平成17年6月6日(月)-続き7
前回の続きです
夜中の午前2時10分頃、1回トイレに行き、また一眠りしたが、結局4時15分には目が覚めた。うろうろしていて家内に促されたのが午前5時を少々回っていて、今朝の日の出時刻がたしか4:43だったから、まだ日の出から20分も経っていなかったのに日は大分昇っていた。もっと、太陽は大きく見えるものと思っていたら、案外小さかった。
その時、この太陽のことで、思い出した記憶が蘇った。それは、私が今から10年以上も前の夏、北欧のノルウェーを訪問した時のことである。もう夜の10時を大きく回っていたので、早く寝ようと思って窓際のベッドに仰向けになって寝ようとしたが、中々寝付けなかったのだ。
それは、白夜の現象で、北極へ近ければ当たり前のことであるが、実際に体験してみると、自然の神秘性を感ずるというより、恐怖さえ覚えたのである。
物凄くデッカク、真っ赤な太陽が私の体の上にギンギラギンとデンと乗っかっているように見えたからである。北極に近い国なら、当然の現象で、逆に、もし冬に行っていたら、1日中真っ暗な世界だっただろう、と想像するのであった。
さて、家内は朝風呂で大浴場へ行っている間に私は身支度をする。帰ってくると、6時半の朝食時間になったので2階奥の方の食堂へ行く。朝食はブッフェー形式で好きな物を取って食べられるので昨夜のディナーよりもズーと良かった。
いつもは大食漢の私だが、今朝は珍しくお粥とヨーグルトにした。結局、お粥はお代わりしたが。最後はコーヒーでしめた。
ホテルを出発したのは、午前7時45分。車中でガイドの話ではお天気は上々だし、気温が28度位まで上がるようだ、と今から暑さが心配される。
車中では、10分ばかりの「愛・地球博」の簡単なビデオの説明があった。
途中、矢作川を越えて、先にある上郷サービスエーリアで10分のトイレ休憩を取り、
目的地、「愛・地球博」長久手会場の西ターミナルへ到着した。
バスの時計を見たら9時33分だった。
さあ、これから万博会場で、どんな話が始まるのであろうか?
今日はここまで…。
写真は、正面遠くに見える会場内にあるワンダーホイール「展・覧・車」前風景である。
この展覧車は、建物の内では人とクルマと地球の物語、外では会場展望、50m級観覧車に乗って2つの世界が楽しめる国際博覧会初のパビリオン、と、入り口で貰ったEXPO2005AICHI JAPANの会場案内地図に書いてあった。なんでも、人の話によると、8秒毎に展覧車が動くというから気長な話ではある。この展覧車は遠くからバスの車窓からも見えたが、全く静止している感じがしていた。