なんと,公的年金の積立金残高(国民年金+厚生年金)が150兆円(2003年度末)もあるそうだ。国家予算の倍近い額である。 この中には共済年金が含まれていないことに注意。 ずさんな経営で有名なグリーピア事業で4,000億近い保険料を捨ててしまってもだ。
給付に必要な額より余計に国民から掛金を巻き上げた結果である。 これだけの余剰金があれば保険料の引き上げを抑制することが可能だと思うのがあたり前だか゜,厚労省の身勝手な官僚共が己のものでない積立の取崩しを拒み続ける。 しぶしぶ,実施するようになったそうだがその時期がふるっている。 2050年頃だとか。思わず唸ってしまった。情けないやら呆れるやら余りにも世情とかけ離れた感覚に脱帽。ハハッー 恐れ入ります
貧乏庶民としては150兆の資金が気になるところですが,その内の60兆余りを市場で運用しているそうだ。 損失が出たって他人の金。己たちの腹が痛むじゃなし気楽なものでしょう。 さらに,来年以降は全額を運用することになっているそうです。
大損したら誰が責任をとるのでしょう。任せておいて良いものでしょうかね。
南無釈迦牟尼仏 合掌