森と水辺の散策紀行

東京近郊の森や丘陵、山に川など、
ぶらり気ままに散策しています。

赤いフナ?

2012年06月10日 | その他の釣り





前回書いた通り、折ってしまった竿は短竿に改造しました。しかし、元々150㎝なのに

二本継ぎの竿でしたので穂先と言っても70㎝位はあり、グリップを入れて90㎝の竿に

なりました。ホソ用としては、もう少し短くても良いかとも思いましたが1mを切っているの

で良しとしました。ただ問題は仕舞寸法が元々の75㎝から90㎝に増えてしまい袋にも

収まらない見栄えの悪い竿となってしまいました。








さて、折角改造したので早速使ってみたいと思い、先週行く予定だった埼玉県の農業用

水路のホソに行くことにしましたが、先週タナゴを釣った川の少し上流に寄ってから行くこ

とにしました。これは先週の釣りの後、地図で確認するとタナゴを釣った川の上流と繋が

っている川がありましたので、その川もタナゴの生息域に入るか調べたかったからです。







田んぼの脇に流れている護岸された川です。流れは緩やかで一見深そうに見えますが、

実際は結構浅い川でした。早速、コンクリートの上に場所取りして川岸や川の中ほどに

仕掛けを落としてみますがアタリが全くありません。







ならばと淀みのところに仕掛けを落とします。







すると直ぐにアタリが来ました。合わせると、







10㎝クラスのモロコでした。それから同じ場所でたて続けに同じ型のモロコが二匹

釣れました。







淀みには小魚が群れているのが分かりますが、タナゴではなさそうです。

ポイントが悪いのか分かりませんが、今日のところはタナゴは諦めて、本来の目的地で

ある農業用水路のホソに向かいました。







ここは小鮒釣りで有名な所ですが、何本かあるホソの一つで竿を出すことにしました。







幅が狭く本来なら60㎝位の竿がちょうど良いホソで、少し下がって椅子を置きますが、

その辺りが平らになっているので椅子も安定し結果的には90㎝の竿がピッタリでした。







タナゴ用の仕掛けに黄身練りを付けて落とすと直ぐにアタリが来ました。







このホソの優占種である小鮒です。その後も5㎝に満たない小鮒が面白いように釣れて、

一時間位で20匹を超える釣果となりました。※他に釣れたのはモツゴ一匹だけでした。







改造短竿も使い勝手が良くホソ用にしたのは正解でした。さて釣れるのは良いのですが、

午後の強い日差しが辛くなってきました。短竿のテストも出来たことだし、そろそろ納竿し

ようと思った時、アタリがきたので合わせると、水面から上がってきた魚は、それまで釣っ

た小鮒達とは明らかに違った色の魚でした。


一瞬、「金魚?、錦鯉?、まさかヒメダカ?」と思いましたが、良く見ると、







赤い(オレンジ色?)フナです…。フナの変異個体なのか、そもそもフナではないのか

分かりませんが、何れにしても変ったものを釣り上げた一日となりました。




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