小沢一郎代表は「内閣不信任案が通る。だから大変だろう」と、野田佳彦首相の末路を見通して総選挙に備える

2012年09月29日 01時53分05秒 | 政治
◆国民の生活が第一党の小沢一郎代表は10月25日午後6時より、結党記念パーティーを東京都内のホテルニューオータニ「鶴の間」で開催する。次期総選挙に向けて、第1次公認候補29人を発表しており、結党記念パーティーまでには、300小選挙区全部に公認候補を擁立する強気の姿勢で臨み、公認候補者選びに全力を投入している。その作業の合間に、9月26日、「暗黒人民裁判」の東京高等裁判所で開かれた控訴審第1回公判に出席、控訴審は1回で結審し、11月12日判決が下る。控訴棄却判決の見通しだ。小沢一郎代表は9月27日、BS11に出演して、つぎのように発言している。
 「やはり民主党内には『野田佳彦首相では選挙を戦えない』との思いがあるから、また離党者が増えれば衆院は過半数割れし、内閣不信任案が通る。だから大変だろう。自民党も国会対応をみていると、判断が間違ったりブレたりしている。これでは『もう一度、自民党政権に』とはならないのではないか。自民党も錯覚している」(朝日新聞9月28日付け朝刊「4面」より)
 小沢一郎代表は、野田佳彦首相の末路を見通し、着々と総選挙に備えている。野田佳彦首相が民主党代表に再選されて、いよいよ衆院で過半数割れ寸前の危機に直面しているのを冷徹な目で見つめているのだ。野田佳彦首相が「ノーサイドでいきましょう。もう」と言ったのは、心にもないウソをついたのであり、「排除の論理」=「遠心分離政党の論理」による自業自得の悲劇的結末が、間もなく訪れると小沢一郎代表は、確信している。
民主党は衆院議員が政権交代期の308議席から244議席に減少、あと4人離党すれば、過半数割れしてしまう。これを連立している国民新党の3議席で辛うじて首の皮1枚を0残している感じだ。党内には離党を検討している衆院議員が10人以上いると言われているので、過半数割れはもはや時間の問題という状況にある。
 野田佳彦首相は、9月28日、党役員人事を済ませており、10月1日には、内閣改造を行い、体制固めをして、政権維持に臨もうとしているけれど、この弥縫策も長続きせず、体制固めは、水泡に帰する。野田佳彦首相は、10月半ばに、臨時国会を召集する腹積もりのようだが、自民党など野党は、内閣不信任決議案を提出する構えだ。野田佳彦首相は、
決議案が可決成立すれば、衆院解散・総選挙か内閣総辞職するしかない。
◆民主党は、マスメディアの世論調査結果、政党支持率が10%そこそこにすぎず、次期総選挙では、「48議席~50議席」しか当選できず、文字通り「壊滅する」と予測されている。ちなみに自民党は、16%程度である。
 松下政経塾1期生である野田佳彦首相の党役員人事・閣僚人事をみても、松下政経塾出身者を最優遇して、役職を同じ顔ぶれで、たらい回ししている。その半面、小沢一郎代表らの「異質分子」を「排除の論理」=「遠心分離政党の論理」に基づいて、離党させ、「すっきりした」などと言って、喜んできた。そのツケが我が身に降りかかってきているのである。民主党に求心力があるとすれば、松下政経塾出身者らごく少数のメンバーだけで寄り集まっているところだけにすぎない。こんな排他的な集団が、政権政党を永続させるのは、所詮無理だったのである。野田佳彦首相は、新しいマニフェストで党の再生を図ろうとしているけれど、「マニフェスト破りのウソつき」を信用する国民有権者は、どこにもいない。今後は、「座して死を待つのみ」ということだ。

※Yahoo!ニュース個人


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目次

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