つむじ風

旅の途中でひとりごと

胸のなかを一抹の風が吹く                            

2023年12月05日 | Weblog

静かに冬の雨が降って寒い我が町です。

昨日、年賀欠礼が届いた。差出人の名を見て驚き茫然、先に逝ってしまったか。待っててくれ、俺もそのうち逝くからゆっくり酒でも呑みながら青かった当時の想い出を話そう。

彼とは、電機メーカーの訓練校で出会い、寮生活で寝食を供にした仲間でした。30名のクラスの中で一番の親友で、厚歯(下駄)など履き粋がったりしたものです。あれこれと楽しかったシーンばかりが駆け巡り、懐かしさに脆くなった懐涙腺が緩む。

お互い会いたいなと年賀でやり取りしてはいたのですが。

彼の地に向かって頭をたれ手を合わせる。

      合掌             

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