日差しが降って爽快な秋日和に。
モン黄蝶が健気に散策しています。
昨日、夏物の衣類を秋冬モードに入れ替え心も秋に衣替えです。
さて、貧乏暮らしの下流世帯の主には消費税の軽減税率の行方が気になるところです。
天文学的な借金を抱えた現状から、将来、消費税率は上げざるを得ないでしょう。
そんな中で「益税」問題、簡易課税制度と免税事業者の事を無視出来るものではないでしょう。
簡易課税制度 年間売上5千万以下の事業者に事務負担の配慮の為みなし仕入率
小売業で80%
税込仕入324万税抜き300万で税込売上432万税抜き400万の場合、
300×80%=320万(仕入額)
(400-320)×8%=6.4万の納税額
制度を使用せず
400×8%-300×8%=8万の納税額
8万-6.4万=1.6万円(益税)
免税事業者制度 年間売上1千万以下の事業者は納税義務が免除
売手が課税業者か免税業者か分からない⇒免税業者からの仕入れに
ついても仕入税額控除がある。(インボイス制度が採用されていない)
免税事業者は納税していない⇒免税事業者からの仕入れる
⇒仕入額300万×0%=300万 仕入れた事業者は購入者から受け取る
税込売上(400万×8%)=432万 32万円が本来の納税額⇒300万の8%が
控除出来32万-24万 8万円が納付額
昨今、大抵の事務部門にはパソコンが導入され会計ソフトも容易に入手出来る。事務負担
軽減のお題目も空しさを感ずる。この先、税率が引き上がると益税が増え続ける。
簡易課税制度の利用者は100万を超え、制度による減収額は1,000億程度と云われていて、
免税事業者は個人を中心に500万を超え、減収額は2,000億と推計されるそうです。
誰しも、税金を払わずに済むものなら払いたくはないのが本音でしようが、社会の構成員で
ある以上避けて通れない課されてた義務です。それ故、公正明瞭な徴収と使用がなされるべきですが
現状はお寒い限りだ。
私は、導入に手間が掛かって大変だと云いますが益税対策、公平性や将来を見るとインボイス方式に
出来るだけ早く改めるべきだと思います。
益税に関しては概要と思いを記しましたがどう思われますか・・・。
合掌