いずみは「可愛い」が好きです。
可愛い人、もの。
その概念自体が素晴らしい。
無敵の概念。
でも、その性質を掘り下げると、
「弱者を上から目線で評価した言葉」
と捉えられないかと心配しています。
可愛い=弱い、という側面も、確かにあるじゃないですか。
そこ通り越すと最強になるんですが。
この微妙なところで思考停止すると、
「可愛いという言葉はけしからん」
と言葉狩りにあいそうな気がして怖いのよ。
近年、迂闊に言えない言葉が格段に増えましたよね。
コンプライアンスだなんだで。
あと、ポリコレがどーので。
「可愛い」がその規制対象にならないか心配しています。
海外に渡った「kawaii」は、日本人以外が使うことを文化盗用とみなす、
とされる件もあるのだとか。
くっだらねえ。
誰が使ってもいい言葉だよ、kawaii。
素晴らしい文化じゃないですか。
どんどん広めていこう。
いずみ、それで一本小説書いちゃったよ。
可愛いを目指すおじさんの話。
いいと思うなあ、「可愛い」。
うるさい人に捕まらなきゃいいんですがね。