和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

あとがき。

2009-05-17 20:09:07 | いつもの日記。
ようやく書き終えました、「祭の合図」。
長かった・・・。
というのも、書き始めてから書き終わりまでは結構早かったんですが、
着想してからが長かったんですね。
ざっくり半年くらい?
ありえねー。

さて、今回はこれまでの伏線の回収というか、結構びっくり(のはず)の展開が
目白押しな感じになってると思います。
・・・でも、これでもまだ詰め込み足りなかったんですよね・・・。
もうひとつ、デカいネタが残ってます。
その辺は、次の話の最初にでも持っていこうかなと思っています。
次回への布石も打ったことですしねー。

っつか、正直今回の展開はアリですかね?
個人的には、楽しくてしょうがないんですけど。
UFOのくだりとか、黒巫女の名前のくだりとか、黒巫女の新技のくだりとか。
黒巫女については、どんだけ伏線張ってんだよ!って自分で思ったくらいですし。
頑張って、少年漫画したつもりなんですけどねー。
なんつーか、自分だけ面白いんじゃないだろうかと不安でしょうがなかったり。

何はともあれ、新キャラも出たので恒例の備忘録を。
(これ、毎回キャラ設定表を作ってて、そこから引っ張ってきてます・・・)

◆久我描(くが・えがく)
猫→描。ネコのイメージだけど、あんまり関係ないかも。
ボクっ娘、百合っ娘、ドM。「~っす」。
生徒会副会長、1年生。「久我磨(くが・みがく)」という兄がいる。
「ナイトメア」構成員で、夕月に心酔している。
噂中毒(ワーカホリック)。
噂が大好きで、沢山の噂を作り出している=沢山のロアを生み出している。

今回は、最終回第1章って感じです。
2章以降も、こういう少年漫画なノリで行きたいと思ってます。
全部で4章くらいかな。今のところ。
・・・長っ。
コメント (2)
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祭の合図:5(完)

2009-05-17 18:06:53 | 小説――「RUMOR」
周囲は闇。
曇った空には月も星もなく、街灯より随分高い位置にある屋上は黒一色だ。
そんな中に、同色の男と女がひとりずつ。
ひとりは、喪服の成人男性。
ひとりは、巫女服の成人女性。
――夕月明と、「未来の小麦」。
「久し振りだね、虎春君。小麦ちゃんは――まだ話せる状況じゃないかな」
「あぁ、全部あんたの思惑通りだよ」
「おや、人聞きの悪い――」
わざとらしく、肩をすくめてお道化る夕月。
「まるで俺が君達に嫌がらせをしてるみたいじゃないか」
「みたいも何も、嫌がらせだろう」
今にも倒れそうな小麦の肩を抱いたまま、僕は警戒心を最高レベルにまで高める。
もし、あの黒巫女が襲い掛かってきたら・・・きっと、どんなに警戒しても無駄だろうけれど。
「ふふふ、まぁそう邪険にするなよ。俺は、君達と話をしに来ただけさ」
「信じられねぇな」
「ふむ。これは手強いね――っと。それよりも、描」
言って、久我さんの肩をポンと叩く。
「あ・・・ゆ、夕月さん。ごめんなさい、負けちゃったっす」
僅かに、怯えるような表情を浮かべる。
それを気に留める様子もなく、夕月は続けた。
「そうだね。だから油断するなと言っただろう?」
「うぅ・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
「仕方のない子だ、帰ったらいっぱいお仕置きしないとね?」
「お仕置き・・・お仕置き、うふ、オシオキ・・・えへへ、はい、っす・・・」
「く、久我さん!?」
そこで何故うっとりする!?
全身にぞわぞわと鳥肌が立つ。ああ、何ておぞましい!
久我さんは、本気で手遅れのようだった・・・色々と。

それはそうと、と夕月が僕らに向き直る。
「ヒントをあげなくちゃいけないね。見事、ワーカホリックに勝ってみせたのだから」
いちいち上から目線でモノを言うな。イラつくヤツだ。
「ああ、そうそう。『黒い悪い夢ナイトメア』の前身についてだったか」
「ちょっと待て、その前に、前回の約束はどうなった?」
あれは僕の失態だった。
聞き出せるはずの情報を得られないまま、逃走を許してしまったのだから。
「約束――ふふふ、約束ね。覚えている、覚えているさ」
本当か嘘か分かったもんじゃない。
「だが、焦る必要はない。全ては、繋がっているのだから」
「どういう意味だ。いちいち回りくどいんだよテメーは」
「前回の約束と『黒い悪い夢ナイトメア』の前身は、イコールだと言っている。つまり」

