朝、目覚めて、窓から外をながめると、
ジーンが、愛犬のダックスフント”Hurricane" を散歩させているのが見えた。
ジーン宅の前には、綺麗な公園が広がっていて、抜群の環境だ。
急いで着替えて、外へ飛び出した。
。
ジーンに Good morning!
これから、息子スカイラーを、高校まで車で送って行くという。
私も同乗して、エバンストンにある高校まで行って、
スカイラーにお別れの挨拶をした。 See you again! Skylar
。
さあ、ジーンと二人、今日はどんな一日が待っているのか。
まず、朝食を食べに行こうということになった。
私が、いつもジーンにお願いしていることに、
地元の人が好きなとこ、決して観光客の行かないとこへ行きたいと言っている。
そんなんで、超アメリカンな店に連れていってくれた。
。
ジーンが、ベーコンエッグを注文してので、
私も同じものを頼んだ。 Make it two, please.
これに、まだトースト2枚ついてる。
コーヒーは飲み放題。
この店の近くには、工場がいっぱいあって、その労働者がやってくるというから、ボリュームが特に売りもんなのだろう。
。
他の客が注文して食べているものが、気になる。
どれもこれも、とにかくその量には驚く。
ジャッキー、夕食でもこんなに食べない。
。
食べていると、私の左側に座っていた人に、ジーンが挨拶をした。
同じ住宅に住んでいる知り合いらしく、ペットショップのオーナーらしい。
ごっつい腕にタトゥーが入っていて、いかつい人やなあと思っていたら、
ジーンが、趣味が柔道やと言ったので、なるほど。
。
出しなに、ジーンがその人にジャッキーを紹介してくれた。
私のこと、空手家で、今はボクシングもやっていると話した。
握手を交わすと、その人、私に向かって頭を下げ、日本式の礼をした。
さすがは、柔道家。
その腕と、胸板を見ると、
これは、ちょっとやばい。
ジャッキー、ええかっこうして、「柔道続けてね」と、ちょっと引きつった笑顔で、恐る恐る別れた。
まじで、強そう。
そんなんでは、あかん!
私は、ブルース・リーやろ。
長谷川穂積とちゃうんか。
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