続き、5.
前回は、「アルハンブラ宮殿」の由来のおさらいをしましたが、今日はその
宮殿の区分についてもちょっと触れて見たいと思います。
わたしの手元にある、EEC情報『ヨーロッパ‐‐旅のお金の使い方』には、
次のように四つの区分がしてあった:
1. アルカーサル(14世紀に建てられたムデハル調の城)
2. カルロス5世宮殿
3. アルカサバ「赤い城」
4. ヘネラリーフェ庭園
と、なっているが、私は勝手に、
1. アルカサバ(赤い城)
2. ヘネラリーフェ(庭園、夏の離宮)
3. 王宮
というふうに、三つの区分に分けてみた(他にもそのように分けてある記事もあるにはあるが…)。
と、いう訳で、今日はその「区分1」のアルカサバ(赤い城)の写真を載せました。
今日はここまで…。
写真は、アルハンブラ宮殿敷地内にある、アルカサバ(城塞)から撮影した周辺の丘陵地風景である。
この城塞の色が赤いので、このアルハンブラ宮殿の名称が赤い城(アルカサバ)と名づけられた理由が良く分かった。
また、このアルカサバ(城塞)からサクラモンテの丘が見えるが、この丘にはグラナダに定着したジプシーが穴居生活をしていて、今でも家族ぐるみでフラメンコショーも見せてくれる、という。
先に、写真をクリックしていただくと、大写しになると申しましたが、クリックして大きくしてご覧ください。
良く見ると山腹に白い住宅の建物としか写っていないが、その後ろが洞窟になっているらしく、その数500~600もあるそうだ。