5月2日、黄金週間の真っ只中に、長崎県福島町へいつものごとく調査のお手伝いへ行ってきました。
福島町は、長崎県松浦市なんですが、橋が佐賀県肥前町にかかっているので、ほとんど佐賀県な長崎県です(笑)
棚田百選にも選ばれているという「土谷棚田」です。
山の中の棚田と違って、海岸ぎりぎりまで田んぼがあって、ちょと不思議できれいな風景でした。
海岸はこんな感じ。照葉樹林の芽吹きと、椎の木の花の色で色とりどりの海岸林がとてもきれいでした。
ラッキーなことに、クサフグの産卵に出くわしました。すごい数のクサフグが集まっていて、感動しました。クサフグは毒があるということですが、こんな浅瀬に集団で、水もきれいなので鳥に狙われないのかな?と不思議な気もしました。
波に乗り遅れると、しばらく浜に転がっていて、強い波が寄せるのを待っています。
私が見ている限りでは、ちゃんと皆海へ戻っていきました。
海岸はやはりコンクリートで固められている場所が多くて、美しい自然の海岸線はあまり見れず残念でした。
島は、トベラの花が満開で、他にもオオデマリやセリ科の花などが咲き乱れていましたが、花に集まる虫が少ないと感じました。
ミツバチの減少がニュースになっているのも、何か同じ原因なのかな?と心配になっています。
クサフグの産卵ですか?釣りではいつも外道で邪魔者扱いですが、なかなか見ごたえある神秘的なものでしょうね。彼らだって一生懸命子孫繁栄を願ってるんですよね。
野遊びは楽しいですね。今年は特に遊びまくっています。
棚田と夕日の撮影ポイント見たいですね。
何日か前にも福岡のネット友達が夕日の写真を撮りに行かれてましたよ。
一度は行ってみたいと思ってるんですけどね
足は山の方をいつも向いてるもんで(笑)。
クサフグを調べていて、釣り人から不評であることを知りました。
確かに毒があって食べれないのに、すぐに釣られてしまうなんて・・・釣り人からすると迷惑な魚ですね。
でも、釣りをしない私にとっては、かわいらしい魚でしたよ。
波待ちで石に上にヌボーっと横たわっている姿は、なかなか愛嬌がありました。
本当にきれいな棚田でした。
夕景の時刻までいなかったので、残念です。
私も、調査の手伝いをするまでは、山にばかり行っていましたから、こういう景色を見れるのも、調査のお陰です。(笑)
琴海の辺りにも、海に面した棚田があったと思うので、機会があれば、そちらも見てみたいですね。
福島町より近いですから・・・