「――『黒い悪い夢ナイトメア』の前身こそが、『友達の友達F.O.A.F.』だ」

何だって――!?
じゃあ。
友達の友達、、、、、というのは、個人の名前でもロアの名前でもなく――
「組織名、だと言うのか?」
「ああ、その通り。噂を生み出し、管理し、抹消するための組織、名付けて『友達の友達F.O.A.F.』。
 それは、多分君達が想像するより――否、誰にも想像できないくらいに大きな組織だ。
 そして、大きな組織には必ず下部組織や派閥といったものが存在する。
 その中のひとつを、俺が名付けて仕切っているというわけさ」
「そういう、ことか」
僕の頭の中で、情報がめまぐるしく行き交う。
切断魔ジャック・ザ・リッパーの噂を広めた者。
マキオの噂を手助けした者。
友達の、友達――。
巨大な組織が、その末端が、秘密裏に動いていたとしたなら。
そしてそれが、ロアやその語り部、修正者を管理しているというのならば。
不可能ではないのだ。起こり得るのだ。現実なのだ。
有り得ないことを基本ベースにして考えれば、有り得ないことではない。
何という矛盾、パラドックス。
「いや――待て。そもそも、何故そんな組織が存在する?」
そう、ここに来て疑問はスタート地点に戻る。つまり、組織の目的。
「それを語ると長いのだがね。まぁ、簡単に端的に言うなら、世論の調査と調整、誘導のためだ」
「世論?そんなもの、一体何の役に」
「立つのさ、それはもう、劇的に。何せ――組織の発足は第二次世界大戦中、、、、、、、、にまで、、、遡るのだから、、、、、、
「あ――!」
一瞬の閃き。
それは、僕から見れば、悪意と狂気と恐怖の塊。
「その通り。世界を敵に回す戦争に向けて、国民を扇動するため、、、、、、、、、
だとしたら、確かに・・・僕らの想像など及ぶところではない。
「もっとも、その後はさすがに戦争利用のために存続したわけではないが。
 今ではすっかり力を失い、形骸化している部分も多い――だから俺が好き勝手できるのさ」
夕月の語ることだ。
全部、中二病全開の妄想、虚言、戯言だと言って片付けてしまいたい。
しかし、心のどこかで納得する自分もいるのだ。
それは・・・僕もまた、、、、語り部、、、だから、、、なのだろうか。

「ふふん。そんなの――あたしには関係ないわね」

腕の中から、強気な声が聞こえる。
「小麦っ」
息はだいぶ整ったものの、汗はまだ引いていない。表情もどこか余裕がないように感じられる。
「言ったわよね?できる限り万全パーフェクトに育てなさい、って」
「おお、これはこれは小麦ちゃん。今日も可愛いね。実にステキだ。結婚しよう」
「「死ね」」
僕と小麦は見事にハモった。当然だ。
「ああ、振られてしまった。悲しいなぁ。悲し過ぎて今夜も描に八つ当たりしてしまいそうだ」
「人質かよ!」
実に有害な大人だった。僕は決してこうはなりたくないもんだ。
「いやいや・・・すまないね、小麦ちゃん。今夜は、ちょっと別件なんだ」
「何?まだ万全パーフェクトじゃないの?」
「ああ、まだまだだ。もう少し待っておくれ」
「ふん。だったらとっとと帰りなさい。アンタの顔見てるとムカムカするのよね」
「まあまあ、そうつれないことを言わないでくれ――今日は、この子の名前を伝えに来たのさ」
――いずれこの子に名前を付けたら、真っ先に報せよう。
確かにヤツはそう言った。しかし。
「名前なんかどうだって良いわよ。要件はそれだけ?」
「ふふふ、名前、ナマエ、なーまーえ。名前は何より重要さ。ああ、間違いないとも」
「聞いちゃいないわね・・・」
「すぐに分かるよ、名前がいかに重要か・・・」
夕月は、黒巫女を前に出るよう促す。
そして、高らかにその名を告げる。

「この子の名前は、遠野、、輪廻、、

瞬間。
小麦は僕の腕を弾くように押しのけ、雷光の如く夕月めがけて飛びかかった。
瞬き程度の時間で、その距離はゼロになる。
――激突!
小麦の拳は――しかし、夕月には届かない。
「ああ、ありがとう、輪廻。助かったよ」
軽々と、黒巫女――遠野輪廻は、小麦の攻撃を受け止めていた。
そして小麦の拳を緩やかに払い、そのまま流れるように両手で弧を描く。
この構えは――!

「――炎舞エンブ

炎を纏った拳で直接攻撃を行う、人外技!
紙一重のタイミングでそれをかわすと、小麦は慌てて距離を取った
僕の目の前まで戻って、動揺するように叫ぶ。

「何でよ!何でアンタが、あたしのお母さん、、、、、、、、を知ってるんだ!」

お母さん?
お母さんは――小萩さんだろう?
「いや、まさか――小麦」
「本当の、お母さん・・・」
「だっ・・・だって!どこの誰かも分からなかったんじゃ」
「名前だけは・・・今のお母さんが、教えてくれた」
「そんなっ」

じゃあ、何で?
何でこいつは、そんなことを知っているんだ!?

