cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

わけあり。*サーモンのマリネグリーンソース豆苗ソテーと*

2009-09-05 | Weblog
こんばんは☆
えっと、今日は、前々から言おうかどうしようか、
言うべきか言うべきでないか迷っていたことなのですが、
せっかくこういう場なので、おそらく多々異論があることは承知で書かせていただくことにします。

それは“わけあり商品”のブームのこと。
不況やものを無駄にしない精神、これもエコですか?…か何か知りませんが、
それらとも相まって、通常製品より安く、規格外のものを、
というのがどこでもここでも大ブーム。
「わけあり」とつければ注目され、置いているところのほうが感じの良いように、
野菜などに関しては、本来そういうものができて当たり前なのだから、それのほうが安全安心、
そうしたものを扱うところのほうが信頼、評価できる…
的なところまで来ている様子。
でも、正直、これって本当にそうなのか、
こんなにブームにして、迎合していいものなのか、
個人的にはいささか腑に落ちない部分を残しているんです。

ここからは個人的な言い分として、そういう意見もあるのか、と聞いていただければよいのですが、
わけあり商品は品質はなんら変わらない、まったく同じ~、
とみなが味見などをして、口をそろえていいますよね。
だけど、私から言えばそんなはずは絶対にない。
まず、見た目は重要な品質、形質のひとつ。
まっすぐでなければできない盛り付け、できない料理が存在する。
それが必要な時、満たしていない「わけあり」では困るんです。
さらに、見た目が違えば空気に触れる面積が違う、中の水分量が違う、歪みが発生していればその部分の質が若干なりとも違う…
むろん正規品であっても、それぞれ自然のものですから個体差は存在し、その状態を見つつ料理することが必要となるわけですが、
それでも、わけあり品よりは考えられる範囲内、対応できる範囲内に収まることがほとんど。
だけど、わけあり品となると、そうはいかないような場合も多い。
そうなると、やっぱりもはや同じではないわけです。
「同じ」と言える人にはそうなのかもしれない、
だけど「同じ」ではないと思う人間もいる、
実際困る人間もいる、
そのことはまず理解していただきたいんです。

このように言うと、
「じゃ、そういう人は元通り、正規のものを、
わけあり品として売られているものを避けて買い物すればいいんじゃない?」
と思われるかと思います。
たしかに、自分ごとに限定すれば、対処法としてはそれで事足りるわけで、そうします。
ただ、
ただ、やはり思いとしては、ですね、、、
基本的に、私はその生産に従事するプロが製品として生み出したもの、
そういう目で商品を見て、それに対価としてお金を払わせていただいている、
そのプロの仕事に対する評価、理念にお金を出している、
そういうところが大いにあるんですね。
なので、頭から“わけあり”と自ら称してしまうものを、プロであるはずの人たちが同列に並べて販売する、
値段に差をつけるとはいえ、自らが手がけた商品として同じ場に並べてしまう、
その意識に対して、
「それでいいのか?
と、大いに納得しきれない気持ちをもってしまうんです。

たとえば、納得のいかない作品を、予定はこのくらいだったけど、ま、このできだから半額でいいよ、とか言って、安売りする芸術家がいるでしょうか?
失敗した演奏を録音して、成功した完成品バージョンのものより割安と売る音楽家がいるでしょうか?
B反ならば、B反としての市場に出るのであって、それはきちんと区別され、同列には、同じ場所には決して売りに出されない。

わけありと称される理由がないがしか存在するのなら、
やはりそれは同じ場で売るべきではないのではないか、と。
思うわけです。
もちろん売りたい人がいて、買いたい人がいる。
それを無駄にすることはありません。
その市場が成立すべきだと思います。
だけど、プロ意識高く、良質なものを、自分が納得のいくものを厳選して、売りに出している人が、
それを求めようとする人が、
その流れの中にもまれて、市場の場を失い、バカを見るのでは全体の質が下がっていくばかり。
求める人は求める人で、外に求めるしかない、とか、そういう判断にしか行きつくしかなく、
結果国内の生産分野の地位は上がることを知らず、
成長もなく、
技術の発展もなく、
ただ安ければ、違いが分からなければ、
売ったもん勝ち、儲ければよし、あとは知らん、
になってしまいます。

