ガチ恋勢の悲哀。

有名人のファンの中に、「ガチ恋勢」っているじゃない。

いまちょっとアツいよね。話題的に。

そのガチ恋勢の方々が何かこう、可哀想に思えてきちゃって。

特に、ガチ恋営業かけてるタレントさんのファン。

そりゃもう、好きになっちゃうよ。

そうなるように誘導されてんだもん。

いずみみたいに、何でも一歩引いて見る癖がある人は大丈夫だけど、

のめり込んじゃうタイプの人っているじゃない？

そういう人は危ない。

だって、普通に楽しんでるだけなんだもん。

ガチ恋営業を。

誰よりその「コンテンツ」を楽しんでたら、ある日熱愛報道とかされるわけよ。

で、

「一ファンに過ぎない貴方がなぜ悲しむの？」

とか言われちゃう。

もう、そういう人を思うと悲しすぎて。

楽しみ方の一つとして、「擬似恋愛」を押し出してきてるわけじゃない。

「ファンサ」って曲でも言ってるでしょ、

「恋しちゃってください」

ってさ。

ガチ恋営業は、疑似恋愛をコンテンツとして提供してるわけよ。

それを楽しんでたら、突然梯子外される。

で、厄介オタク扱いされたり、ガチ恋そのものが悪いって言われたり。

散々だよ！

もう、悲しくて悲しくて。

タレントの熱愛報道はなんとも思わないけど、

そのガチ恋勢の方々の嘆きの声を聞くと、

本当に切なくなる。

そうだよね、好きだったんだよね。

「恋してね」と言われて、裏切られたんだよね。

この人の悲しさは本物だと思うのよ。

賢い人は、「ガチ恋勢が悪い」って言うわけよ。

タレントだって一人の人間なんだから恋愛くらいするだろって。

もう、そういうのアッタマ来ちゃって。

一万人十万人ファンがいれば、うっかりガチ恋しちゃう人もいるでしょ。

そりゃ、だからって暴言吐いたりするのはよくないよ？

でも、悲しんで、お幸せに、ってスッと消えて行く人たちを思うと、

これもうなんなの、切なすぎるでしょうよ。

そりゃチキンも冷めるわ。