「ふふふ。どうかな、名前は重要だろう、、、、、、、、?」
このヤロウ・・・そんなもん、反則だろうが!
こんなことされれば、誰だってマトモではいられない。
名前がどうとか、一切関係ない!
「今日の用事は、それだけさ」
「ま、待てっ!今!直ぐに!あたしの質問に、答えろッッ!!」
「ふふふ、そう急くなよ、小麦ちゃん」
「こ、の、ヤ、ロォォォ!!」
身構える小麦。
「輪廻」
夕月の合図に反応し、遠野輪廻は両手で弧を描く。
――違和感。
その距離での炎舞は無意味だ。遠距離の場合、風舞とのコンボで始めて威力を発揮する。
当然、小麦は打ち終わりを狙うべく、その場で身構えた。
遠野輪廻の両腕に、炎が灯り。
人外技が発動する――はず、が。

そのまま炎を纏った両手を合わせ、両腕の炎を掌へと移し。
ゆっくりと、棒状の炎を、、、、、生成した、、、、
そして、それを右手で掴み。
まるで、先ほどの小麦の動きをコピーするかのように、大きく振りかぶる。

「――炎舞エンブ香車ヤリ

激しく風を切る音が、確かに、僕の耳にも聞こえた。

投擲される炎の槍。
目にも止まらぬ速さで――それは、小麦の右肩を貫いた。

「あああああああああああああああああああああああ!!」
「小麦ィィィィッ!」

血が!血が溢れて、止まらない!
「小麦、しっかりしろ、小麦っ!」
「んっ、く、痛・・・ッ」
小麦は必至に傷口を押さえつけている。
「大丈夫、虎春君。小麦ちゃんの回復力なら、何てことはない」
こともなげに、吐き捨てる夕月。
「キサマ・・・ッ」
「おお、怖い怖い。そういう顔もできるんじゃないか、虎春君?」
邪悪な笑み。
何て、悪辣な。何て、腐敗した。
人間を辞めたかのような、微笑だった。
こいつは――小麦のことを、何だと思っているんだ!
「・・・ふふん、これくらい、何てこと、ない・・・」
気丈にも立ち上がる小麦。
「ふふふ、まだ立ち上がるかい、小麦ちゃん」
「あたしは、全ッ然闘えるんだからね!」
肩口に、僅か、湯気のようなものが立ち上っている。
まさか――これが、小麦の超回復能力だというのか?
「そうか・・・ふむ、ハッタリではなさそうだね。末恐ろしい」
「ヒトの技、パクりやがって。絶対許さないんだから!」
「いや、すまないね。少しは成長したところを見せたかったのさ。今日はここまでだ」
そう言うと、夕月はそっと遠野輪廻の肩を抱く。
「ああっ、夕月さんっ。ボクもボクもっ」
慌てて夕月にすがりつく久我さん。
噂中毒ワーカホリックだけでは終わらない。汚染流行パンデミック誇大妄想レジェンドと、後が控えているからね。
 じゃあ、また会おう。小麦ちゃん、虎春君」

「――風舞カザマイ

小麦と同じ声だけを残して、3人はその場から消える。
跡形もなく、最初からそこに存在しなかったかのように。
「くそ・・・また逃げられたッ!」
「落ち着け、小麦!お前だって重傷なんだ、じっとしてろ!」
「むぅ・・・あたしはまだ闘えるもん!」
「じっとしてろって、言ってるだろうが!」
「ひっ・・・うっ・・・う・・・ふぇ」
やべ、泣きそう!?
「ああ、いや、とにかく、今日はもう帰ろう・・・ぜ?」
「う・・・っく、う、うん・・・」
ギリギリセーフ、って感じか・・・。
正直、助かったのはこちらの方だ。今回ばかりは――そう思う。
久我さんのロアとの連戦、そしてパワーアップした黒巫女、遠野輪廻。
あのまま闘っても、消耗した小麦では到底勝ち目はないだろう。
畜生、一体どうしろってんだ。
小麦の反則じみた強さをもってしても勝てないなら――。
僕は、薄暗い明日を思って、大きくため息を吐く。

