年明けから除染作業の手抜きが発覚し、監督官庁、元請けゼネコンの対応が
歯切れの悪い様相だ。除染作業で汚染が消えて無くなる訳でなく、他の場所へ
の移動に他ならない。せめて、臭いか色でもあれば違ってくると思うけれど。
無色、無臭が東電にすればもつけの幸いで、補償の範囲、補償額が少なくて
済むと云うもの。泣くのはいつの世も無力な庶民。
また、インフラの劣化がトンネル事故により大きな問題となっているが、経年
劣化ばかりの問題ではないと思う。すべての構造物が、設計上の仕様を完璧に
満たしているなど思うのが危険そのもの。土建、建築手抜き工事は今に始まっ
た事でなし、業界では日常茶飯事と認識し注視するべき。
合掌