

 通路上の雪庇はなんとかしてほしいですね。それこそ当たったら死人が、というか私に当たったら私があの世行きです。ちなみに今日は特に展示など無いので来館者はそういないという判断かも知れません。

 

 この窓の先に実は水盤があるのですが、残念ながら雪で埋まってしまっています。それでもこの外の引き込み方はさすがです。

 

 ライブラリー。こういう部屋が私も欲しい(笑)。

 久々に見た施設は割と綺麗に使われていますが、とにかく屋根雪が恐ろしかった。安藤氏は空間の構成・切り取り方・シンプルな意匠はさすがというしかありません。残念なのは、雪への対策が乏しいな、ということ。自然と格闘する建築とは申しましても、あの雪庇では大怪我、下手すれば死人が出てしまいます。そういう残念な部分は、雪庇防止のヒーターを設けるなど改善も可能です。

 久々に見ましたが、デザイン・構成・細部の意匠は素晴らしいです。惜しむらくはもう少し「見たくなる」展覧会なりイベントなり開催して欲しいことでしょうか。

 今日はいいもん、見させて頂きました


最初からあった画期的システム

2019-02-14 22:10:13 | Weblog

  曇り又は雪、後雪。厳しい冷え込みとけっこうな降雪が続いている。

 朝ドラ「まんぷく」を見ていると、福ちゃんをお嫁さんにしたいと思ってしまう今日この頃、自動車の自動ブレーキシステムが義務化されるらしい。いわゆる「踏み間違い」が多すぎるせいかと思われますが、これって本末転倒なのでは? 自動ブレーキがついていようがなかろうが、きっとまた新しい類のおかしな事故が頻発するようになるでしょう。そもそもあまりに複雑になりすぎたシステムがいいとは思えません、と思ってしまうキャブ派のアナログ人間でした。

 やっぱり「世の中の自動車全てマニュアル化法案」を明記すべき(笑)。クラッチを踏めなくなったら自動車の運転は引退、アクセルとブレーキを踏み間違ってもいきなりクラッチ繋げばエンストで止まるという、最初から画期的なシステムではありませんか。しかもある程度技術がなければ乗ることすら叶わないので、サルがハンドルを握れなくなり、世の中のバカ〜がけっこう減ると思われます。

 ……寒いので皮肉がキツくなっています。

 三連休の後だったので一週間が途方もなく長く感じられます。明日、明後日と現場にずっと出ずっぱりなのでせいせいしますが、凍結した道路で車を走らせるのが億劫。ま、せいぜい気をつけて運転します


キャンバス臭

2019-02-13 22:23:45 | 絵画鑑賞、創作

  晴れ時々雪、後曇り。厳しい冷え込み。

 池江選手の白血病告白の波紋が広がり、五輪担当相の途方も無い失言で、また無駄な揚げ足取り政治になってしまいそうな雰囲気ですが、税金の無駄なので辞めて下さい。馬鹿すぎる、というより、国会議員になれるくらいなので、むしろ頭が良すぎて我々のような凡人には到底理解出来ない発想が可能なのかも知れませんね。

 アトリエ(部屋)が真新しいキャンバスの香りで満たされています(笑)。先日、キャンバスの裁断まで実施して現在、巻きグセを取るために木枠にピンで留めて壁に立てかけている状態。忘れていたのですが、ベルギー製クレサンキャンバスは、晴れていないと張れないという、ダジャレじみた現実がありました。日曜日の予報を確認しますと曇り。室温と湿度を管理すれば張れます。要するにキャンバスの伸び縮みがないように張る必要があるのですから、幸い冬は湿度が低いので、あとは室温の問題だけ。ま、そういうのも含めて必要と思い、温湿度計(ニトリ製)は購入してアトリエ(部屋)の壁に掛けてあります。と、いうか気分良く張るためにも晴れて下さい


衝撃

2019-02-12 22:48:40 | Weblog

  晴れ後雪。一時、かなり吹雪いた。いい加減にしてほしいくらい、寒い。

 猛吹雪の中、現場へ出かけて疲れました。ついでにパソコンのメールがいちいち必要なメールを刎ねてしまうのにも疲れました。なんで単純に、「このアドレスの方からのメールは受信する」という設定機能がないんでしょう? 必要なファイルなのに、添付ファイルがあると刎ねたりするのは勘弁して頂きたいです。

