見えるか見えない様な雨が降っています。
今日の朝刊に脚本家倉本聰さんがセミナーを行った記事が有りました。
その中で、氏が尊敬する開高健が死ぬ前に書いたエッセーを紹介があった。
パリの空港で、一人の旅人が疲れ果てトランクに腰を下ろしている。
係員が心配し尋ねる。どうされたのですか。
今遠くから到着したところなんですが、体は到着したんですが心が到着
しないんで、今心の到着を待っているところなんです。
溢れる情報や際限ない物欲に追い回される人々の日常。
今私達が見失いがちな生き様の意味を問いかけて重い・・・。
合掌
今年の紫陽花