小泉純一郎元首相は「安全性の根拠を示せないなら、原発再稼働を決定してはならない」と安倍晋三首相を批判

2015年02月18日 04時56分18秒 | 政治
◆電力業界に突きつけられている2015年の最大のテーマは、原発の再稼働と廃炉の問題である。2014年は、「原発ゼロ」で終わってしまったからである。
 原発再稼働を推進している安倍晋三政権下、宮沢洋一経済産業相が2月17日の閣議のあとの記者会見で、福井県大飯郡高浜町田ノ浦1にある関西電力の高浜原子力発電所3号機と4号機について「きのう西川一誠・福井県知事と野瀬豊・高浜町長に電話をかけ、3号機と4号機の再稼働を進めるという政府の方針を直接お伝えし、ご理解いただくようお願いした」と述べたという。
 鹿児島県薩摩川内市にある九州電力川内原発の再稼働については、瓜生道明社長は1月6日、「極力早く、1月中に原子力規制委員会へ書類提出きればと思っている」と意欲的である。
◆現在、日本列島にある原発は、以下の通りである。
 北海道電力3基、東北電力4基(震災で廃炉決定したものを含めると7基)、東京電力13基、日本原子力発電3基、北陸電力2基、中部電力3基(2009年1月30日営業運転終了2基含めると5基)、関西電力11基、中国電力2基、四国電力3基、九州電力 6基。合計廃炉含めて55基、廃炉を差し引くと、50基。福島第1原発1~4号機は廃炉解体予定。5~6号機も2014年廃止。
 建設中は、大間原発1基、東通原発1基、島根原発1基。計画中は、東通原発2基、浜岡原発1基、敦賀原発2基、川内原発1基、上関原発1基.
 稼働していなくても商用原発の維持管理には、全体で年間1兆2000億円かかっているという。そればかりではない。廃炉にするのに莫大な費用が必要であり、電力業界は「廃炉ビジネス」で長年にわたって2度おいしい思いをすることができる。再稼働にしろ、廃炉にしろ、止められないのだ。もちろん、原発周辺の住民、ビジネス関係者もおいしい思いができるため、「原発再稼働賛成」に回る。
◆一方、おいしい思いができない周辺の道県・市町村の住民たちは、「原発大事故」という「危険」を買わされる。今回の三陸沖地震、岩手県沖地震では、東電福島第1原発関係者や周辺地域住民が「肝を冷やした」のではないか。大津波に襲われれば、「2度おいしくない」
被害に遭う危険に曝されるからである。
 鹿児島県の九電川内原発は、いま活発化している桜島が大爆発を起こせば、その被害を受ける可能性が大だ。
 静岡県御前崎市にある中部電力唯一の原発である浜岡原発は、東海大地震に見舞われる危険を内在している。近くを日本経済の大動脈を担っている東海道新幹線と東名高速道路が通っているので、浜岡原発が大爆発事故を起こすと当然、東海道新幹線は、ストップし、東名高速道路が閉鎖され日本経済が大打撃を受ける。富士山箱根山の大噴火も、浜岡原発に被害をもたらす。
 「原発ゼロ」を提唱している小泉純一郎元首相は、「原発再稼働を決断するなら、安全性の根拠を国民にしっかり説明しなくてはならない。根拠をはっきり示せないなら、再稼働を決定してはならない」と直弟子である安倍晋三首相を厳しく批判し続けている。
【参考引用】NHKNEWSwebが2月17日午後1時9分、「経産相 高浜原発再稼働の方針伝える」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
 宮沢経済産業大臣は、17日の閣議のあとの記者会見で、原子力規制委員会が審査書を決定した福井県にある高浜原子力発電所3号機と4号機について、16日に福井県知事と高浜町長に再稼働を進めるという政府の方針を電話で伝え、理解を求めたことを明らかにしました。高浜原発3号機と4号機を巡っては、原子力規制委員会が今月12日、安全対策が「新しい規制基準に適合している」とする審査書を決定しました。これに関連して宮沢経済産業大臣は、17日の閣議のあとの記者会見で、「きのう西川・福井県知事と野瀬・高浜町長に電話をかけ、3号機と4号機の再稼働を進めるという政府の方針を直接お伝えし、ご理解いただくようお願いした」と述べました。そのうえで宮沢大臣は、再稼働に向けて地元の理解が得られるよう協力を求めるため、17日午後、資源エネルギー庁の担当者を福井県と高浜町に派遣し、政府の方針を改めて説明させることを明らかにしました。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「三陸沖の海底でプレートが動き出している」という不穏な情報を伝えた途端、本当に三陸地震が起きた

◆〔特別情報①〕
 「三陸沖の海底でプレートが動き出している」という不穏な情報が飛び交っていると、このサイトで述べた途端、三陸沖を震源地とする地震が2月17日午前8時6分ごろ発生した。このため気象庁は一時、岩手県の沿岸に津波注意報を出した。2011年3月11日午後2時46分18.1秒に起きた東日本大地震の余震だという。沿岸部の人たちは、大津波の襲来に備え、急いで高台に避難した。津波注意報が解除されて、高台から降り始めているところで、五時間半の午後1時46分、岩手県沖で再び地震が起きたので、これからもまだ油断できない。これは単なる自然現象なのか、それとも「人工地震」なのか。不気味だ。

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目次

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