日本語おもしろ発見

日々の生活から

「海がきこえる」の作者

2011-07-16 15:02:39 | 日記
 昨日,テレビをつけていると,スタジオジブリの「海がきこえる」が放送されていました。この作品,氷室冴子原作だったのですね。知りませんでした。
 
 私は,子どものときから国語が大好きで,今も深くかかわっていますが,決して小説を読むのが好きというわけではありません。高校では古典が好きで,今は,言葉のほうに興味があります。

 それで,特に好きな作家がいるわけではないのですが,中学生のころ,氷室冴子さんの小説はなぜだかとても好きでした。小説というより,もっと軽い文章でしたけれど・・・。「なんて素敵にジャパネスク」は全シリーズ読みました。「ざ・ちぇんじ」も好きでしたね。今から思えば,古典をマンガ風に文章化した読み物でしょうか。ライトノベルのはしりですね。

 今,初めて知りましたが,2008年に亡くなられていたのですね。私の青い時代,夢中になって読んだ氷室氏の作品・・・。何十年かぶりに思い出しました。とても懐かしいです。
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ナウシカのモデル?

2011-07-16 14:46:48 | 日記
 何年か前の記事に,「ナウシカ」の語種がよくわからないと書きました。ナウシカにモデルがいたのかどうかとか,名前の由来とか,きちんと調べていないのでわかりませんが・・・。先日,このような記事を読みました。

2011年07月09日 朝刊 週末be


(再読 こんな時、こんな本)すばらしき昆虫の世界 リブロ・矢部潤子さんに聞く


 リブロ池袋本店・矢部潤子さんに聞く

 もうすぐ夏休み、キミたち昆虫少年は、気もそぞろだろうね。捕虫網のネットは破れてないかい。甲虫用の毒ビンも準備しただろうね。チョウを包む三角紙も忘れずに。でも出かける前に、虫をめぐる本を、いくつか紹介しよう。

 女の人はどうも虫が好きでないらしい。今回、昆虫の本を選んでもらった矢部さんも、どうやら虫嫌いのようです。平安時代後期から鎌倉時代初期の作とされる(1)『堤中納言物語』の一編「虫めづる姫君」を挙げたのも、小学生時代、子ども向きに書かれたこの本を読み、「あの気持ち悪い虫が好きだったお姫様がいたらしい」とびっくりしたから、とのことです。
 お姫様は毛虫を手のひらにのせて愛撫(あいぶ)し、知らない虫に出会うと名前をつけます。当時、貴族の女性の間で行われていたお歯黒や眉毛抜きも拒否し、すっぴんで暮らし、周りをあきれさせるのです。平安の世の「新しい女」だったのかもしれません。なお、この姫は、あの「風の谷のナウシカ」のヒロイン・ナウシカのモデルだそうです。(以下,略)

(1)作者不詳、平安時代後期~鎌倉時代初期(小学館、1890円)


 「虫めづる姫君」は私も大好きな話なのですが,それとナウシカに関係があったのでしょうか。だとしたら面白いですけれど,根拠は見つけていません。
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