魂のロードマップはあなたの中にあります

本当は毎日生まれ変わっているのが私たち
いつだって限りない可能性の光が満ち溢れている

誰も間違っていない

2021年01月06日 | 目覚め
「私のことをわかってほしい」
「私のことを理解してほしい」
近い関係であればあるほどそう思う。

その結果、相手の言動によっては
「なんでわかってくれないの」
「どうして理解してくれないの」
とついつい感情的になりがち。


でも、よくよく見ていくと…。
この「わかってほしい」とか「理解してほしい」って。
言い方を変えると、私と「同じ」であってほしいという気持ちでしかない。
(心の安全地帯となる人が必要ないということではありません)

何が「同じ」であってほしいかと言うと。
私と「同じ考え方」で「同じ価値観」であってほしいということ。
これが近しい間柄だと、気づかないうちに「あるべき」になってしまう。


人はそれぞれ考え方や価値観が違うと頭でわかっていても…。
その違いを実際素直に受け入れられるかと言うと難しい。

相手とやり取りする中で自分とは違う…というだけで、
まるで存在そのものを否定されてしまったかのように感じてしまう。
そして「あなたは間違っている」と相手を責める。

また相手に対して「私と同じであるべき」と思っていると、
今度は自分も相手の何もかもを受け入れなければならない。
それが出来なければ私は駄目な人間なんだ…となってしまう。
そして「私が間違っている」と自分を責める。


相手を責める、もしくは自分を責める。
その時に出てくる罪悪感や嫌悪感を誤魔化す為に、言い訳を並べ立てる。


このループを断ち切る為には?
相手とコミュニケーションを図るしかないと思う。

とは言え、その時の状況もある。
相手から物理的に「離れる」ということを選択したほうがいい場合もあるので、一概には言えない。
なので、コミュニケーションが全てとは思わない。


でも、相手とコミュニケーションを図る前にもっと大事なことがある。


それが、自分自身との対話。
これ…ただ掘りさえすればいいのかというとそうではない。
見当違いのところを延々と掘り続けても、さらに道に迷う。


自分が何をどう感じているのか。

本当は、どうしたかったのか。

そして、これからどうしたいのか。


ここが自覚できないと、次へは進めない。
でも、それすら曖昧な言葉で覆い隠すことに慣れている。
なので、なかなか気づくことが出来ない。


一人であれこれ思い悩んでも、無意識に偏った思考を客観的に見るのは難しい。
さらに、(他人の目から見た)正解なのか不正解なのか。
「無い」答えを探そうとするのでいつまで経っても決断する勇気が出ない。


だから現状が変わらない。


誰だって相手を責めたり、自分を責めたりしたくない。
愛と平和の世界を体験したい。
ならば、自分の心の声に耳を傾けてほしい。


「時間」は大切なあなたの「命」なのだから。