以下、余談。

「柊センパイ!」
次の日の昼休み、廊下で僕を呼ぶ声が聞こえた。
「げっ・・・」
「げっ、て!?ひどっ!」
振り向くと――
「可愛い後輩に声かけられて、その態度はないんじゃないっすか?」
生徒会副会長様が、そこにいた。
「・・・君、何考えてんだ」
「え?何がっすか?」
「敵同士、だろう」
「センパイと?ボクが?」
「・・・いや、僕らと、君達の組織が」
「そんなー。ボクは結構、好きっすよ」
「は?」
「ハイ。勇ましくて、カッコ良かったっす。惚れちゃったっすよ」
「おぉ、う・・・」
「――神荻センパイ」
ですよねー!
うん!分かってた!お兄さん分かってたから!誤解とかしてないんだからね!?
「・・・って、えぇ?小麦!?」
「いやぁ、最初はちっちゃくって可愛いなーくらいだったんすけどねー」
てへへ、と照れるボーイッシュ美少女(16)。
・・・百合っ娘かよ!
「ああ、あの細くて長い足で踏まれてみたいっす・・・」
・・・しかもドMかよ!
頭痛がするぜ、全く。
「っていうか・・・夕月は?」
「男のヒトは、夕月さんだけっす!」
「そんなこと、宣言されてもなぁ・・・」
「昨夜も・・・えへへ・・・」
「ごめん、そこ詳しくは聞きたくないな、お兄さん」
禁断の匣のような気がして、僕は遠慮した。
「とにかくっ」
改めて、久我さんはぺこりと頭を下げる。
「昨日は、色々すみませんでした。でもでもっ、今後も仲良くして欲しいっす!」
特に神荻センパイは。という言葉はスルーした。
良く考えれば、久我さん自身は敵でも嫌な奴でもないのだ。
僕らの敵は、あくまでも――夕月そのものなのだから。
色々と戸惑うことはあるけれど、敵だ仇だと罵ることはしたくない。
だから――僕は彼女の申し出を快く了承することにする。

「ありがとうございます!・・・というわけで、神荻センパイの携帯番号を」
「それは断る!」
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今週の「トラウマイスタ」。

2009-05-13 21:58:22 | 読書感想文。
今週も元気に巻末爆走中。ジャンプだったら既に切られてたんだろうなあ。
この辺がサンデーのいいところ。

って、んなことよりダヴィンチですよ!
ここで再登場ですよ!
いやあ、やっぱりいいなあ。
和むぜ。

いくらなんでも、もうラストバトルかな。
うーん、でもここは仲間の助けなしに勝って欲しいところ。
・・・無理かなあ。
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祭の合図:4

2009-05-12 22:03:08 | 小説――「RUMOR」
猛スピードで迫り来る、赤く発光するUFO。
僕らが回避すると、それは再度上空へと舞い上がり、重力や慣性を無視した方向転換をする。
しかしその瞬間――実に僅かな時間だが、UFOは発光を止め動きを止める、、、、、、
そこが唯一の狙い目であると僕は踏んだ。
そして、そのタイミングで攻撃できる方法を、僕はついさっき、この目で確認している。
問題は、アレを打ち破れるだけの威力があるか否かという一点なのだが。
大丈夫だと、チアリーダーのコスプレをした幼馴染は、笑った。

小麦は、先ほどよりも更に大きく振りかぶり。
体を大きく捻るように構えて。
叫び声と共に――武器リコーダーを投擲する!

激しく風を切る音が、確かに、僕の耳にも聞こえた。

「コッチには遠距離攻撃がないとか、そんな甘い話はないっすよ!」
久我さんが叫ぶ。
それに呼応するように、今度は青く発光するUFO。
下部の中央付近から砲台のようなものがせり出して、そこからレーザーを放った。
「うっわ、マジ有り得ねえ!」
ここまで大規模に現実離れしたロアには初めてお目にかかるぜ・・・。
そして、UFOが放った一撃は、難なく小さなリコーダーを捉える!
ヤバい――。
「そんなもんに、負ッけるかぁあああ!」
小麦の咆哮!
そして、その瞬間。

投擲された武器は、炎に包まれ、、、、、光の帯を、、、、突き破ってゆく、、、、、、、

更にそのまま、UFO本体さえも悠々と貫通していった。

発光を止めるUFO。
ゆっくりと高度を下げ――やがて、音もなく、霞のように掻き消えた。
屋上には、強い風だけが残る。
まるで、何事もなかったかのように。
「や・・・った、か?」
僕は、呆然と立ち尽くすばかりだった。
目の前で繰り広げられた光景は、余りにも衝撃的で、理解不能で、ぶっ飛んでいた。
「・・・小麦?」
見事、巨大なロアを打ち倒した小麦は、らしくなく黙っている。
その顔を覗き込むと。
「っ・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
額に大粒の汗を浮かべ、息を乱していた。立っているのが不思議なほどに。
あの小麦が、ここまで消耗するほどの攻撃だったということか。
僕は黙って小麦の肩を支え、小さな頭をそっと撫でた。

「・・・・・・くっはぁあああ!負けた負けたぁ!いやぁ、もう完敗っす!あははははははは!」
「うおっ」
何だ急に!?
僕は慌てて久我さんを見やる。
「マジ強いっすね、神荻センパイ。反則っすよー」
ぺたりと座り込み、先ほどまでの緊張感が嘘のように笑っている。
こいつは、本気で分からんね。理解の範疇外だ。
「とにかく」
僕には、未だ息の整わない小麦の代理として――情報を聞き出す義務がある。
「聞きたいことが、山ほどあるんだが?」
「はい、何でも聞いちゃってください。ボクに答えられることなら全部お話しするっす」
「そいつは、ありがたいね」
一度大きく息を吐き、その間にざっと思考をまとめる。
・・・・・・。
――よし。

「まず、忘れないうちについさっきのことから。
 1体目のロア、カシマレイコもどきな。あいつの仮面の下、顔がなかったんだが、、、、、、、、、
「あー、当然っすよ。ボクは質より量を取るタイプっすから。
 噂話は好きだけど、ひとつひとつに執着はあんまりないカンジっす」
「執着がないと、顔がないのか?」
「そっすよ。知らなかったんすか?意外っすね」
「僕は何も知らねぇよ。だから困ってんだ」
「ふむ・・・ってか、知らなくてここまで闘えること自体が脅威っすね・・・」
「次。何で僕らにちょっかい出してきた?」
「命令だからっすよ」
「誰からの?」
「んー・・・『組織』からの」
「・・・ってことは、『語り部』とか『修正者』ってのも、その組織内の専門用語だな?」
「おお、さすが。勘が良いっすね」
「意味は?」
「『語り部』ってのは、自分で意図的に噂を作り出せる人間のことっす。
 そして『修正者』は噂を修正できる――化物を打ち倒せる人間のことっすね」
「だから小麦が『修正者』なわけか。でも、僕が『語り部』なのは何でだ?」
「いや、そこはボクの方が聞きたいっすよ。センパイは『語り部』じゃないんすか?」
「・・・・・・そこは、まぁ、どうでもいいや」
「ひどっ。自分で振っておいて!」
「次――ってか、最後」
「はいはい、何なりと」

夕月明を、、、、知っているな、、、、、、?」

その言葉に。
その名前に。
少なからず――久我さんは驚愕する。
「・・・えぇと、それはもう、勘が良いとかそういうレベルじゃないような」
「勘さ。虫の知らせとか悪寒がするとかキナ臭いとか言い換えても良い」
「全部悪い意味なんすけど」
「当たり前じゃないか。アイツは悪だ」
「うわぁ、今さらりと酷いコトを!?」
何だろう、久我さんはあんなヤツに心酔でもしてるのだろうか。
だとしたら、一刻も早くカウンセリングを受けたほうが良い。
そしてしっかりと社会復帰して欲しい。
「夕月さんは――いわゆる、リーダーっすよ」
「『組織』の?」
「そう。名付けて、『黒い悪い夢ナイトメア』」
最低のセンスだ。誰が名付けたか、一発で分かる。
そういえば――
忍び寄る悪魔カウントダウンってのも、夕月のネーミングだろ」
「おお、その通りっすよ。良く分かったっすね?」
この娘、もしかして気付いてないのか。アイツの異常なセンスに。
早期の治療を望んでやまない。
「・・・で、そもそもその組織って何のために作られたんだ?」
「うーん、統一された目的って実はないんすよね」
「何だそれ」
それじゃあ組織とも呼べないのではないだろうか。
「メンバーもそんなに多いわけじゃないんすけど、目的は割とバラバラっす」
「久我さんの場合は?」
「ボクっすか?ボクは単純に夕月さんが好きなだけで――」
実に残念ながら、この娘の救済は既に不可能だ。
「畜生夕月め!洗脳までやってるとは!」
「洗脳じゃないっすよ!?」
だんだん突っ込みがこなれてきたな。侮れない。
ひとまず、何故か怒ってしまった久我さんを適当に宥めつつ考える。
「というか――問題は夕月自身の目的だな。何のためにこんな組織を作ったのか」
「いやー、そもそも立ち上げたのは夕月さんじゃないっすよ。
 あくまでも、元々あった組織に名前を付けただけっす」
「そうなの?じゃあ元々の組織って――」

「――風舞カザマイ

耳に響く、聞きなれた声。
僕の視界に、ふたつの異物が混じる。
目の前、およそ5メートル先。久我さんの背後。

「そこから先は、俺が話そう」

黒いスーツに、黒いネクタイ。スーツの下のシャツだけが白い。
まるで、喪服。

「ふふふ、会いに来たよ。さあ――祭の始まりだ」

この場に、世界に馴染まない男。
忌避すべき、唾棄すべき敵。

最悪の災厄――夕月明。
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西尾維新、新連載。

2009-05-11 22:45:35 | 読書感想文。
最近、ジャンプはかなり頑張ってると思います。

まだ始まったばかりの「黒子のバスケ」はハイスピード&ハイテンションで
新しいバスケ漫画を見せてくれるし、同じく新連載の「べるぜバブ」はジャンプの
王道を踏まえつつも毎週神がかった展開を見せてくれます。
ベテランどころでは「ワンピース」や「BREACH」が頑張ってるし、
「ぬらりひょんの孫」「SKET DANCE」なんかも中堅として安定しています。
残念ながら「脳噛ネウロ」は終わってしまったけど、個人的にはここ10年くらいで
一番面白い時期なんじゃないかと感じています。

