JACKIE

Beautiful Things in My Life

雨よもっと降れ、私に。 Boxing in the rain

2008-06-19 | スポーツ

Boxing_gym 梅雨の真っ只中の今日、ボクシングジムへ行った。

湿気が多く、気温も高いので、しんどくなるのはわかっていた。

着いて、縄跳びを軽快に3ラウンドこなし、

シャドー、サンドバッグをこなしていると、

トレーナーが、他のボクサー(めっちゃうまい、あこがれの人)に、私のミット打ちを頼んでいる。

その声が聞こえたきた。

「あの人、(ジャッキーのこと、実際は私の名字)は、思ったより、パンチが伸びてくる。まだ、後1.5倍は強くなります。受けたらわかります。足幅がちょっと広いので、それだけ注意してあげて、受けてやってください。」と。

それが聞こえてきて、もう、嬉しくて宙に舞いそうになった。

その人が2ラウンド、ミット打ちを受けてくれた。

その中、「そう!そう!ナイス!」など、声をかけてもらった。

また、右ストレートをもっと伸ばせと。言っていただき、

だいぶん良くなってきた。

帰りしな、雨に打たれながら中井酒店へ向かう途中、

降りしきる雨が、非常に心地よく感じられた。

本当に今日は蒸し暑くしんどかったけど、

練習に行って良かった。生きてて良かったと思った。

いいアドバイスもらって、また成長した。

終わってから酒屋までは、わずか200メートルほどの距離だが、

もっと降れとさえ思った。傘など全然いらなかった。

その天に向かって、感謝の気持ちさえ唱えた。

その雨に濡れたまま、中井酒店の暖簾をくぐった。


アメリカ体験記 アイオワ編② Iowa vol.2

2008-06-18 | 旅行記

週のなか日水曜で、しかも仕事が

メッチャしんどかった。

こんな日はあまりブログネタがないので、

ジャッキーのアメリカ体験記を紹介したい。

本日、アイオワ編②、①はマディソン郡の写真紹介。

まずは、州都デモインで買った

Jackie_pig_2

今も宝物のブタの貯金箱。と言っても、

1セント玉(通称 penny ) 専用か。

そのぐらい小さくかわいい。英語で itty-bitty

発音はイチビリー。

Des Moines 市は州都と言っても、あまり大きくない。

当然大好きなバーも数限られるが、3軒は入った。

その中の一つ、Court Avenue にあるこの店には、2回行った。

Bar_in_court_ave

1回目、食べ物の何かオススメは?と聞くと、

”ビーフ、チキン、ビーンズ、オクーラ・・” え!オクラって、英語?