いろんな問題をいっしょくたにしたり、むやみに援用するのも危険です。
安全性の問題にしても、
もったいないの精神やエコにしても、
「わけあり」とは重なり合うところもないとは言わないけれど、別次元のところも多く残します。
きちんと分離して考える視点をもたないと、どの問題も解決しない、
結局ふわっとした理解、なんとなく、
こっちがいいんじゃない?これで大丈夫よ、
そんなものに終わってしまい、
開けてみれば、だまされた、もはや遅かった、
なんてことにもなりかねません。

「わけあり商品」はやはり「わけあり品」として、
それなりの市場で、
分離された専用の場所で、
その“わけあり”とされる理由を明確にし、情報を開示して、その上での納得をもって販売すべき、
売買が成立すべきなのだと思います。

とにかく今、「わけあり」が売れる、
勝ちのキーワード、みたいになってしまっていて、
わざと「わけあり」をつくるなどという話も耳にします。
生産界、本当に将来を見据えてそれでいいのか?
たしかに苦しい今の時代、消費する側も生産する側も、そういうぬるい方向へどどっと流れるのも分からないではないのですが、
そこでこそ頑張るところを、
本当のプロを評価できるかどうか、
社会が守り、育てられるかどうか…

未来は大きく違ってくるようにも思います。

大顔をするブーム、
ちょっと一歩ひいて考えても見てほしい、
そんな思いを込めて、拙論承知で述べさせていただきました。
お付き合いくださってありがとうございます<(_ _)>


今日のレシピです

・サーモンのマリネグリーンソース 豆苗のバターソテーとともに …①
・きゅうりとアスパラガスの蜂蜜ヨーグルトサラダ …②
・南瓜とレンコンのチーズ入りアーモンドボール …③


①の作り方



1 サーモンは塩と砂糖をすりこんで一晩以上置く
2 余分な塩は洗い落とし、水分をよくとってスライスする
3 バジル、オリーブオイル、松の実、にんにく、オリーブオイルをペースト状にしたものをソースとする
4 豆苗は適当な長さに切り、塩こしょうでソテーする
5 さっと炒めたら、バター少々を落とし香りをつける
6 2と5を盛りつけ、3のソースを散らして出来上がり


②の作り方



1 アスパラガスは短め、2、3センチに切って、レンジで蒸す
2 きゅうりは適当な角切りにする
3 軽く水切りをしたヨーグルトとすりおろしたニンニク、塩、胡椒、蜂蜜を合わせ、オリーブオイルを加える
4 1,2を3で和える
5 盛り付けてよく冷やす


③の作り方



1 レンコンは半量をすりおろし、残りは細かく刻む
2 1に火を入れる(レンジで蒸すか、鍋でかき混ぜながら火を通す)
3 南瓜を蒸してマッシュする
4 2と3を合わせ、塩こしょうをする
5 4を手に取り、中央に角切りのモツァレラチーズを入れて、ボール状に丸める
6 小麦粉と水をかために溶いたものにからませ、アーモンドスライスを表面全体につける
7 油で揚げる
8 しっかりと油を切って、レタスを添え、盛り付ける


こちらクリックで応援いただけるとうれしいです

ブログランキング・にほんブログ村へ

ファイブスタイル ブログランキング


コメントも大歓迎
お気軽にお寄せくださいね
それでは☆

渋皮栗のパフェ☆

2009-09-05 | スイーツ
ひさびさ、今回は本当に通常モードのコンビニスイーツから、のシリーズです♪
渋皮栗のパフェ、
ローソンさんで購入の商品になります。
価格は285円。
パフェタイプにしてはかなりお安いですね。
大きさもそんなに小さいということもなく、それなりの通常サイズ。
これで味がgoodなら、かなりがんばった商品、といえそうです。

