光に温もりが感じられるものの、風には冷たさが残っている。
暖かい地方の我が町ですが、ソメイヨシノが見ごろになるにはもう少し
先の様です。
半世紀も前の春、措かれた状況ゆえ高校への進学を止め、企業内の技術
訓練校へと旅立った。3年の期間が社会の一員への第一歩となりました。
「金の卵」と云われた時代でした。おぼつか無い足取りで、迎えの担当者に
引率され寮生活が始まりました。入校初めの頃、精神鍛錬の様な実習を
させられ涙ぐんだものでした。今、振返ればそれも懐かしい想い出の1コマです。
春、旅立つ若者に良い将来が待っている様祈るばかりです。
自分を信じ、世間に振り回されず優しさをもって歩んで行ってほしいです。
合掌
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