Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

「愛・地球博」を見て参りました! P11

2005年06月18日 18時46分45秒 | Weblog
平成17年6月6日(月)-続き10

 前回の続きです

  そろそろお腹も空いてきたが、周りには何も食べ物を売っている店は見当たらなかった。

  次はトルコ館へ入った。全然並ばなくても自由に見学できた。

 トルコへは、昨年夏訪問していたので、なんとなく親近感があった。また、トルコは、多くの国民が好日家である。

 それは、トルコという国は、アジア側とヨーロッパ側があって、過去の歴史をみると、外国と絶えず戦争が行われ疲弊の蓄積が溜まっていた頃、日本という小国の海軍が日本海海戦に於いて大国ロシア海軍に戦勝したという事実にたいへん感銘を受け、尊敬の念を持っていること、また第2次世界大戦後は、日本の企業も進出していて技術、経済援助もされているからだと思う。

 因みにトルコのヨーロッパ側とアジア側にまたがるボスポラス海峡に架かる大橋が2本あるが、1本は日本の石川島播磨重工業が建設したものでトルコ国民には日本人と言えば馴染みが深い訳である。

 余談はその位にして、トルコ館内には陶器類が一杯並んでいてコンパニオンは、PRよりも販売中心のようだった。
                   今日はここまで…。

 写真は、トルコ館内の陶器類販売風景です。

 ところで、コンパニオンの背後につるしてあるトルコ絨毯風の絵模様がついた掛け物《正しくは、「スザニ」と呼ばれる。ソファーやベッドカバー、インテリア用に使う人もいるようだが…。》が見えるでしょうか?

 今日は、この絵模様について、少し説明させてください。

※ このような、絵模様はトルコ絨毯の絵模様には必ずついている筈です。これらの絵模様はトルコの風俗習慣とも関係があり、トルコ絨毯の歴史から頷けるのです。

 トルコでは、女の子が生まれると、結婚までに嫁入り道具として必要なキリムを準備します。キリムについては長くなるので、今回は省略させて貰いますが、色や模様は身近にある自然や動物の他に、代々受け継がれた伝統的なもの、織り手の女性の感情、信仰や祈り等を表現したものがある、と言われています。

 私が言いたいのは、その絵模様の中に鳥の絵が見つかったでしょうか?写真をクリックすれば少しは大きくなって、見えると思うのですが…。

 この鳥の絵柄が好んで用いられるのは「鳥のような模様が見えたら、それは鳥が幸運を運んでくることを示している」と言われているからなのです。

 今日、何故こんなに絵模様についてこだわるのかと言えば、私がトルコへ訪問した時、国営のトルコ絨毯工場で結構高い買い物をして、帰って来たからです。 
                                                                                                                                以上。