栗ですか~。
やっぱりこういう商品が並び始めると、9月。
秋を感じますね。
夏にも「夏のモンブラン」が発売されていましたけど、
こうして渋皮煮の栗がトッピングされると、一気に秋気分いっぱい
食欲の秋ですし(*^ω^)
いいですね♪

ではでは、味見といってみましょう。

トッピングは先にも書いた渋皮煮の栗。
半分にカットされているところが、おっとぉですけど(笑)
個人的にはまるまる一個は甘すぎて辛い、
実はそんなに栗好きでもない(^_^;)
なので、案外ちょうどいいサイズだったリはします。
もうちょっと苦味とか、甘さ控えめ、深い味わい、が実現されるとうれしいところですが、
コンビニスイーツにはそこまでは要求するほうが「?」ですかね
それなり、の味です。
ちょっとこう、ブランデーっぽい風味とか、
プラスしたものも出てくるとうれしいなぁ…なんて、個人的には感じます。

デコレーションされた白い部分はホイップクリーム。
やわらかい、さっぱりした感じのクリームです。

絞り出されたモンブランクリームは、ちょっと和風味。
栗餡に近い感じで…
かなり強い甘味です。
もうすこし、マロンペースト的な味のほうが嬉しいけど…
こんなものといえばこんなもの、と思えなくもない、
可もなし不可もなし、という感じでしょうか。

このトッピング下の白い層の部分は、クリームかと思いましたが、
食べてみると、ミルクムース。
それなりのなめらかさもありますが、ちょっとぷるんとした、
やっぱりクリームではなく、ゼラチンの入った感じの層になっています。
ちょっと甘さでごまかしてるかなぁ…
栗の風味を支える、引き立たせるミルク感が、できるなら欲しい気もします。

その下はチョコソースが少し入っていますね。
これは新鮮♪
ミルクムースのちょっと安っぽい感じも、この風味で少し緩和されます。

中からココアスポンジも出てきました。
ふわふわ、あっさり目のココアスポンジです。
ここで少し口もさっぱりと…。

次にくる層はマロンムース。
ここは上のマロンクリームに比べて、少し洋風な仕上がり。
こちらのほうが個人的には好きな風味です。
口どけもやわらかくまろやかで、クリーム的なムース。
スポンジ層がけっこう場所を取っていて、外からの見た目に比べるとこのクリームムースは実は少なめ、
というのがちょっと悲しいと感じられるくらい、
この層としては、それなり美味しいモノになっていると感じました。

この層と続けてホイップクリームが少々。
こちらもわりとさっぱり目のクリームで、少し温度が上がってくるとゆるんでくる、溶けてしまうような感じです。
比較的お値段安めのタイプに、このタイプのクリーム、が多いような…
そこが、そのお値段理由、とつながってくるところなのかもしれないですね。
ダメではないけど…
う~~ん…
ちょっとやっぱり改善してほしいかな、の思いも残るクリームのように私は思います。

もう一度同じココアスポンジの角切りがあって、一番下の部分にはココアクランチが入っています。
このブラックココアのクランチが、クランチというだけの歯ごたえとかがあるわけではないのだけれど、
風味はなかなか
ここまでの甘~~い感じを引き締めてくれる、
それでいてコクも高めてくれる、
クッキークリームのブラックココアクッキーの風味、
オレオのビス風味、
そういう感じの風味で、
チョコソースやクリーム、ムースのミルク感、マロンの甘さ、
それぞれと合っている、目立たないけれど、いい役果たしてる☆
そんな感じのクランチでした。
最後にこれが出てきてくれたのはちょっとうれしかったかな?

全体的に注文をつけるポイントはたしかにありつつ、ですが、
この価格でこの満足感、
秋らしいパフェ、見た目の楽しさ、複数層の楽しみ、
複合的に考えると、やっぱり頑張ってるかも
なかなかにお買い得で美味しいコンビニスイーツ、といえると思います♪


こちら、ポチっと応援いただけるとうれしいです☆

ブログランキング・にほんブログ村へ

ファイブスタイル ブログランキング