何年か前の記事に,「ナウシカ」の語種がよくわからないと書きました。ナウシカにモデルがいたのかどうかとか,名前の由来とか,きちんと調べていないのでわかりませんが・・・。先日,このような記事を読みました。
2011年07月09日 朝刊 週末be
「虫めづる姫君」は私も大好きな話なのですが,それとナウシカに関係があったのでしょうか。だとしたら面白いですけれど,根拠は見つけていません。
2011年07月09日 朝刊 週末be
(再読 こんな時、こんな本)すばらしき昆虫の世界 リブロ・矢部潤子さんに聞く
リブロ池袋本店・矢部潤子さんに聞く
もうすぐ夏休み、キミたち昆虫少年は、気もそぞろだろうね。捕虫網のネットは破れてないかい。甲虫用の毒ビンも準備しただろうね。チョウを包む三角紙も忘れずに。でも出かける前に、虫をめぐる本を、いくつか紹介しよう。
女の人はどうも虫が好きでないらしい。今回、昆虫の本を選んでもらった矢部さんも、どうやら虫嫌いのようです。平安時代後期から鎌倉時代初期の作とされる(1)『堤中納言物語』の一編「虫めづる姫君」を挙げたのも、小学生時代、子ども向きに書かれたこの本を読み、「あの気持ち悪い虫が好きだったお姫様がいたらしい」とびっくりしたから、とのことです。
お姫様は毛虫を手のひらにのせて愛撫(あいぶ)し、知らない虫に出会うと名前をつけます。当時、貴族の女性の間で行われていたお歯黒や眉毛抜きも拒否し、すっぴんで暮らし、周りをあきれさせるのです。平安の世の「新しい女」だったのかもしれません。なお、この姫は、あの「風の谷のナウシカ」のヒロイン・ナウシカのモデルだそうです。(以下,略)
(1)作者不詳、平安時代後期~鎌倉時代初期(小学館、1890円)
「虫めづる姫君」は私も大好きな話なのですが,それとナウシカに関係があったのでしょうか。だとしたら面白いですけれど,根拠は見つけていません。