平成17年6月5日(日)
話題はロシア旅行から、また国内旅行にチョット戻りたい。実は、「愛・地球博」を見学して昨夜愛知県瀬戸市から帰って来たばかりです。
ツアーの発端は、K氏御夫妻が申し込んでいた参加予定の「愛・地球博バス・ツアー」が奥様の御都合により突然のキャンスルが発生したのです。 そこで、そのK氏の御紹介で私にピンチヒッターとして参加依頼が飛び込んできたのでした。 只、私も7~8月に夫婦で行く予定でいましたので、逆に1人追加出来ないか、という問題が生じました。そんな中で、彼が奔走の結果、1日前という直前であったにも拘らず、3人とも全員が行けるようになり私にとっては念願が叶えられ最高の結果が得られました。
さて、このバス・ツアーのあることさえ知らなかった私でしたが、あとで聞いたら、これはかなり前から行われている恒例のバス・ツアーだという。団体名は、「東京都7市連合会」である。
7市とは、小金井市を初め、立川市、稲城市、東久留米市、東村山市、西東京市、国立市を指しているのである。
この会の事業内容は良く知る由も無かったが、地元小金井市の案内状差出人を隣の参加者に見せていただくと、「小金井市勤労者社会福祉サービスセンター」とあったので、おおよその想像はついた。
そんな訳で今年の東京都7市連合会のバスツアーは「愛・地球博1泊2日」と決定されたようである。
交通手段は、明治記念館グループ(株)セラン、「セラントラベル」会社からの日の丸観光バスが3台チャーターされた、バスツアーである。
私たちのバスは3号車で、小金井市からは31名、稲城市から14名の計45名が3号車に乗車することになった。
7市全体の参加者は142名で、相当の参加者である。1号車、2号車はそれぞれ分かれての運行だが第1回目の休憩地、海老名インターで3台のバスが合流することになっていた。
先ず、小金井市公会堂前で小金井市参加者31名を乗せたバスは集合時刻7時のところを10分前の6時50分には出発。
稲城大橋を渡って稲城市からの参加者14名が待っている稲城市役所前へ向かう。途中稲城梨園を眺めているとアッという間に稲城市役所に着き参加者をピックアップすると、7時15分市役所前を出発。
7時40分には川崎インターから東名高速に乗り入れる。8時に海老名SAで20分休憩して8:20出発。
富士川を通り過ぎて5分ばかりすると前方左手に太平洋の海原が見えてくる。よく眺めていたら岸壁に面白い四角形の堤防が出来ていてその周りには2~30人の釣り人が竿を垂れていた。
遥か左前方に清水港も見られるようになる。清水と言えば「清水次郎長」が思い出され、彼の墓とか日本平もこの近辺にある、とガイドの説明があった.
間もなく海抜380メートルとあまり高くない、なだらかな日本平が左前方に見えてくる。日本平と言えば春になるとイチゴ狩りが有名だ。丘の上からは5本の鉄塔が見えた。
やがてあの忌まわしい日本坂トンネル・火災事故(静岡県・焼津市、全長2045メートル)現場を通過した。
思い起こせば、昭和54年(1979年)7月11日、トラックと乗用車が起因する衝突事故が発生し車両173台が次々と炎上し、7人が死亡するという火災事故である。
今では、内壁は白色で中はとても明るい立派な近代的トンネルに変身していた。
日本坂インターでも20分の休憩を取って、10時20分出発。藤枝、大井川、島田を通過。島田と言えば遊女が好んで結い始めたと言われる島田髷由来の紹介があった。
やがて高速道路の両脇には鮮烈な緑の茶畑が見えてくる。なんでも、この牧之原近辺のお茶は全国の60%を生産しているという。
間もなく相良牧之原出口を出る。ここから25km先に御前崎灯台がある、と知らされる。
また、あと3キロ先に目的地グリンピア牧之原に着くのだという。農道を通る車窓から見える延々と続く茶畑は見事なものだった。目的地到着予定の11:30が2分早い11:28分到着の正確さには驚いた。
今日はここまで…。
写真は農家の回りに見られる見事な新緑の茶畑風景。