――そんな中、西尾維新原作の「めだかボックス」が今週から開始されたわけですが。
正直、相手が悪かったかなァ。という印象です。
バトル展開にするとワンピ・BREACHには到底勝てないし、1話読み切り人情モノだと
SKET DANCEや銀魂は手ごわすぎる。
萌え路線では、まだToLoveるが頑張ってる以上、ジャンプ的にはお腹いっぱい。
西尾維新の性質上、ニッチなところを攻めるしかないと思うのですが、
それすら難しい状況と考えます。

勿論、つまらないわけじゃないんですよ。っていうか面白いです。
特に、めだかのキャラは本当に秀逸。
1話目にして、めだかのキャラを理解させ、印象付けるエピソードがもりもり入ってて
実に読み応えのある漫画に仕上がってました。
でも、今の上位連載陣を脅かすほどか?と言われると・・・NOかなぁ。という。

先に挙げた連載陣は、実に強力であり堅牢だと思います。
めだかのキャラが全てと言える本作で、これを打ち破るのは容易でないでしょう。
ジャンプでは、ひとりのキャラに頼り切った作品はなかなか大成しない傾向にある
と勝手に分析しています。

・・・とはいえ、まだ1話目。
ここから更に、めだかのキャラ+αでブチ抜けて行ければあるいは・・・。
読者を飽きさせない、西尾維新ならではの展開に期待しています。
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疲労かなあ。

2009-05-11 08:48:38 | いつもの日記。
今日も、体が怠くて仕方ありません。

熱もないし喉も腹も痛くないし、対外的には至って普通なんですが。
むしろ、普通だから困ります。他人に症状を説明できないっすよ。
病院行っても栄養剤処方されるだけだろうし。
会社休もうにも、「怠いです」としか言えなければクビが危ない感じ。

うーん、今のところは、だましだまし無理するしかないかなあ。
あー・・・怠い・・・・・・。
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祭の合図:3

2009-05-10 17:50:49 | 小説――「RUMOR」
都市伝説フォークロアには、対策となる噂がセットになっていることが多い。

口裂け女にはポマードが効く。
「紫の鏡」には「白い水晶」。
更に更に、ヴァンパイアにはニンニク、狼男には銀の銃弾、ミイラ男には炎。

どんな強力なロアであっても、弱点を突けば勝てるのである。
・・・問題は、この忍び寄る悪魔カウントダウンにもちゃんと対処法があるのかという点。
さすがにこの状態のままでは、まともに動けやしない。
まさか、「そこまで考えてないっすよ」とか言わないよね、久我さん?
と、ひとり悩んでいると。
「ちゃんとあるっすよ、対処法」
「ほほう。ちなみに、どんな?」
――僕はすかさず切り込んでみる。
「鏡に写ってる悪魔を、黒板消しで消すといいっす」
おお!さすがアホの子!
こんなにあっさり口を割ってくれるとは思わなかったぜ・・・。
「『語り部』として、お話に関して隠蔽したり虚偽申告したりしないのは当然っすよ・・・」
若干呆れられてしまった。反省。
っていうか。
「・・・よくも僕の思考を読んでくれたな」
しかも、さっきからちょくちょくと。
「目を見れば大方分かるっす。どうせボクのことをアホの子だと思ってるんすよね」
「全部バレとるー!」
「そ、そこは嘘でも否定して欲しかったっす・・・」
久我さんはもう少しで泣きそうだ。
このベクトルからトドメを刺すのは卑怯な気がするのでやめておくことにする。

「とにかくっ」
改めて、久我さんの宣戦布告。
「最後の勝負っす。屋上で待ってるっすよ?」
そして久我さんは、背後にある屋上へと続く階段へと走り去った。
「待て――って、ごめんハル君、一人で大丈夫?」
「ああ、大丈夫。すぐ追いかけるから、先に行ってて」
「らじゃー!」
良い笑顔で答えて、颯爽と駆け出す小麦。本当に僕のこと心配してたのか、あいつ。
しかし、屋上ねぇ。確か、施錠されてるはずなんだけど。
そこはあれか。副会長特権でどうにかしたのかな。
屋上、屋上、屋上・・・っと。いくつか、聞いたことのある噂もあるけど。
まぁ、ここで僕が考えても無駄なことだろう。
今はとにかく急いで小麦を追いかけることに専念する。

