行くまでの地下鉄の中、〔これからしんどい事するなあ。〕
と、ちょっと憂鬱になることがある。
、
〔このまま立ち呑みに行こかなあ。〕
と思うこともある。
〔あかん!練習終えてから飲みに行くほうが、もっとビールうまいやろ。〕
と自分に言い聞かすこの時間、
ここから生まれ持ったアスリートの戦いが始まる。
。
ジムに着いてからは、もう成り行きでどんどん身体が動く。
動かさなしゃあない。
縄跳び、シャドーの後、
トレーナーのミット打ちで、
心臓が張り裂けそうになる。
たった6分が、すさまじい時間となる。
。
終わってから肩で息をしながら、1ラウンド休憩していると、
トレーナーが、
「リングにちょっと上がって。」とジャッキーを呼んだ。
「はい!」と答えて、まだ呼吸も落ち着かないままリングに上がった。
。
その打たれず(ディフェンス)の中にダッキングとウィービングがある。
トレーナー、そのダッキングとウィービングを改めて、丁寧に教えてくれた。
。
リングの上には、元プロボクサーのトレーナーとジャッキーだけで、めっちゃ嬉しかった。
トレーナーはジャッキーより年齢もだいぶん下やろうけど、
素直に、常に敬語で教えをこうことができる。
、
自分とは違うハードなボクシングという人生を歩んできた人、その道では頭は上がれへん。
トレーナーは、そのウィービングの重要性とダッキングとの違いを教えてくれた。
。
やっぱり練習に行って良かった。
こんなん特別に教えてくれた。
。
家でもウィービングの練習するぞ!
家で、首振って、ウィービングしてても、
家族の皆、変なオヤジやと思わんといてな。
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