久しぶりの更新になります。
みなさんに心配おかけしまして…スミマセンm(_ _)m
励まし・応援のメッセージもいただいて…ありがとうございますっ
今日は少し状況が落ち着いてきたので、近況報告です。
家族…というのは父なのですが、これまで肝炎の治療に長年取り組んできました。
なかなかウイルスが通常の患者さんよりも消えづらく、さまざまな治療をしてきていたのですが、少し前にようやく、いったん陰性となり、家族も安心していました。
しかし、再び陽性となったということで、再び治療を、とこれまでの治療とは違うタイプの治療を始めたのが、11月くらいだったでしょうか。
以前の治療に比べれば、の話ですが、副作用も軽めだったので、本人も少しは体を動かせる日が出てきたと、話していました。
それが12月の10日、11日くらいから、高熱がでて、食欲もなくなり、嘔吐を繰り返すようになりました。
注射による肝炎治療は、毎週一度、木曜日に行っていたため、本来ならば10日11日というと、火曜日、水曜日なので、一番副作用症状もなく、元気なときであるはずなのに、です。
そのため、私たち家族は、インフルエンザも流行しているときですし、抵抗力が弱っているところ、ひどい風邪やインフルエンザになったのでは、と思い、以前からそういう感染症には特に気をつけるように言われていたので、これ以上ひどくなっては大変だと、すぐに病院へ連れて行きました。
すると、インフルエンザなどではなく、ただの風邪だろう、と言われ、一般の風邪薬で様子を見るように、とのことで帰されたので、帰宅し、薬を服用していました。
しかし、一向に改善する様子がなく、再び主治医と連絡を取り、病院に出向いたのですが、主治医にその旨相談したものの、肝炎治療のほうの数字がまた悪化していたというデータがあがってきたときと、ちょうど同時になってしまったタイミングも悪かったのか、その治療に関する説明ばかりで、現在の状況に対する治療は何もなく、肝炎治療の注射を、数値が悪化していたために、いつもより強力に、倍量の注射を受けて帰されることに。
当然ですが、本人の体調はさらに悪化しました。
そして、月曜日。17日に肝臓の検査入院(肝生検)が予定されていたので、体調が悪いから、ではなく、検査、というかたちで入院することに。
この間も風邪薬は続けていたものの、きく様子はなく、不明熱が続いているような状態でした。
結局そうした体調の悪さから検査は、「のばしのばし」に…
となっていたのですが、19日になって急に意識レベルが低下、
家族のことがわからない、という状況になり、あわててナースコール、脳のCT検査、、、となり、脳に出血が見られて、救急車で別の病院へ搬送されました。
そして移った病院で、治療、検査をしてもらったところ、脳の出血はたいしたことはなく、命に別状はない、回復すれば、麻痺もおそらく残らない程度、ということだったのですが、それよりも全身状況が非常に悪化しているということがはじめてわかったのです。
中心は肺に何らかの菌が感染していることのようなのですが、それがひどい肺炎を起こしたような状況になっただけでなく、全身に影響を及ぼし、血液中の血小板の減少、白血球数の異常増加、もともと弱かった肝臓の状態悪化、腎臓の機能低下…
などなど、いわゆる「多臓器不全」という状態でした。
今になれば、長く続いた高熱も嘔吐もこの感染のせい、脳出血も血小板の減少と血管の痛みから発生したもの、だったのではないかと考えられるのですが、そうした判断が、当初の病院ではなされなかった、
もちろんあの地点では、どこの病院でも、ドクターでも、わからないのかもしれませんが、
とにかく、もう少し早くに、気づいて処置ができなかったのか、というところが悔やまれて仕方がない、というのが、正直なところです。
一時は肺の機能が限界にまで近づき、酸素も純酸素を無理やりに吸わせる状態でなければ、維持できない事態にまでなりましたが、その後、少し薬が効いたようで、肺の機能はほんの少し改善しています。
その一方で腎機能は当初よりも悪化し、一時的な透析をしている、といった状況です。
多臓器不全状態のため、ひとつが改善すればひとつが悪化する、そうした状況を繰り返している、以前危機的な状況には変わりない、といったところでしょうか。
しかし、そうして一喜一憂を繰り返しながら、全体として少しでも上向きな方向に向かっていけば、時間はかかっても回復の見込みがないわけではないので、ひとつずつ、根気よくやっていくしかない、と思っています。
当初はHCU入院だったのですが、昨日からICUの広い部屋に移り、面会時間が決まって、付き添いが24時間待機の状態は取れなくなったので、こちらも休みを取るかたちで帰宅。こうして近況報告をする時間が取れています。
まだ突然のことで、何がなんだか…
文章もめちゃくちゃな状態です
栄養と休養をしっかりととって、こちらがばてることのないようにしながら、本人とともに、家族全員で、今できることをがんばっていきたいと思います。
肝炎患者は、全国に300万以上ともいわれていますが、肝炎キャリアはこのように感染症にかかった場合、一般の人のように、感染がその部分のみにおさまらず、今回のうちの事例のように、多臓器にその悪影響が及ぶということが多いのだそうです。
私も今回はじめてそのことを知ったのですが、あまり知られていないことだと思うので、全国の肝炎患者の方、およびその家族の方、そういうこともあるのだと頭において、注意していただきたいと思います。
今年は本当にとんだクリスマスで、世間のクリスマスの賑わいがどこか遠くのことのような、何も変わらない日常が、すごく不自然に感じられてしまう、そんな気分がしています。
いろいろなことが起きて、まだ頭も混乱しているせいでしょうね。
それでもこうして文章にすると、こちらの頭も少し整理されたような気がします。
また時間が取れたら更新します。
