感染者数の最高を毎日更新している。昨日は2万4千人近くだ。
親子3人の家族が感染し、自宅で40代の親が亡くなったというニュースが流れた。
菅首相が「中等症は自宅で」と決定したことが大きく影響している。そして、いまだに撤回していない。
菅首相、小池都知事、自民・公明の与党、この1年以上かけて、感染爆発に対してなぜ医療体制を増やそうとしていないのか。
そこには抜きがたい「医療の削減」という「骨太方針」が染みついているのではないか。今年の6月の「骨太方針」にも医療の削減が、骨の髄までつらぬかれている。誰のための「骨太方針」なのか。財界とアメリカのための方針ではないのか。
私はこの間の演説で繰り返し「入院したくても入院できず、自宅で命を落とす。本人、家族、友人の無念さ・悔しさに政治が寄り添っていない」と自民・公明政権を批判してきた。
入院できず亡くなる。数字ではないのだ。
数字の1には、その人のかけがえのない人生があり、家族が、友人がいるということに、政治家が応えなければならない。
しかし、自公の政治家はオリンピックを開催し、今度はパラリンピックまで開催する。
そこには現実を見ない、そして科学的知見にもとづいた誠実な判断がなにもない。
もうこの政権を終りにするしかない。