のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

母の思い出

2007年11月19日 | 日々のこと

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 『大収穫』でも、少し触れましたが、明日は母の命日です。
 このブログを書きながら、母のことを思い出すことがよくあります。
 私が自然大好きになったのは、畜産の専門官で、植物を見るのも育てるのも好きな父の影響はとても大きいのですが、同じく自然が大好きで、昔ながらの生活を大切にしていた母の影響も、やはり大きいのだと思うのです。

 写真の本は、母が愛用していた本です。
 父はもちろん研究職でしたから、父の資料のまとめ方は、庭の植物でも、園芸でも、記録を残し整理してあり、さすがだなぁと思います。
 でも、母も負けていません(笑)

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 新聞や雑誌に関連記事を見つけると、どんな細かいものでも貼り付けてあります。
 料理だけではなく、健康に関するものもきちんと残してあるんです。

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 特に、味噌作りにはとても気合が入っていました。今では忘れつつある母の味ですが、母が亡くなった後、2年分の味噌が残されており、それがなくなったときは寂しい気持ちになったものです。
 メモの中には、「みの日(父が巳年のため)はみそをつけていはいけない」とあります。
 こんな言い伝えまで、しっかりとメモしているあたり、母の熱心さと、教えを大事にする心が読み取れるようで、そんなメモを見つけるたびに、ほほえましく、笑ってしまいます。

 母が亡くなって22年経ちますが、私は、足元にも及ばないことばかり。
 もう、母と暮らしたより長く生きてきて、寂しさも悲しさも感じなくなりましたが、今の方が母に聞きたいことが多いんですね。
 一緒にお漬物をつけてみたかったとか、お味噌作りは、ぜひ秘伝を教えてほしかったとか・・・。
 情けないほど何も出来ない娘で、自然観察も何もかも、未だに両親に適わないんですよね。

 里山の話題を取り上げないことも多い里山ブログですが、不肖の娘、もうちょっとがんばろうかと、母の命日を前に思っているところです。。。

コメント (8)
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大収穫

2007年11月19日 | 里山

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 日曜日は、秋晴れの良い天気でした。風は冷たかったのですが、青空が素敵です。
 明日、11月20日は母の命日ということで、日曜日に叔母たちが寄ってくれました。仏壇とお墓にお参りして、みんなでご飯を食べる、取り立てて特別なことは何もしないのですが、みんなで集まれることが嬉しいですね。

 お腹もいっぱいになったところで、いつものごとく畑へ行って、秋の味覚を収穫しました。
 今回のメインは、柿でした。かなり大きな木なので、脚立に乗って、更に高枝切りバサミまで・・・(^^;
 甘柿も渋柿も、みんなで連携プレーで収穫しました。
 他にも、生姜やヤーコン、ササゲ豆とか・・・

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 そして、なぜかスイカ・・・(^^;
 今年の夏、雨不足で育っていなかったのが、秋になりグングンと大きくなったようです。
 父は、もうちょっと大きくしよう(?)と、ツルが枯れるまでいいかなぁ?と、のんきに考えていたようです。
「それ、もうおいしくないんじゃない?」 と、冷たい視線を送ると、おばちゃんが、「いいかげん味見をしたら?」と一言。収穫することになりました。

 まぁ、さすがに少し熟れすぎだったのですが、しっかりとおいしいスイカになっていました。
 肌寒い日に、スイカを頂くことになるとは・・・ 
 ただ、味は良かった理由は、きっとスイカもがんばって寒さに耐えていたからかも? 包丁では辛いくらいに、皮が硬く、のこぎりで切りたい気分。
 スイカ割に使ったら、絶対割れないと思うほど(笑)

 この巨大スイカは、近所にもお裾分けをし、お返しにイチジクのジャムを頂きました。(^^)v
 あと1個残っているスイカ、どうしようかなぁ~

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