久しぶりによく降りました。多少の雨ではびくともしないわが町ですが
400㎜を超えた雨量でした。
近年、気候変動の影響もあるのだろうが降雨による被害が多い様に思います。
住居、日常生活範囲を俯瞰的視点で見直してみる事をお奨めします。
どう足掻いても自然現象を制御不可能ですからね。
今夏は、蝉しぐれが例年に比べ弱く物足りなかった我家周辺でした。
何だかんだと云っても夏の気配が薄れ、山や川辺では秋の気配が訪れて
我家の周りも虫たちの声が寂寥感を伴い聴こえて来る様になりました。
秋雨前線も顔を出し台風の時節が到来、あとひと月もすれば秋風と共に
来た道を振返る事の多くなる団塊爺さんです。
合掌
盆も明け夏も残り少なくなり、さしもの猛暑も和らぎ過ごし易くなって来た。
それぞれに想い出のひとコマを心に刻み、故郷から山から海川から住み家に戻る。
日常の積み重ねの中で、燃える様なサルスベリの赤の様に鮮やかに深くそっと記憶の片隅に刻む。
生きて来た、１日が１枚の落ち葉ならそれは暖かい香りの絨緞。
あなたの絨緞はどんな色・・・。
合掌
暑い日が続いています。ダラダラと怠け者を決め込んでいます。
今日は、住職が仏壇に読経を挙げに来てくれました。
長い間、気に掛かっていた永代供養について訊き少しばかり肩の荷が軽く
なりました。娘２人なのでかみさんと私めが彼岸へ旅立った後は、両親
共々お寺に世話になるつもりです。当然、供養料が要る訳で位牌の保管と
年供養の係わりを教えてもらいました。思っていたより少ない額で済みそ
うです。
ずっと先の事と思っていましたが、足元を見ればそう遠い日の事でもない
自分が居ます。余裕の無い下流老人ですが、散り去った後娘達を煩わさせ
たくないです。墓参りぐらいは頼んで逝くつもりですが・・・。
合掌
まとわりつく湿気と高温の中盂蘭盆の月が巡ってきた。
早いもので両親が彼岸へ旅立ってから２０数年が経つ。
そして己の旅立ちも遠くなくなりつつある今、夏と共に過ぎ去った時へと
蝉しぐれの中想いは巡る。
冷蔵庫など無かった子供の頃、飲み物は冷ましただけのお茶のみ、たまに
駄菓子屋で買う三角の凍らしたジュースが最高のご馳走でした。
現在の、物が溢れる物質的豊かさから見れば雲泥の差です。
それが、真の幸せに繋がるかは定かではないと思いますが。
何時もより過ぎた日への想い巡らす事が多い盂蘭盆の月・・・。
合掌
