Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」  P 5

2005年06月28日 12時10分53秒 | Weblog
 続き、4.

 私たちが宿泊した宿は丘陵地に建っていた。従って、宮殿へはなだらかな坂を下りた所が東側にある駐車場になっており、裏門から直ぐ宮殿へ入れた。

 いよいよ待望の「アルハンブラ宮殿」へ足を入れるのである。

 さて、ここで、宮殿の由来をおさらいしてみたいので、インターネットで調べてみた、それによれば次のとおりである:

 「紀元711年にイベリア半島に進出したイスラム勢力は瞬く間に半島を制圧し、西ヨーロッパよりもはるかに高いレベルのイスラム文化が花咲いたようである。しかし、キリスト教勢力がこれを徐々に押し戻し、紀元1492年にはついにイスラム最後の砦であるグラナダが陥落し、イベリア半島は再びキリスト教勢力のものとなった、ようである。

 ところで、このアルハンブラ宮殿というのは、そのグラナダを見下ろす丘の上に築かれた城塞、宮殿、離宮から成っているのです。

 アルハンブラというのはアラビア語で『赤い城』という意味で、紀元1238年にナスル朝ララマール王が宮殿の建設に着手、以後21人の王たちの手によって増改築が重ねられていった」、と書いてある(砦自体は9世紀に建設、だとか…)。

 そこで、また元に戻るが、グラナダ陥落後、街のモスクは破壊されカテドラル(大聖堂)が建設された。しかし、このアルハンブル宮殿だけが幸いにして完全に破壊されることはなく、現在でもその優美な姿を見せている、というしだいである。

                     今日はここまで…。

 写真は、混雑している「アルハンブラ宮殿」内の風景。
背景に見える城塞(赤い城)が、よく使われている「アルカサバ」である。