鏡に――当然、姿が写りそうな窓にも注意して、近くの教室から黒板消しを入手した。
恐る恐る鏡を覗き込むと、先ほどより少し近い位置に悪魔が立っている。
うあー、このじわじわ迫り来る感じは結構マジに怖いな。
僕は、慌てず騒がず鏡に写る悪魔を黒板消しでなぞる。
久我さんの言葉通り、悪魔は跡形もなく消え去った。
こんなに恐ろしい悪魔が黒板消しでなぞるだけで消える辺り、作者のセンスが光るね。
――よし。
「じゃあ、小麦を追いかけますかね」
ひとりにしておくとどこまでも暴走しかねないからな、あいつは。
僕は急ぎ屋上へと続く階段を駆け上がる。
1階から2階へ、2階から3階、そして4階――屋上はこの上だ。
最後の階段を見上げた、その先に。

「・・・小麦?」
「ハル君っ、ここ上っちゃダメっ!」

足首を不気味な手、、、、、に掴まれた小麦が、階段の最上段で立ち尽くしていた。

「何だこれ!?」
「わっかんないっ!畜生、セコい時間稼ぎしやがってぇー!」
「足、大丈夫?痛くないのか?」
「痛くはないけど――気を抜くと、持って行かれそう、、、、、、、、
「マジで!?」
それは、普通にマズいんじゃないだろうか。
くそっ、これが久我さんの切り札か?
・・・否、多分違うな。これはきっと、足止めに過ぎないだろう。
彼女は――屋上で、何かしらの準備をしているに違いない。
マキオのような、特殊な儀式が必要な召喚系のロアだろうか。
しかし・・・ここで素朴な疑問がひとつ。
「小麦っ、久我さんは、その手に掴まれたりしてなかったのか?」
「うん、なんか・・・一回この辺で足を止めてはいたけど。すぐに屋上に出て行っちゃった」
「ふむ・・・」
僕は、考える。
足を止めはしたわけだ。となると、その時に何か対策を打った・・・?
「何か、変なことしてなかったか?」
「変なこと?」
「何でも良い、足を踏み鳴らしたとか手を打ったとか――呪文を唱えたとか」
「あっ!」
最後の言葉に、小麦が反応する。
「分かった、呪文だ!ええと――確か」

「『十三階段、上り切った』!」

小麦の叫びに呼応するように、足首を掴む手が消えていく。
なるほど、久我さんは立ち止まった一瞬で解除の呪文を唱えたわけか。
しかし、この呪文のセンスは結構好きだな。『見上入道みあげにゅうどう、見越した』みたいな。
これも彼女オリジナルのロアだろう。
やはり久我さん自体、、、、、、は嫌いじゃない――。
「よしっ、消えた!行くよ、ハル君っ!」
「おう。ってか、僕もそこまで上ったら呪文唱えなきゃな」
足首を掴まれると分かっていて階段を上るってのも、結構嫌なものである。
僕は意を決して駆け上がる。
1、2、3・・・なんでわざわざカウントしてるんだ。
6、7、8・・・無意識って怖い。
11、12――13。おお、本当に13段だ。
「『十三階段上り切った』っっ!」
「うおぅ、めっちゃ早口・・・」
足首掴まれる前に言ってやった。何とかなるもんだな。
「さあ、行くぞ」
ごまかすように言って、僕は普段施錠されているはずのドアを開く。
当然、難なくドアは開いて。
初めて目にする風景が、眼前に広がった。

「ようこそ――お待ちしていたっすよ」
だだっ広く、風の強い屋上。
一足早く到着していた久我さんが、恭しく一礼して僕らを迎える。
足元には、白い線で描かれた不可思議な模様。
大きな丸の中に沢山の小さな丸や三角、四角が入り混じった――所謂、魔法陣。
予想通り、ここで何かを召喚するつもりのようだ。
「準備万端、ってトコかい」
「はい、概ね予想通りのタイムだったっすよ、センパイ」
朗らかに笑う少女に、僕は寒気を覚える。
コイツの狙いは何だ。
一体何を考えているんだ。
正直、この手のタイプは苦手である。
頭が良くても、目的が見えないヤツ。趣味嗜好が分からないヤツ。喜怒哀楽が薄いヤツ。
そういうヤツは――ちょっとだけ、苦手だ。
「ちなみに、『十三階段』はどうやって撃退したんすか?」
「呪文で消したよ」
「ああ、そっちっすか」
「他に手があるとでも?」
「ええ、多分、神荻センパイクラスの『修正者』だったら直接攻撃で破壊できます」
「ちっ・・・またワケの分からない専門用語を」
「ちゃんと、教えてあげるっすよ――コイツを倒せたら、、、、、、、、
魔法陣の中心に立つ久我さんが、ゆっくりと両手を挙げる。
一体何を――何を、召喚ぶ気だ?

