まとわりつく湿気と高温の中盂蘭盆の月が巡ってきた。
早いもので両親が彼岸へ旅立ってから20数年が経つ。
そして己の旅立ちも遠くなくなりつつある今、夏と共に過ぎ去った時へと
蝉しぐれの中想いは巡る。
冷蔵庫など無かった子供の頃、飲み物は冷ましただけのお茶のみ、たまに
駄菓子屋で買う三角の凍らしたジュースが最高のご馳走でした。
現在の、物が溢れる物質的豊かさから見れば雲泥の差です。
それが、真の幸せに繋がるかは定かではないと思いますが。
何時もより過ぎた日への想い巡らす事が多い盂蘭盆の月・・・。
合掌