道端でイチゴを育ててるおじさんに出会った。
おひとつどうぞ、とのことなので頂いていった。
この地方ではイチゴを襖に入れておく風習がある。
乾燥剤のように、イチゴを入れるのだ。
僕は貰ったイチゴを食べずに襖に入れておくことにした。
先に入れておいたイチゴは、半分熟して半分青い、
奇妙な色・形になっていた。
気持ち悪い。
そうしてイチゴを交換し、古いイチゴは食べてしまうことになった。
気持ち悪さに耐えながらなんとか食べきる。
甘みが異様に強く、それも不快だった。
そもそも襖にイチゴを入れる理由は何なのか。
自分たちにも分からない。
ただ、そうしなければならないのだ。
色や形状が変化するのも不思議だ。
赤を通り越してピンクになる。
ぶつぶつの突起ができる、など。
分からないが、今後もこの風習は続いていくだろう。
おひとつどうぞ、とのことなので頂いていった。
この地方ではイチゴを襖に入れておく風習がある。
乾燥剤のように、イチゴを入れるのだ。
僕は貰ったイチゴを食べずに襖に入れておくことにした。
先に入れておいたイチゴは、半分熟して半分青い、
奇妙な色・形になっていた。
気持ち悪い。
そうしてイチゴを交換し、古いイチゴは食べてしまうことになった。
気持ち悪さに耐えながらなんとか食べきる。
甘みが異様に強く、それも不快だった。
そもそも襖にイチゴを入れる理由は何なのか。
自分たちにも分からない。
ただ、そうしなければならないのだ。
色や形状が変化するのも不思議だ。
赤を通り越してピンクになる。
ぶつぶつの突起ができる、など。
分からないが、今後もこの風習は続いていくだろう。