それでは
みなさんに心配おかけしまして…スミマセンm(_ _)m
励まし・応援のメッセージもいただいて…ありがとうございますっ
今日は少し状況が落ち着いてきたので、近況報告です。
家族…というのは父なのですが、これまで肝炎の治療に長年取り組んできました。
なかなかウイルスが通常の患者さんよりも消えづらく、さまざまな治療をしてきていたのですが、少し前にようやく、いったん陰性となり、家族も安心していました。
しかし、再び陽性となったということで、再び治療を、とこれまでの治療とは違うタイプの治療を始めたのが、11月くらいだったでしょうか。
以前の治療に比べれば、の話ですが、副作用も軽めだったので、本人も少しは体を動かせる日が出てきたと、話していました。
それが12月の10日、11日くらいから、高熱がでて、食欲もなくなり、嘔吐を繰り返すようになりました。
注射による肝炎治療は、毎週一度、木曜日に行っていたため、本来ならば10日11日というと、火曜日、水曜日なので、一番副作用症状もなく、元気なときであるはずなのに、です。
そのため、私たち家族は、インフルエンザも流行しているときですし、抵抗力が弱っているところ、ひどい風邪やインフルエンザになったのでは、と思い、以前からそういう感染症には特に気をつけるように言われていたので、これ以上ひどくなっては大変だと、すぐに病院へ連れて行きました。
すると、インフルエンザなどではなく、ただの風邪だろう、と言われ、一般の風邪薬で様子を見るように、とのことで帰されたので、帰宅し、薬を服用していました。
しかし、一向に改善する様子がなく、再び主治医と連絡を取り、病院に出向いたのですが、主治医にその旨相談したものの、肝炎治療のほうの数字がまた悪化していたというデータがあがってきたときと、ちょうど同時になってしまったタイミングも悪かったのか、その治療に関する説明ばかりで、現在の状況に対する治療は何もなく、肝炎治療の注射を、数値が悪化していたために、いつもより強力に、倍量の注射を受けて帰されることに。
当然ですが、本人の体調はさらに悪化しました。
そして、月曜日。17日に肝臓の検査入院(肝生検)が予定されていたので、体調が悪いから、ではなく、検査、というかたちで入院することに。
この間も風邪薬は続けていたものの、きく様子はなく、不明熱が続いているような状態でした。
結局そうした体調の悪さから検査は、「のばしのばし」に…
となっていたのですが、19日になって急に意識レベルが低下、
家族のことがわからない、という状況になり、あわててナースコール、脳のCT検査、、、となり、脳に出血が見られて、救急車で別の病院へ搬送されました。
そして移った病院で、治療、検査をしてもらったところ、脳の出血はたいしたことはなく、命に別状はない、回復すれば、麻痺もおそらく残らない程度、ということだったのですが、それよりも全身状況が非常に悪化しているということがはじめてわかったのです。
中心は肺に何らかの菌が感染していることのようなのですが、それがひどい肺炎を起こしたような状況になっただけでなく、全身に影響を及ぼし、血液中の血小板の減少、白血球数の異常増加、もともと弱かった肝臓の状態悪化、腎臓の機能低下…
などなど、いわゆる「多臓器不全」という状態でした。
今になれば、長く続いた高熱も嘔吐もこの感染のせい、脳出血も血小板の減少と血管の痛みから発生したもの、だったのではないかと考えられるのですが、そうした判断が、当初の病院ではなされなかった、
もちろんあの地点では、どこの病院でも、ドクターでも、わからないのかもしれませんが、
とにかく、もう少し早くに、気づいて処置ができなかったのか、というところが悔やまれて仕方がない、というのが、正直なところです。
一時は肺の機能が限界にまで近づき、酸素も純酸素を無理やりに吸わせる状態でなければ、維持できない事態にまでなりましたが、その後、少し薬が効いたようで、肺の機能はほんの少し改善しています。
その一方で腎機能は当初よりも悪化し、一時的な透析をしている、といった状況です。
多臓器不全状態のため、ひとつが改善すればひとつが悪化する、そうした状況を繰り返している、以前危機的な状況には変わりない、といったところでしょうか。
しかし、そうして一喜一憂を繰り返しながら、全体として少しでも上向きな方向に向かっていけば、時間はかかっても回復の見込みがないわけではないので、ひとつずつ、根気よくやっていくしかない、と思っています。
当初はHCU入院だったのですが、昨日からICUの広い部屋に移り、面会時間が決まって、付き添いが24時間待機の状態は取れなくなったので、こちらも休みを取るかたちで帰宅。こうして近況報告をする時間が取れています。
まだ突然のことで、何がなんだか…
文章もめちゃくちゃな状態です
栄養と休養をしっかりととって、こちらがばてることのないようにしながら、本人とともに、家族全員で、今できることをがんばっていきたいと思います。
肝炎患者は、全国に300万以上ともいわれていますが、肝炎キャリアはこのように感染症にかかった場合、一般の人のように、感染がその部分のみにおさまらず、今回のうちの事例のように、多臓器にその悪影響が及ぶということが多いのだそうです。
私も今回はじめてそのことを知ったのですが、あまり知られていないことだと思うので、全国の肝炎患者の方、およびその家族の方、そういうこともあるのだと頭において、注意していただきたいと思います。
今年は本当にとんだクリスマスで、世間のクリスマスの賑わいがどこか遠くのことのような、何も変わらない日常が、すごく不自然に感じられてしまう、そんな気分がしています。
いろいろなことが起きて、まだ頭も混乱しているせいでしょうね。
それでもこうして文章にすると、こちらの頭も少し整理されたような気がします。
また時間が取れたら更新します。
それでは