頼むと、フライにしたオクラが出てきた。

なかなか、ビールによく合って、うまかった。

写真を見ていただければ、おわかりだと思うが、

明るいうちから飲むことが大好きなジャッキー。

京橋でもデモインでもそこには、国境はない。

この店で飲み食いした後、勘定を終えて帰りしな、

ちょっとポッチャリの女性店員さんが、

”Stop again ! "  「また、寄ってね」 と。

" Absolutely ! " 「もちろん。」

と答えたが、移動しなければならず、

その日が最後になった。

私はまた、どこかの Bar に Stop する。

現在を今夜を、そして明日を生きるために。

チャーンチャーン、チャチャーン~


父の日のプレゼント Gift from the son

2008-06-15 | 日記・エッセイ・コラム

今日はショートコースの花博記念公園へ。

June_15_001 ”エキスポパークウェイ”と名づける素晴らしいコースだ。

曇り空だが、約1時間ほど走って、

今日も命の水、いや琥珀色の雨に有りついた。

本日、父の日。

自転車で5分ほどの近くに住む父親のところへ、

プレゼントのアサヒスーパードライを届けに行った。

帰ってきて、わが家では私も一応父親。

子供たちには、何も期待していないが、

クラブから帰ってきた息子に一つお願いした。

Fathers_day ボクシングでは、パンチをもらう時、

まばたきをすると不利なので、

それをしないための練習に協力してくれと。

父の日のプレゼントは

息子からの強烈なパンチ。

彼が、幼稚園児の頃、

小さな身体で、スーパーヒーローになって、

「とー、とー!」と必死になって

私に殴る蹴るをしていた頃が懐かしい。


炎の男たち Man on Fire

2008-06-14 | 映画

Beer ♪あーあ、命を洗う琥珀色の雨・・・

水分補給なしで、2時間も走った後、

琥珀色の雨に打たれて、心がすっきり蘇った。

サミット財務大臣会議が大阪市で今日、

開催ということで、街角では、警官の姿が見られた。

会場内には、当然たくさんの警備員や、SPがいるだろう。

アメリカでは、シークレットサービスというが、

これを取り上げた映画に名作が多い。

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私のベストテンに入る映画”Taxi Driver

では、デ・ニーロが議員候補者の演説会場で、

シークレットサービスの男に、自分もなりたいから

連絡先を教えてくれ、と話かけるシーンがある。

その気もないのに、おちょくった態度が面白かった。

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そして、めっちゃキュートでセクシーなW・ヒューストン

(私の最も好きな女性ボーカルの一人)を

命がけで救ったケビン・コスナーの映画、

The Bodyguard

K・コスナーがめっちゃしぶくて、カッコいい。

最後のお別れのシーンは泣いてしまった。

こんな男になって、彼女とハグしたい。

いつまでも、守ってあげたい。

あの十字架のペンダントを持っていてほしい。

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また、年老いた元敏腕のシークレットサービス役を

クリント・イーストウッドが演じた

”ザ・シークレットサービス” 

これは、日本タイトルで、

実際は In the line of fire

共演のルネ・ロッソは凄いべっぴんさん。

ちょっと、年の差有り過ぎるんちゃうん。

ボディガードの横には、いつも綺麗な女性がいて、

よくもてる。うらやましい。でもなかなか命は張れない。

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また、べっぴんさん(かわいい少女)を命がけで、

救ったデンゼル・ワシントン主演の”マイ・ボディガード”

これ、本当のタイトルは、"Man on fire"

大ヒット小説の”炎の男”の映画化作品だ。

D・ワシントンが、またカッコいい。アフリカ系で

こんな男前俳優、彼を置いて他にいない。

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ジャッキー、あやかりたい。でも命張れない。

今朝、東北地方で大地震が起こった。

命がけで、救出活動にあたっている

レスキュー隊に敬意を表したい。

彼らこそ、本当の Man on Fire だ。


水野晴郎氏追悼 Mourning for Haruo Mizuno

2008-06-11 | 映画

”いやあ、映画って本当にいいもんですね。”と、

水曜ロードショーという、テレビ番組で、

私がまだ十代のころから何年もの間、

素晴らしい映画を紹介・解説してくれた

水野 晴郎さんが、亡くなった。

いろいろ、映画は思い出すが、

いちばん印象に残っているのは、

  刑事コロンボシリーズ。正確には、

Lieutenant Columbo 警部補コロンボ だ。

コロンボの所属は、ロサンゼルス警察、殺人課

Homicide Division of the Los Angeles Police Department

彼は、殺人犯に間違いないと信じると、

次から次へと、質問攻めや、一芝居まで打って、

ボロを出させ、観念させてしまう。

シリーズ通しての有名なシーンに、

容疑者に質問攻めした後、帰るかと思いきや、

振り返って、「もう一つだけ。」と、

わざと相手がホッとした瞬間に

決め手となるような、質問をぶつける。

これ、"Just one more thing." と言っている。

水野さんが、コロンボの解説を楽しそうに、

映画の前後にしていたのを想いだす。

水野さんは、映画好きの私に、

大きな影響を与えてくれた人達の一人だ。

大御所、淀川 長治さんの

「さよなら、さとなら、さよなら。」

で終わった日曜映画劇場。

小学生だった私に母親が、

「明日学校やねんから、歯あみがいてはよ寝えやあ。」

と言っていたことを想いだす。

Just one more time もう一回だけ、

水野さんの解説で、映画見たかった。