第6日目 1月2日(水)- 続き-3
前回の続きです。
潜水艦博物館見学が終わると、近くの市街地のカフェで昼食を取り、ショッピングを楽しむ。
そこで、私は先ずウオッカ3本、アルメニアのコニャック3本、キャンデーなどを買う。キャンデーも数種類のものを自分で選んでビニール袋へ詰めて目方で買った方が得だとガイドのイーリアさんから教えて貰って買って帰る。
ウオッカもアルメニア産のコニャックもアルコール度が40%で冷凍庫で冷やしても決して凍らないのである。ライターを使えば発火するとも言われてきたが、私はまだそのテストはしていないが、今でも記念に冷凍庫に1本ずつ大事に保存している。
でも、アルコール好きの私がいつまで持たせることであろうか、甚だ疑問だが…。同じ冷凍庫に私は大吟醸酒の原酒も飲む前によく冷凍庫に冷やしてから飲むことがあるが、アルコール度18度以上19度未満と書いてあるものは中の原酒が直ぐに凍ってしまって、白い雪状になってサラサラになってしまうのである。
さて、ショッピングを楽しんだ後は、鮮魚市場巡りをすることになった。ところが、1番行きたかった市場(と言っても、東京築地市場の1/10以下の小さい市場だが)お正月で休業なため、仕方なく2軒目のさらに小さい市場へおもむく。実は、そのあたりで私は持参してきた皮手袋の紛失に気が付いた。
団員が市場で買い物をしている間に、親切にもガイドのイーリアさんは、昼食を取ったカフェなど親切に回って探して頂いたが、とうとう私の手袋は出てこなかった。旅の疲れのせいか、自分でも落としたのか置き忘れたのかまったく覚えていなかった。
観光ツアーが終わって、ホテルへ荷物を置いてくると、また外出して市内「アルセイニエフ・ホール」にて芸術鑑賞をする。ボランティアのダンサーが民族舞踊を披露してくれるのだ。
中々寸劇も交え、団員も仲間に誘われてその寸劇のハップニングを楽しんだ。その寸劇と言うのは、恋愛している男女二人が女性の親の所へ行き結婚の許しを乞い、念願かなって目出度し、目出度し、というたわいない筋書きだった。その筋書きを、先ずダンサー達が手本に示した後、日本人の我々にもボランティアとしてやらせる訳である。
言葉は分からなくても踊りとか男女の愛の交換などは身振り手振りで良く分かるのだが、人それぞれその表現方法が違っているものだから爆笑ものだった。最後には恋愛相手の男女役二人とも我々から選ばれ、観客の私達もボランティアのダンサー達もヤンヤの喝采で、その名演技(?)を楽しんだのであった。
夕食は観劇後、市内のレストランで取りホテルへ帰還。
今日はここまで…。
写真は、芸術鑑賞で、ボランティアのダンサーの面々。