「ふふん。御託はいらないわっ。今度こそ、もっとマジなロアを出しなさい?」
「余裕っすね、神荻センパイ。言われなくとも、コイツはボクの持つ最強の切り札っす」
「それは楽しみだわ。退屈させたら許さないんだから」

小麦は、心底楽しそうな笑みを浮かべる。
対する久我さんも、釣られるかのように笑う。
そして、天に向けた両手をゆっくりと旋回させ。
その呪文を、口にする。

ベントラー、、、、、ベントラー、、、、、ベントラー、、、、、

――嘘だろ!?
その呪文は、あまりにも、有名な。
間違いなく、アレ、、を召喚ぶための――!
僕はすぐさま空を見上げる。
既に日も暮れ、星が瞬く夜空の中心。
そこに。
銀色の、、、巨大な、、、円盤が、、、
「・・・UFO!?」
僕の視線を辿った小麦が、驚嘆の声を上げた。
「はい、UFOっす」
久我さんは、両手を高く掲げたまま誇らしげに語る。
「白のチョークで魔法陣を描き、その中心で『ベントラー』と3回叫ぶ――これがUFO召喚の儀式!
 ボク流のアレンジを加えてるから、世界的に有名なアレと比べれば見劣りするっすけど。
 でも、だからこそ強い部分もあるっすよ。
 何せコイツは、召喚者の言うことを聞いてくれるUFOっすから!」
何だそれは!?くそう、そんなの何でもアリじゃないか!
「召喚者・久我描が命じるっす!神荻センパイたちをやっつけろ!」
次の瞬間、その幼稚な命令に反応するかのように、UFOが赤く発光し。
――こちらへと突撃してくる!
「やっべえな、オイ!」
「ハル君、こっちっ!」
小麦に腕を掴まれ、引きずられるようにその場から逃げ出す。
「ちなみに、コイツに対処法はないっすから。直接攻撃で撃退するしかないっす」
「不親切すぎるだろ!」
緊急回避で地面を転がりつつも、ツッコミは忘れない僕だった。
「ほらほら、そんなこと言ってるヒマなんかないっすよ?」
見上げると、上空へ舞い戻ったUFOが有り得ない挙動で再度こちらへ向かってくるところだった。
小麦に導かれ、それを再び回避する。
しかし、すぐさまUFOは進行方向を変えて――。
畜生、本当に何でもアリだなこいつ!?
「うーん、向かってくるところを武器リコーダーで打ち返すとか・・・ダメかな?」
小麦が右手に握るリコーダーを見ながら呟く。
「ちょっとリスキーかな。玉砕覚悟みたいで、僕はオススメしない。いっそ――」
僕は、もうひとつの策を推す。
「――そうか、さっきの要領だね?」
「そう。イケそうか?」
「出力アップすればイケるっしょ!」
「そんなこと、できるのか?」
「うん。コツは掴んだからね。次は――多分、スゴいよ?」
あっさりと、言ってのけやがった。
コイツは本当にどうなってるんだろうね?

「じゃあ、次のタイミングだ」
「おーけぃ!」

向かい来る巨大な赤いUFOを、小麦は軽やかに――僕は無様に回避して。
小麦は、その瞬間に全てを賭ける。

「――く、ら、えぇぇぇッッ!」
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めでたし。

2009-05-09 23:01:59 | いつもの日記。
化物語、7月から福岡でも放映されるそうです。
よかったよかった。

それは置いといて。
この現在のTOP絵は誰だ。
阿良々木暦か?
・・・マジで?
でも、実際化物語に出てくる男キャラなんて阿良々木暦か忍野くらいだしなぁ。
いや、こんなカッコイイというか、ワイルドなイメージじゃなかったもんで。
吸血鬼バージョンでしょうか。
にしたってなー。

まぁ、阿良々木ハーレムを作るような男ですからね。
これくらいかっこよくないとダメなのかもしれません。
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あんまり安いと不安になりますよね。

2009-05-06 21:20:18 | いつもの日記。
今期のアニメはちょっと保存しておきたい。
と思い、仕事帰りにPCショップでDVD買ってきました。

なんか、10枚400円とかなんですけど。
1枚40円!?安っ!

以前CDがこれくらいの値段になったときも思いましたが、これはさすがに安すぎないか。
ちなみに、その隣には50枚で1200円くらいのも売ってました。
1枚24円。
意味が分からん。

まぁ、楽しいんですけどね。こういうの。
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明日から仕事です。

2009-05-05 22:41:42 | いつもの日記。
この前予告しましたが、ゴールデンウィークは少し削れます。
といっても明日出勤ってだけで、それ以外は全部カレンダー通りに休めたんですが。

にしても、ダルい。
明日から仕事とか、マジっすかー。って感じ。
あまりにダルくて、今日はもう何もしてないっすよ。
家に引きこもって、帰省中に録画してたTV(っていうかアニメ)見てました。
僕が見る番組は、土曜~火曜に集中しすぎです。

ああ、そういえば、今週末の土曜とか休めるんでしょうか・・・。
まぁ、出勤になったらなったで仕方ないですけどね。
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