日本語おもしろ発見

日々の生活から

読書の絶対量

2009-05-27 10:59:12 | 恩師の教え
 京都の一部の小学校では月曜から授業が再開されていますが、大学は閉鎖されたままです。小学校と違って、学生の移動範囲が広いからでしょうか。早く始まってくれないかなあ。

 この前、何のついでだったか、先生が、

   橋本治氏は、東大の板本をを全部整理した、山口仲美氏(最近、テレビでよくお見かけします)は『暮らしのことば擬音語・擬態語辞典』を作るのに旧古典文学体系を全部読んだ。

というお話をされました。

 両氏は私はとても好きなのです。まだ専門を何にするか決めていない若い時に、お二人の著書を読んで、面白いなあと思い、古典をこういうふうに面白く分かりやすく伝えられるというのは素晴らしいことだなあと思ったのです。自分もそのような仕事の一端を担えたらなあなどと思った(思っている?)のですが、先生のお話を聞いて、やはり、面白く分かりやすく伝えられるということは、それだけ読書している、勉強している、研究しているということなのだ、と改めて思いました。

 とてつもなく広い深い知識があってこそ、面白い内容を分かりやすく伝えられるんですね。

 私はドリーマーですが、夢で終わらせないためには、もっともっとさまざまな絶対量を増やさないといけないと思いを新たに(?)しました。
コメント
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