 鬱陶しい寒さと、電脳世界の融通の利かなさにイライラさせられていた今日ですが、トドメの一撃と申しますか、衝撃的ニュースが飛び込んできました。なんと、あの東京五輪でも活躍の期待がかかっていた競泳・池江璃花子選手が白血病を公表。直近の試合でも妙にタイムが悪かったりしていたのが印象に残り、「やっぱり一年の疲れが出たのかな」なんて思ってましたが、どうやら違ったみたいです。東京五輪は来年に迫っていますが、命あっての物種、今は治療に専念して頂きたいです。なにせまだ十代、次もまたあるのですから、無理する必要は全くありません。渡辺謙さんの励まし、「今の医学を、自分の生命力を信じて」、まさにその通りですね。


巻きグセ

2019-02-11 17:00:32 | 絵画鑑賞、創作

  晴れ後曇り。

 午前中は録画した番組やら映画やら見てだらっと過ごしていました。

 お昼頃に用足しに出撃。七、八年前に購入した石油ファンヒーターがうんともすんとも言わなくなり、とうとう故障したらしいので新しいのを購入しに行かねばならなくなったのです。面倒ですが、まだまだ続く北国の冬、仕方ありません。 (´Д` )オマイガ

 家電量販店で三千円ほどサービスしてくれる、というのでそこそこの機種を購入し、その他いくつかの用足しも完了。まだ開店していないお店もあったりでしたが、とりあえず全ての用事は済ませたので早急に撤収です。今日、やりたかった仕事(?)がありましたので。

 仕事(?)とは、無論、キャンバス製作です。うっかり忘れていましたが、ロールキャンバスは裁断後、しばらく時間を置かなければならないため、今日は張れません。どうして放置する必要があるかと申しますと、開封後に受ける湿度や気温によって伸び縮みしますし、ロールなので巻きグセが著しいためです。木枠にピンで留めて立てかけておいています。次週、張る所存ですが、車のオイル交換時期も迫っていたりと怪しい雲行き。

 そんな訳で二月の絵がかなりヤバそうな、暗雲立ち込める状況に陥っています(笑)。

 あっという間の三連休でした。これからウォーキング行って、出来れば今夜は自転車三本ローラー台にも乗りたいところです


休日中日

2019-02-10 16:12:49 | 読書、書物

  晴、一時雪。ほぼ一日晴れていた。

 録画していたドラマなどを見てから、昨夜降った雪を始末し、お昼。午後から先日購入してあったキャンバスを製作。木枠を組み終えた時点で、お猫様がすり寄って来まくったため、キャンバス張りは明日へ順延となりました(笑)。絵を描き、久々にドローンを起動。飛ばす訳ではなく、バッテリーや電子機器はたまに電気を通すこと、と説明書にあったので。

 そんな休日ですが、サン・テグジュペリ著「夜間飛行」を読み終えました。「星の王子さま」のイメージしかありませんでしたが、この「夜間飛行」って、淡々とした進行と、冷酷なまでの現実的な展開でありながら、物語的と申しますかきちんと文学的になっているという印象を受けました。死があまりはっきり表記されないのは、著者が飛行機乗りで、果敢に冒険に挑んだからでしょうか。

 次はアンブックスの時間系列順で行きますと「アンの幸福」なのですが、気分を変えて発刊順(?)の「アンの友達」を。

 あっという間に連休は終わりそうです。これからウォーキング行って、あまり面白く無い大河ドラマに備えましょう


素人なの?

2019-02-09 16:15:59 | Weblog

  曇り。雪はあまり降っていない様子。

 恐るべき冷え込み具合でした。昨夜はトイレの水が凍結したし、今日も暖房機を焚き続けてもいっかなアトリエ(部屋)が温まりません。勘弁してくれ。

 レオパレス21問題。建築基準法違反、それも準耐火構造の基準だけでなく、通常共同住宅に適用される界壁の規定も違反。手抜き工事、という水準ですが、ああまで防火区画が無い状況を見ますと(テレビで、の範囲です)、意図的としか思えない。仕事を請け負って入る内装業者さん達も知識はあったのでは? 誰が悪いという訳ではありませんが、あの謝罪していて謝罪していない会見を見た限りでは、きっと常態化していたんだろうな、と感じてしまいます。通常、共同住宅を建築する際は住戸間に必ず(と言っていいほど)界壁という防火区画が生じるので、どれだけ管理技術が低かろうとも施工管理する側も当たり前に気がつくはず。その当たり前に気付かねばならない部分に気づかないなんて、ひょっとして素人が施工管理していたのか? 理解不能でした。

 木造準耐火構造は規制が厳しく、また、各部の仕様をよほど検討していないと出来ないもので、素人さんが現場を管理出来るものではありません。鉄骨準耐火構造でも、十分な知識が必要でしょう。この問題、今後どんな状況だったのかが解明されてゆくと思われますが、建築業界の現場、闇をまた窺い知るきっかけになりそうですね。

 ……困るのは、これでまた規制が厳しくなること。検査三昧で大変な事態になりそうです