ジェニバ湖から、ホスト宅まで、送ってもらい、
ジーンとお別れした。
当然、男同士でのハグ。
「また、次に会えることを楽しみに。」
ジーンと過ごした時間が、あまりにも楽しかったので、寂しさを感じた。
。
寂しいなんて、思っている暇は無い。
前から気になっていた、近くのバーへ行こう。
そのバーは、ホスト宅から歩いて10分ちょっとのところにある。
入りにくい雰囲気だが、いつものジャッキー、
思い切って扉を開いた。
午後4時過ぎでまだ明るいというのに、何人かもう飲んでる。
素晴らしい! 世界共通の、バーに集まる人たち。
すぐに溶け込んでやる。
。
カウンターの中にいた、ちょっと太めの彼女にビールを注文した。
「OK!」といいながら、どこにしようかと回りを見て、
このポーズ。
何とかわいいこと。名は、キャッシー。
日本から来ていると伝えたので、他の飲み客を紹介してくれた。
カウンター左隣の白人の老人(3,4キロ離れたことろから市バスで来ているという)、右隣の黒人女性(ちょっと変わっていて、よく独り言を言う)
。
そんなんで、ビールをおかわりして楽しんでいると、何やらカラオケが始まった。
見ると、あのキャッシーが、お客さん達とカラオケを歌って、
わあわあ盛り上がってる。
。
キャッシーとは、別の店員さんが、カラオケ誰か唄う?
と皆に聞いていた。
ジャッキー、ドキドキしてきた。
これは、やらなアカン。 行かなあ!
と、その店員さんの女性に、「カラオケ唄ったら、チップいくら?」
と聞いたら、無料だと言ったので、"OK! Let me sing a song."
と言って、得意の”スタンバイ・ミー”をリクエストした。
。
キャッシーに、唄ってるところを撮って、とカメラを渡し、
モニターの前に立った。
日本のような画像は無く、ただ文字だけが、出てくるシンプルなものだ。
。
ワンコーラス終わったところで、拍手が来た。
”やった!” うけてる。
何とか、失敗することなく、注目の中、唄い終えた。
。
自分の席に帰る途中、他の客から、ゲンコツを差し出されて、
ぶつけ合う、fisitbump!
めっちゃ嬉しい。
。
席に着いてからも、わざわざ私の横まできて、
握手、フィストバンプ。
もうサイコー! やってしもた!
。
それから、近くで飲んでる人たちと仲良くなった。
いろいろ聞いてくる。
「どこに泊まってんのん?ホテル?」
と言うので、
「ここからすぐ近くのところにホームステイしてんねん。」
とこたえたら、
「ホストは、おとこ?おんな?」と、前列右のメガネの女性が。
すると、後列左の黒人男性が、
「この人、クレイジーやから、気にせんといて。」と。
。
また、1年後か2年後かいつになるかわからないけど、
また、皆に会いに、このバーに来るから、その時まで。
と言って、店を出た。
。
入ってみるもんやなあ。
素晴らしい仲間たちに会えることができて。
京橋もバーウィンもおんなじやあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます